マダガスカルを訪ねて

18th~28th Sep. 2004 

 


アフリカの東に位置する絶海の孤島。
とは云っても日本の1.5倍くらいある大きなお芋のような形の島です。
1億年くらい昔、地球の活動期にアフリカ大陸から分離し
独自の進化をした動植物が生息しています。

パッケージツアーで9月18日早朝の出発です。

 早朝と云っても午前1時。家を出るのは17日の夕方です。関空からの出発なのでちょっと大変です。
羽田で関空行きに乗り込み、いよいよ旅の始まりです。バンコックで乗り継ぎマダガスカルへ。
バンコック空港は広くて免税店がこれでもかと軒を連ねています。
これに引き換え日本の空港の免税店はあまりにもお粗末。なんと云ったらよいのか?マークをつけるだけです。 お土産の好きな日本の空港が世界一お粗末な空港です。 夕方、目的地マダガスカルの首都アンタナナリヴ(antananarivo)の空港へ降り立ちました。 家を出てからおよそ30時間。日本との時差は遅れ6時間。 タラップを降り歩いてターミナルビルへ向かいます。


ワオキツネザルが木の実を食べています。
人が寄ってもよほど近づかない限り逃げません。
めずらしい動物・特に猿が多いようです。

これから待っているのどかな景色の始まりです。
簡単な入国審査の後出迎えの車でホテルへ向かいます。大地は真っ赤なレンガ色、異境の地に降り立ったことを感じます。 珍しい動物のいる地域への移動はほとんど空路に頼ります。それも小さな飛行機で!
そのためアンタナナリヴへ行ったり来たりの連続です。
南部のベレンティ保護区、南西部のムロンダバ、南東部のペリネ保護区などを訪問してきました。いずれも小型飛行機と車の乗り継ぎです。 大きな産業やホテルはフランス人が、立派な商店の多くはインド人が、小さなお店だけがマダガスカル人の経営と云うことです。 田舎の方へ行くとその生活はおおらかでのんびりしていますが観光客だけが車で走り回りせかせかしています。
土地の人はほとんどの人が歩いて移動します。もちろん荷物は頭の上です。1日に50kmも歩く人がいるようです。
稲作は盛んです。刈り取りをしているところもあれば田植えをしているところもあります。年に3回くらい採れるかも知れません。でも毎日お米を食べられない人が多いと云ってました。


バンコックの空港は土産店が沢山あってとても賑やかです。


食虫植物の”ウツボガズラ”


露店の果物売りが数多く出ています。


観光客を見つけるとカメレオンを見せに子供がやってきます。
これは小遣い稼ぎです。

 

圧巻は何とも愉快で有名なバオバブの木です。
あまりにも有名で、この写真”私が撮りました”と断り書きを入れないと勘違いされそうなほどよく見かけるシーンです。

 


ベロージファカは沢山いるのですが安全な木の上からなかなか降りてきません。1頭が降りると続いてみんな降りてきます。そしてお得意の横飛びで走ります。


安全な森の中では木の上を飛んでいきます。木の無いところでは横飛びです。

この花の中に何かいます。判りますか?画面の中央にいますよ!。

この木にも何か隠れています。私は3匹見つけましたがもっといるかも知れません。

この橋は怖いです。定員2名と書いてありました。

木の枝につかまらないと歩けないところ、こんな吊り橋、等々、現地のガイドはビーチサンダルみたいなモノで軽快に走って動物を探してくれます。”こっちにいる”と云われてそこまで行くのが大変。見失ったら外に出られないかも知れません。

何時間もこのスタイルで時には昼寝もします。

ワオキツネザルは道路でくつろいでいます。

この鳥はなんて云ったか翼の先が分かれています。

マダガスカルに沢山いる陸亀。
ホシガメです。

こちらは失礼しました。
OO亀です。ごめんなさい!

カメレオンはいろんな種類がいます。大きい(30cmくらい)のから小さい(10cmくらい)モノまで。色もいろいろ・もしかしたら保護色で変色するのかも知れません。

 


町の景色や生活も特色があります。
チョット覗いてみました。


露店の炭売りの家族。バスの運転手が炭を買ったら家族総出でご挨拶!


長距離タクシ(バスとは違うらしい)後から乗ってドアは自分で閉める。ドアが開いてても走り出します。


リンタクです。2人くらい乗れそうです。


新築中の家。後は屋根に草を載せれば完成です。全行程2日程度と云ってますがもっと掛りそう。何せのんびり、のんびり。


磁界ループアンテナ!ではなくてテレビ(FM)用?のアンテナ。自転車のリムです。


ドラム缶を開いて作ったコンロ。


露店の洋裁店。ミシンは手回し式。


これは高級”大八車” 模様が入っています。


海から揚がった魚を運ぶのも頭の上に載せます。滑って落ちることは無いようです。


牛が草を食べてる間にチョット汗を流します。お姉さんごめんなさい!


船の帰りを待つために作った日陰に入れて貰いました。ほとんどの子供は”丸裸”


待ちかねた船が戻ってきました。女将さんが仕切ってみんなに少しずつ分けていました。残りは頭に載せて運んでいきました。


市場の魚屋さん。日の当たるところに平気で並べています。真っ白く(と云いたいが大分黒くなっている)塩吹いた干物もありました。


夕方になると若者が集まって歌を唄い踊っていました。


写真では判りにくいですが看板には”BAR”と書いてあります。土地の人が来るとは思えない!


同じ通りに一際艶やかな”NIGHT CLUB”がありました。チョット行ってみたかった。

 

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