クリスタルチェッカ-2
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完成したXtalチェッカ
一見”デジタルテスタ”です。 |
昨年HAMフェア 2005へ行った時お土産に貰ってきたXtalチェッカやディップメータでは1MHz以下の低い周波数のXtalには対応しませんでした。 発信回路はc-mosインバータを使った回路です。これは以前試作したことがあり実績があったからで大きな理由は有りません。カウンタは組み立てキットを見つけて造るつもりでした。ところが最近これがほとんど市場にないことに気がついたのは発信回路の試作が終わってからです。 窮すれば通ず。 |
このテスタはいわゆるポケット型で右側の扉を開けると頃合いのスペースが出現します。 発信回路は蛇の目基板で組み立てます。 |
中身はこんな感じです。この裏側にICのチップが二つほど付いているだけです。最初は電池ケースを付けるつもりが有ったのでチョウツガイが不要と思い壊してしまい、あとから改めて作り直したので完成品は色が違います。
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組み込んでテスト用のXtalを挿してみました。
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こんなモノを創る人はいないでしょうが一応回路図を載せます。 |
発振回路は簡単です。ICは74hcu04です。インバータならどれでも良さそうですが他のタイプでは異常発振など起しやすいので注意が必要です。 テスタは測定端子がフロートになっています。直接グランドに落とせません。簡便な方法でコンデンサで浮かしただけです。 コンデンサの切り替えはデジタルSWを使って20p~1000pになるよう組み合わせます。正確に周波数を合わせる必要はないので手持ちの22.101.201.471.821を使っています。低い周波数はコンデンサの容量が大きくないと発振しないモノがあります。 |