つぶやき エフさん!
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【ja1cvf 0308】 |
自動車なんて町中をうるさいくらい走り回っているじゃないか! でもチョット考えてください。あなたの町で走ってる車はちゃんと運転する人がいて上手にコントロールされて走っているのです。 決して自動的に走っているわけではありません。馬車が馬の代わりにエンジンを付けて走ってるだけのことです。 いや!馬車は御者が居眠りしたりしてもちゃんと家まで走ってくると云う話を聞きます。それに比べ自動車は・・・遅れてますね! 中学生になってオート3輪やオートバイを初めて運転しました。(参照:ja1cvfとその出会い-3) 小柄な私にとってエンジンを始動するためにキックペダルを踏むことは大変な作業で逆にハネ上げられることも度々です。 晴れて運転免許を取って車に乗れるようになったのはそれからずいぶん時間の経過があります。 私の車に対する感覚は中途半端な商品で”自動車”とは呼べないモノだと云うのが頭のどこかにありました。 私にとってはモービルハム創刊号?に これらの装置は自動化と云っても運転操作とは関係ない補助設備の操作です。 もう一つ”モービルハム誌”の夢物語として”夢のモービルハム”と云う正月特集記事がありました。
複数の筆者が言いたい放題好き勝手なそれこそ夢の話を書き綴ったのです。 私は自動誘導走行には膨大な費用が掛かる地上システムの支援で誘導されることを考えていましたがそんな巨大なシステムでなく
全く別の考えで簡単にやってのけた自動車が現れたのです。強いて云えば道路の白線のみが地上システムといえるでしょう。
各社多少の違いは有りますが車載装置のみで自動誘導走行をしています。 |
車と私の最初の出逢いは手作りの木製トラックのおもちゃでした。
本当の自動車に近づいた”HIDS車” 30年ほど昔に夢見た自動誘導装置搭載車のホンダのアコードワゴン・HIDSに乗る機会に恵まれました。
HIDSとはホンダ インテリジェント ドライバ サポート システムと云われるものです。
発売されて既に半年ほど経っていますからご存じの方も多いと思います。 実際に高速道路で走ってみますと車自体が車線をキープしてハンドル操作をしているのを感じられます。
さらに前の車との間隔をしっかり維持して走行します。 この装置をさらに進化させたものがホンダ・インスパイアに搭載されていると云われています。 新幹線が運転手の居眠り運転で自動停止したのは記憶に新しいことですが、
自動車の場合周りの車や道路状況から単純に自動停止させることは大きな問題があり電車のようには行かないようです。 誘導はカメラやレーダで車線や周りの状況を監視しているのです。
もちろん、まだ完全とは言い難い部分もあり怪しげな挙動がないとは言えません。
状況判断に対するソフトの研究とそのほかの自動化システムの組み合わせででドンドン進化して行くでしょう。 話しは少し外れますが”デットマン装置”と云うのがあります。これは運転手に異常があったときそれを感知して安全側にコントロールするモノですが未だに不完全なモノしか有りません。 いよいよ私の夢物語に現れた車に乗ってドライブできる日が来たのです。 |