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ポドゴリツァ モンテネグロの首都ポドゴリツァの中央駅。この悪人顔のおっさんは大統領のミロ・ドゥカノヴィッツ。同じポスターがいたるところに張ってあった。 |
コトール 中世の城壁に囲まれた港町で、南欧最大のフィヨルドの最奥に位置する。アドリア海に面した海沿いはいくつものフィヨルドによってかなり入り組んだ海岸線が形成されている。海側からも山側からも攻めにくい要害の地で、さすがのオスマントルコ軍もこの地だけは攻略できなかったらしい。 |
お前らいいかげんにしやがれ!
コソボのプリツレンから長距離バスに乗ってモンテネグロに入国。 モンテネグロとは「黒い山」という意味で、現地のセルビア語ではツルナ・ゴーラと言う。 その名の通り黒々とした山ばかりの景色を眺めながら首都のポドゴリツァに向かう。 途中でふと気が付くと、バスは美しい渓谷沿いの道を走っていた。 深い谷が数キロに渡って続き谷底には澄んだ水が流れていた。
ポドゴリツァに着いた頃はもう夕方だったんだけど、この町には安宿がなく見所もなさそうだったので、一気にコトールまで行ってしまうことにした。 ポドゴリツァからさらに数時間かけてようやくコトールに辿り着いた頃には日も暮れて真っ暗になっていた。 残念ながらバスターミナル付近に安宿はなさそうだ。 城壁内の旧市街まで歩き宿を探すことに。 ところが街中は暗く静まり返っている。 地図もないまま迷路のように入り組んだ旧市街の中で手探りで宿探し。 どうにか数軒見つけたものの、どの宿もかなり高め。 「しょうがない、今日は野宿かなぁ」と諦めて寝床を探そうとしていたら、しばらくしてホテルの兄ちゃんが追いかけて来て、こちらの言い値(ダブル15ユーロ)で泊めてくれることに。 助かった〜。
コトールの町には2泊滞在。 その間何事もなく楽しく過ごせていたらモンテネグロの印象もよかったんだけど、これがまたイライラしっぱなしの連続だった。 理由は「SARS」。 もうどこへ行ってもなにかにつけサーズ呼ばわりされまくる。 アルバニアやマケドニアやコソボもかなりひどかったんだけど、気にせず気軽に話しかけてくるヤツの方が多かったし、その頃はまだ笑って済ませられた。 それがここへきて極端に悪化してきた。 ただ道を歩いているだけで「おい、あいつサーズだぜ」などとひそひそ話しているのが聞こえてくるし、中にはあからさまに「ヘイ、サーズ!」と大声でからかってくる連中もいる。 スーパーで買った水を袋に入れて持ち歩いていたら、それを指差して「おい、それは何だ?サーズか?」などとニタニタしながら聞いてくるヤツもいれば、すれ違いざまにこっちの顔を見た瞬間、わざとらしくシャツの裾で口をふさいで顔をそむけるヤツさえいた。 ふざけるなである。 もうブチ切れ寸前で、だれかれかまわず蹴倒してやろうかという気になりつつあったが、何とか自重してモンテネグロを後にすることに。
その後、クロアチアとの国境へ向かうバスの中で出会った中国系アメリカ人の女の子にその話をしてみた。 一人旅の若い子で、きっと俺らと同じようにサーズがらみでさぞかし辛い思いをしたことだろうと聞いてみると「え?全然そんなことなかったわよ」という答え。 ほえ?ヤツらは東洋人ならだれかれかまわずからかっていたんじゃなかったのか? 「私が女だからかもしれないわね」 ・・・ふむ。 するとツレが「そう言えば私も一人で歩いていた時はそんなに言われなかったような気がする」と言い出した。 ってことは、からかわれてたのは俺だけってことなのか? モンテネグロ人は変なところでフェミニストなのか? うーん、いまいち腑に落ちない。 残念ながらそれから今までモンテネグロを旅したことのある人には出会っていない。 どなたか行ったことのある方いませんか? あなたのサーズがらみの体験談を募集します! 宛先はy_masa1973@hotmail.comまたはこのホームページの掲示板までよろしく!
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モンテネグロの国章 双頭の鷲 |
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