山毛欅(ぶな)の座卓

ja7lgu & ja1cvf    0005

 


 ja7lgu 梅垣さん のデザインと木取り機械加工。 ja1cvf が組立、塗装仕上げ。
入手が難しい山毛欅(橅)の天板(2枚合わせ)と青森檜葉の脚。

倉庫にいつの頃からか静かに時を過ごしていた山毛欅(橅)の平板。 永い眠りから覚めた材は枯れて狂いの出ない安定した家具に最適な材として甦りました。

山毛欅は木目の美しさ、どっしりした重さ、などから家具に適した材でありながら、製材の難しさ故原木そのものが消滅しかけています。この貴重な材を生かすべく青森檜葉の脚をデザインしました。

脚は約80mmの丸柱・どちらかと言えば単調になりがちな和室に柔らかみと、木の暖かさを生かしています。

塗装は無着色の透明ニスを使用。材の違いによる自然の発色を楽しんでいます。天板は無地基調のシンプルな色使いの和室にひとつのアクセントになるよう塗装前の目止めをせずニスの染み込みによる濃いめの発色としました。

仕上げとしてしっとりした感触を出すためにワックスを掛けています。小さな現代風あるいは今風の和室(6畳)にずっと昔からあるような存在感を感じさせてくれます。

【サイズ約 650×900】

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