サクランボのHigh-back-chair

ja7lgu  0005,ja1cvf 0109

 


岩手の友人 ja7lgu 梅垣さん の力作・・・・珍しいサクランボの木の野生味が生かされています。
*いよいよ完成です! 乾燥に約2年半費やしました*

作者JA7LGUとサクランボの椅子 サクランボの夫婦椅子

 

お祭りの「山車の通行に差し支える・神様に申し訳ない」と切り倒されたサクランボの大木。
堅くて狂いが少なく粘りがある彫刻にもむく桜の木の仲間とは云え一般建材には成り難く捨てられる運命にあった?材を運良く入手。

枝分かれした木の特性を上手に生かした傑作です。背当て付きの椅子を一本の木から作るにはよい材料を見つけることが第一関門です。 木の又を上手に生かしたヒラメキが作品を際だたせています。

同じスタイルでもう一つ。何とも憎らしい「めおと椅子」。

乾燥と最終仕上げにはしばらく時間がかかるでしょう。乾燥とともにひび割れし生まれ出る新たな風格が楽しみです。

ポイント:ワイルドな感触の丸太は荒削りの技を楽しむ作品にぴったりです。 材(丸太)の性質上乾燥とともに割れや狂いが生じますから緻密な作品よりダイナミックな造形に向いていると思います。

 

木の又というくせのある材・乾燥が進んでいっそう趣を醸しだしています。乾燥による色の変化には驚かされます。 座面と背当てに彫刻を入れワックスで仕上げました。 この手の椅子はとても重いので座るときの移動が大変です。ターンテーブルを入れ自由に回転できるようにしていっそう使いやすくなりました。

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