Oizumi's Photo Gallery




山と花の写真集



雑記帖

白馬岳
暑い八月に白馬駅よりバスに乗り、栂池へ、気分の良い山道を大勢の登山者の後に付き
歩き出す。すがすがしい空気と高山植物に迎えられ楽しく歩く。景色を満喫しながら
白馬大池へ昼食をとり三国境へ、行く手に白馬岳が私達を迎えてくれる。今日のテント場も
近い。白馬の頂上で大休止。長かった道のりを思い感無量である。山頂の方位盤の台座を
見るといつも新田次郎の小説”強力伝”を思い出します。ところで、今は白馬を”はくば”と
言うようになってますが本来は田を耕す代馬の意味でしょうから”しろうま岳”と呼んで
もらいたいですね。”はくば”なんて響きが悪いですね。こんな事を思うのは私だけでしょうか?
  

ザラ峠
太郎平より薬師岳へ向かう。先年は薬師沢へ下り雲の平で遊び鷲羽岳、双六をへて新穂高温泉へ
下った。楽しい山行だった。北アルプスの最深部を漫歩すべく山友達とやってきた。遠くから見ると
雄大な薬師岳、やはり暑いさなか、かなりの苦行をしいられる山でした。でも、スゴの小屋へ着き
のんびりさせてもらい、それは良い気分なものでした。小屋の食事もこんな山の中でと思わせる
美味しい食事でもてなされ、一杯も手伝ってぐっすり休む。明日はザラ峠です。ザラ峠といえば
戦国武将 佐々成正の厳冬期のザラ峠越えの話に歴史好きの私にはたまりません。この奥深い山を
真冬に佐々成正は今みたいにゴアテックスの防寒具などない時代にどうして、こんな所を雪を
かき分け徳川家康に応援を求め峠をこえられたのか、峠を見渡せる高見からながめて昔に思いを
はせました。あの峠を見るに今の装備でも困難ではないかと感じました。小説やドラマでも
夢を膨らませてくれますのでよけいに昔の事に心踊らせられる感じです。


写真 大泉 次郎 JA1CXB
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