テスタで回転計 ja1cvf 0712 |
|
計測に使ったテスタは周波数が計れる市販品です。 |
フォトリフレクタってどんなもの LEDなどの発光素子とフォトダイオードなどのフォトセンサを組み合わせて光の反射などを検出するセンサです。 モータの軸などに白黒のスジ(検出できれば他の色でも良いです)を付け
それが1分間に何回見えたかを数えれば回転数が分かります。 テスタのカウンタ機能は周波数カウンタでこの場合毎秒の周期を計測します。 |
2007年5月
そのときChappyさんが試作したフォトレフレクタユニットをお持ちになりました。
以前から回転計の話が持ち上がっておりましてセンサ部分は簡単にできてもカウンタを作るのが面倒!
センサユニットを小さい箱に入れ回転計としてまとめてみました。 カウンタはXtalチェッカ2に使ったテスタの周波数カウンタ機能を使います。 試作品は5V仕様ですがちょっと手を加えることにより電池は単3・2本でも可能です。電池脱着のことも考え006pー9Vにしました。
ケースから飛び出した長い棒はボールペンの軸です。
先端部分にフォトレフレクタを嵌め熱収縮チューブで固定しています。ケースの後ろ側・黒い部分は電池ソケットです。 周波数カウンタを回転計として使うためのアイディア 周波数は秒、回転数は分で計測するのが普通です。 |
モータ軸に1回転で60個のパルスを出すように60本の縞模様を貼り付ければよいことに気がつきました。
Chappyさんの造った倍率シート 円盤一回りで60パルスが得られます。直線の方はシャフトに巻き付けて使います。 モータが毎分1000回転なら60倍の60000パルスがカウントされます。
周波数カウンタは1秒間のパルスをカウントしますから分と秒の関係で60で割れば毎分回転数を表示できることになります。
*周波数カウンタによってはゲート時間が1秒でないものがありますがこの関係に影響はなくそのまま表示できます。
フライスのシャフトに貼り付けました。 縞模様はこんないい加減な手書きでもちゃんとカウントします。
|
*使用トランジスタ2SA1015です。回路図に記入するのを忘れました。 |
センサユニットの回路は センサユニットはChappyさんの試作品ですが少し改造してあります。 5Vで使うように造られていましたが電池の関連で9V仕様に変更しました。 ■に囲まれた部分が改造し加えられています。 LEDの電圧降下を利用して5Vを得ていますがこれは結構オバカな方法です。 5Vのツェナダイオードを使えばもっとスマートでしょう。 (ツェナーダイオードが無かったのです) ダイオードの使い方も電圧変動を押さえられない引き算方式です。 もっと考えればセンサ部分の抵抗を変更するだけで済んだはずです。 *電池直列のLEDは電圧調整用の他、電池逆接続保護の目的もあります。 |