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JARLの崩壊と終身会員制度の廃止

【ja1cvf  0110】

もっと書き込みがあるかと思いましたが以外でした。
この件は今更いろいろ提案してももう手遅れでしょう。qtc-japanでもNEWSがあったように理事会決議されました。
しかしよく考えてみれば理不尽なのは云うまでもありません。私の会員証には“会員として以後の会費は免除します”“本性の有効期間は、終身とします”とはっきり書かれています。もっとも最近の物には終身という言葉をぼかすような表現を使っていると聞きました。
この理不尽な理事会決議を実行するなら、解散するか、会長及び全理事の総辞職さらに会員資格停止による損害賠償責任があります。
ところが来年には選挙があります、そして総会です。ということはこの総会で議決されれば何のお咎めもなく実行できると云うことです。
みなさんよく考えて投票してください。
ほとんどの理事は無策の責任を取ることなしにこの選挙に立候補するでしょう。でも私はもし会長が立候補するならその人間性を疑います。
バブル崩壊後の無策な会費値上げがくすぶり続けていた不満に火を付け会員減少を引き起こしたのです。JARLはいつの間にか会員のための仕事をしなくなったのです。
不親切な事務局職員、包括免許推進といいながら全くと言っていいほどなにもしない(これをやると認定料が入らなくなるからと言われて久しい)、何をやったか具体的に何も見せないのです。規制緩和の時代にバンドプランではJARLの指導力低下を法制化で処理し、認定業務はTSSと言う会社に委任されました。複数の業者の中から好きなところでやるならともかく訳の分からないこの会社に高い認定料を払うのです。何でTSSじゃやなければいけないんでしょう。JARLと怪しげな関係があるのかも知れません。JARLはこの会社の詳細内容を会員に知らせる義務があるはずです。お金になる認定業務は離そうとしません。箱物管理を旨としているのです。これではうっかりするとHAMの特権である送信設備の実験研究が出来なくなるかも知れません。安全のために制定された電波防護指針はもう丸2年たつのに未だ暫定版です。どうなっているのでしょう。
来年末には約8000人の終身会員が追い出され(会員資格を失い)ます。再入会する人はどれだけいるでしょうか?これで経費の削減と考えているのでしょうか?それとも会費を払わずうるさいこという厄介者と考えているのでしょうか?今度のHAMフェアは東京で2日間ですこれも経費の削減でしょうか?
会長はじめ理事さんは本当にHAMが好きな人たちばかりと思いますがどうしてHAMの気持ちがわからないのでしょう。HAMフェアの開会には会長がえらそうに花飾りを付けテープカットをします。本来は1番乗りの来場者に会長が感謝の気持ちで挨拶するのが筋でしょう。
終身会員は全会員の約25%、これは大きな力です。すんなり会長はじめ前理事を再任させ総会済ませるか新風を吹き込むかよくお考えください。総会に出席できないときの白紙委任は是非おやめなさい。信頼できる出席者名前を書くか出さないことです。
10年後には事実上終身会員はいなくなります。そのとき迄JARLはあるでしょうか。今のままなら会員減少は加速しても留まることはないでしょう。この方法でJARLを立て直すことは不可能でしょう。もっと根本的な組織改革が必要でしょう。

小さな組織に改変して本当に必要なことは何かを考え直せば再び活力ある日本の”世界に誇れるアマチュア無線連盟”ができるとおもいます。最後にこのような事態を招いたのは会員の無関心さが一番責任が重いと云うことでしょう。


左側の文章はオンラインマガジンQTC-Japanの掲示板QTCラウンジの書き込み”終身会員の扱い” に対する私の意見の原文です。長すぎて拒否されましたのでQTCラウンジには一部省略して書き込んであります。
  【参照:QTC-Japan】
これだけではアマチュア無線をやってない人にはわからないことですが今アマチュア無線の国際的団体”日本アマチュア無線連盟(JARL)”が存亡の危機にあります。
終身会員制度というのは一時金を払って以後の会費を免除する優遇会員制度です。しかしJARLは無策運営の結果平成7年には大幅な会費の値上げを行いました。そのとき既に継続的運営の危機であることを感じ始めていたのでしょう。そのためか終身会員に対する表現に変化が現れました。私自身その変化に気が付きませんでしたが会費の大幅値上げの結果会員の雪崩的減少が起き最悪の財政危機を招くことになったのです。

JARLは永年の無策放漫経営と天下り人事のため会員サービスを忘れ豪遊的理事会を繰り返していたように思います。
HAMフェアも一見華やかに見えましたが出店費用が高く悲鳴を上げる出展者の声にもかかわらず豪華な展示場を使用し主催者が”ニッコリ”している間に次々とスポンサー企業が会場を去っていきました。そのため場違いの企業が参加したり、人の金で運営しているJARLのブースだけが広々として本来の会員が集まるブースは狭くてギュウ詰め状態がだんだんひどくなってきました。
最近は天下り先の一つだったJARLがこの有様では郵政省(現総務省)も相手にせず重要案件もJARLに答申することなしに法改正の結果だけ通達される有様だったようです。
そのためいろいろな申請用紙もJARLで買うことなしに総務省のホームページからダウンロードすれば無料で済むようになり、直接免許申請もできる巾も広がっています。一見便利そうですが今JARLは指導力を失い総務省に対しての発言も無視される状況にあります。
そして今、日本では短波帯が雑音の渦に巻き込まれるような法改正が進みつつあります。これにより日本のアマチュア無線は壊滅するかも知れません。
残念ながらこの状況を改善するにはJARLは何の力もありません。近頃の総務省はJARLを無視し、JARLをアマチュア無線の受益者団体と見てないように思われます。

このような結果を招いたのは平和ボケした会員の無関心さの何者でもないことに気が付き深く反省しているところです。

 

※認定業務と言う表現は現在保証業務という表現なっています。
※私ja1cvfも終身会員です。

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