ケニアの旅 ”寒がりのマサイたち” 8th~18th Sep. 2005 |
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旅の始まりは、羽田から出発です。関空、ドバイと乗り継ぎナイロビまで行きます。 乗り継ぎが多いので厄介です。
ケニアと云えば山川惣治さんの”少年ケニヤ”です。
最近は映画にもなっているようですが思い出すのはむかし産経新聞に連載された漫画だったか小説だったか、
内容もほとんど覚えていません。そんな子供時代の思い出がとても親しみを感じさせます。
首都ナイロビは海に近いせいか蒸し暑く交通渋滞が激しい大都市です。
車の排気ガスの臭いが町を包み込んでいます。急速な発展が招いた災いでしょうか!早くナイロビを離れたいです。
マサイマラには何もありません。広大な草原だけが目に入ります。
動物たちは群れ毎に自分たちのテリトリーを持っているようです。 湿地帯を含む大原野です。4駆のサファリカーで動物を求め走り回ります。 時にはさすがの4駆も湿地帯の窪みにはまって身動きならなくなります。 前に、後ろに車を揺らして脱出した時にはあらぬ方向を向くこともあります。
我々の乗っているサファリカーは動物を見るだけですが昔は鉄砲を持って追いかけたのでしょう。
野生の動物は毛並みが綺麗です。
同行の仲間が云ってました。
”シマウマのおしりを触ってみたい”と。
神様はホントに素晴らしい模様をそれぞれの動物に与えたモノです。
中にはチョット気の毒な動物も居ないとは云えませんが。
マサイマラの大原野を走り回っても茂みの向こうにはまた原野が拡がります。
果てしない大原野に大きなバルーンがポッカリ浮かんでいます。この原野を空から見たらさぞかし楽しいでしょう。 マサイマラは赤道直下なのに思いの外寒いところです。 |
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アンボセリと云う言葉はスワヒリ語で”埃”のことだと聞いていました。 ホテルに到着した時にはその本当の意味が解っていませんでした。
サファリカーでホテルを出発。気が付くと砂漠のど真ん中。
いたるところ埃だらけです。 実はこの砂漠は乾期の間だけなんです。
雨期になると巨大な湖になります。それも塩水湖だと云うのです。
砂漠のはずれに小さな湖があります。もちろん動物が集まっております。 その一角にマサイの集落がありました。マサイ族は伝統的な生活を守っています。 写真を撮ることを嫌い、独自の生活をしています。 そんなマサイも観光のため生活を見せてくれる部族もあります。
これも生活(お金)のためなんでしょう。ピョンピョンと高く飛び上がる歓迎のダンスで迎えてくれました。
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ホテルの裏に専用の船着き場があります。 少し雨が降り出しました。 雨をおして水辺に集まる動物たちをボートから見ようとナイバジャ湖クルーズに出かけました。キリンやシマウマ、インパラそしてカバに出会いました。
ホテルの庭に餌場があります。
今日はナクル湖へ行きます。ナクル湖は、あのピンク色のフラミンゴの楽園です。湖がピンク色に染まると聞いています。
水があるところには他の動物も集まります。 アフリカハゲコウもじっとハネを広げています。 何時間も動かないハシビロコウほどではありませんがこの鳥もなかなか動きません。
滅多に見られないシロサイも青々とした草を食べています。 草食とは云えこんなに近づくと恐怖を感じます。 ケニアは赤道直下の国です。高地にいるので暑さを忘れてますが日射は強いです。
道路脇に”あなたは今赤道の上にいる”と書かれた看板があります。
チョット寄ってみると桶に入れた水を穴から落として右に回るか左に回るか実験をしてくれます。
そうですコリオリの法則の実験です
。赤道を挟んでその向きがチャンと変わります。(見やすいようにマッチ棒が入ってました) おうちのお風呂の排水はどちらに回るでしょうか?何回かやると反対に回る時があります。お試しください!配管の構造などで回りやすい方向があります。
楽しかったケニアの旅も終わりです。 |
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