CANON砲の置物

jr1uhz 0403 

 

jr1uhz 斉藤さんの作品

真鍮の無垢材に桜の台座まで手作りです。

 

旋盤、フライス盤を駆使した作品です。

砲身は真鍮の丸棒を削りだし、台車は真鍮厚板を切り出し研磨しています。

作品をよく見ますと作業工程がわかります。
砲身は2つの部品を旋盤で削りだしていますが、くりぬき、ヤトイ作業、テーパ削り、型バイトによる作業を、台車部分はフライスによる作業として切り出し、平面研削、Rカットなど、組み立てはピン止め、圧入などで仕上げています。

この作品は旋盤やフライスの基礎的な作業工程がほとんど含まれ作業を習熟するため本を読み調べ独学で仕上げた素晴らしいものです。
見逃しがちな台座も家の近くで伐採された桜の丸太をこれまた自分で製材仕上げたものです。もちろん充分な自然乾燥してあります。
縁取りのトリミングは木工用の工具がなかったので金工用フライスで加工しクリアニスで仕上げてあります。

このようなcanon砲製作キットは市販品もありますが敢えて自分に挑戦して創ってみる、このこだわりが”もの造り””創作”の楽しさであり、原点であると信じます。

【サイズ約 125×220×100/砲身155】

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