HAMのための  工作教室

もの作りの原点・道具や材料について考えます。

 

間違いだらけ! の工作教室

間違った使い方ですが自分の責任で

 

こんなことしてませんか?
でもわたしは
こんな使い方否定はしません!

【道具が無いときどうする?】

仕事が先に進みませんね!どうします。あきらめて止めてしまいますか?
いろいろ方法はあります。道具を買ってくる、借りてくる、工夫して何とか収める。
買ってくれば後で役に立つし最善の方法ですがお金が掛かります。借りてくるのは感心しません。 プロの間では禁物です。工夫して何とか収めるのがお勧めです。

買うといっても何でも買える訳ではありません。ぴったりの道具が無いこともあります。
工夫して収めるというのはよく云えば応用力があるといえるが、時として間違った使いかだで道具が壊れたり、 危険な場合もあります。こう云うことを書くと後が怖いです。作業現場ではもっと凄いことをやってる人もいます。 そして取り返しのつかない事故になることもあります。

【Point!】
間違った使い方は危険ですが分かって使うときがあってもいいと思います。

★☆ノギスをデバイダ−代わりにするときは片側だけ尖らせる。 削ってない方を板金の縁に掛け横に移動すれば平行線が引けます。帯板の板取に重宝します。職人さんの間でも結構やってるようです。

★☆イラストは'85-7モービルハム掲載拙筆”工作の話、道具の話”から引用しています。

(+)ネジを(−)ドライバーでまわす。でも最近は(−)ドライバの方が無いかもしれません。

プライヤでナットを掴んだりまわしたり。次にはスパナが掛からなくなります。

サイズの合うスパナが無くて間にはぎれ板をはさんで回す。大きいサイズでそのまま回すよりまし!

金ノコで木を切る。結構切れますが息も切れます。

(−)ドライバで穴をあけたり、大きくしたり。ドライバがかわいそう。

ドリルであけるとひび割れするのでハンダごてで溶かして穴をあける。きれいにあかないし、 こてに残ったプラスティックかすが悪さしてガスを出したりこてが腐食したり大変。

ドリルをコジッテ穴を大きくする。キリを折らないように。

ノギスの先をケガキ針のように尖らせデバイダ−の代わりにする。ノギスを専用にする勇気があれば (それほど大事ではないが)板取の時には便利。

間違いだらけの作業

《工作教室・表紙へ戻る》

《ホームページ・表紙へ戻る》