知ってるようで知らない ja1cvf 1005 |
先日友人から面白いモノがあると云われ、待ち合わせ場所の秋葉原まで出掛けて「面白いモノ」を見に行ってきました。 それがこの「プラニメータ・planimeter」です。それもアナログ式 結局、私はチャッカリとそれを貰って来ちゃいました。 |
プラニメータの原理は図形を小さな3角形に分割しそれを合成しながら実質的に等価の図形の面積を計測するモノです。 その方式には色々あるのですがこれを初めて見た私には他のモノを使ったことがないので詳細は説明できません。 それではあまりにも無愛想なので右側・四角形の面積を求めてみます。 方眼紙のメモリを使って面積を計算してみましょう。(太線の1メモリは1cm) これと同じ面積をプラニメータで測ってみます。 最初に取り出すのはこのユニットです。 ノギスなどの複尺と同じです。 カーソルの中央に○マークがありさらにその中央に・マークがあります。(写真ではよく見えません) 支点Pを決める竿を嵌めます計測部のすぐ脇の穴にボールジョイントを入れます。 |
カーソルを所定の位置(手書き図面のaに相当する位置)に合わせ計測部右下のレバーを押してメモリをゼロにします。 基準点aからbcdと右回りにカーソルを移動させ再びカーソルがaに戻ったところで計測部のメモリを読み取ります。
さて、ここで出てきた149.2と云う数値はこのチャートにある1:1の縮尺(実際には1:1000を使用)の場合の数値です。
これは計測部裏側の写真です。メモリを刻んだリングの横に測定用リング(写真では左側)があります。
こんな小さなケースに入っています。最近は同様の機能を持ったデジタル式が市販されていますお値段はかなりのモノです。 |