これはホームセンタなどでよく見かけるモノですが使いにくいと思うのは私だけでしょうか。
アーバー(軸)と呼ばれる砥石やカッターをボール盤やドリルに取り付ける軸なんですがドリルチャックに掴む部分が細すぎるのです。
これにはそれなりの理由があるのです。
手持ちのフレキシブルシャフトを使うとかリュータ(ルータ)で使うときチャックが大きいと邪魔になるのです。
ボール盤などに付けて使うことは希なんのでしょうか?多分そうなんでしょう。
しかしカッターを手持ちで使うのはとても危険です。
前置きが長くなりました。
砥石等の取り付け部分は1.75,3,3.17,6,6.35mm等いろいろあります。
そして取り付け軸は先ほどお話ししてように小さいチャックに合うように2.4,3.17,6mmわざわざ細くしてあります。(上から1,3,5番)
これをボール盤やフライスで使うときは軸が太い方が数倍も作業性が良くなります。
切削速度を上げられますので軸に掛かる負荷が大きくなって滑りや軸折れが起こることがあります。
3番目の製品は細い部分をすこしカットすれば太いところ(8mm)をチャッキングで来ます。5番目は10mmですが可能です。
しかしこれらはあまり見かけない商品で高いのです。それなら2,4番目の写真を見て下さい。
高ナット(カラー)に止めネジを付けた自作です。
これがすごく具合が良いです。ここにひらめくのにはけっこう時間が掛かりました。
頭が固いですね。だだしインチサイズは入手が難しいかもしれません。
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