首ながチャックハンドル

ja1cvf  1106

ドリルチャックのハンドルを長くしてみました。

こんなブラシやもっと大きなモノを付けたときハンドルが短いと締めにくいんですよ。
ただし、『
過ぎたるは及ばざるがごとし』 大きなブラシや刃物は危険度も高くなります。十分ご注意下さい。

この延長シャフト製作には工作好きHAM仲間の jr1uhz さんに手助けいただききれいにまとまりました。ありがとうございました。

工具の中で使用頻度が高いボール盤(私の場合はフライス盤を兼用してますが)その刃物を脱着するためのチャックハンドルもう少し長いと使いやすいと思うのは私だけでしょうか。

やはり同じような思いをしている人がいました。
趣味ののほほん木工房のサイトに、長首チャックハンドルと云うタイトルで出ています。
参考にさせていただきました。

チャックに合わせて延長用のシャフトとハンドル用の丸棒を作ります。
シャフトの長さは120mmと140mmです。この長さは材料に合わせて“適当”です。

シャフトにはパイプを使う予定でしたが頃合いの太さが見つかりません。丸棒から加工しなければなりません。友人に話したところ『頃合いの材料がある』と云うことで、実は製作までお願いしてしまいました。
と云うことは、私は組み立てただけです!

写真では見えませんがシャフトにはチャックのハンドルがピッタリ入る穴が開けられています。
小の方は穴径8Φで深さ25mm、大の方は10.5Φで30mm程ですがこの穴加工は旋盤を持たない私にとって結構ハードルが高いのです。
私の愛用X-1と称するオモチャのようなフライスでは機械の懐も能力も十分ではありません。
このような深穴の場合一工夫も二工夫もしなければなりません。

【 ヒント 1 】
材料をチャックに取り付け穴開け用のキリをベースに逆さまに取り付けます。逆転の発想です。
問題点・チャックにこのシャフトが掴めるでしょうか?
私の場小は何とかなりますが大の方は懐が足りません。旋盤があればこんな苦労はありません。

どのように組み立てるかは完成写真を見れば一目瞭然。
チャックハンドルからハンドル部分(横棒)を抜き取ります。
抜けたらシャフトに挿入し回り止めのピンを打ち込みガタがないようにカシメます。
ここにガタがあると使いにくいモノになってしまいます。

ハンドル部分もガタがないようにしっかり固定します。大の方は頭に押しネジを入れました。

【 ヒント 2 】
チャックハンドル本体を6角に削ってボックスレンチで回す方法もありますがチャックハンドル本体と延長シャフトにガタがあると チャックの傘歯ギヤと噛み合わせが悪く使いにくくなります。
友人の手助けでとても使い易いモノが出来ました。
◎  jr1uhzさんに感謝!

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