焼肉を焼く手段(炭火VSガス火)

焼肉を焼く手段として大きく二つに分けると炭火焼とガス火焼がありますがみなさんはどちらですか?私は断然ガス火!炭火の方がいいって人が結構いますね。炭火だとガンガンに炭に火が入っていないととんでもなく焼くのに時間がかかりいらいらしてしまう。いらちの関西気質の持ち主いかりんは目の前のお肉を今すぐ食べれないのに絶えれないのだ。やっぱり肉はさっと炙ってレアで食べたい。じっくり待つのはどうもあかん。

焼肉の焼き方(一枚づつ焼く派VS一気にどばっと焼く派)

大勢で行くときには何も口出しはしないが、私には焼き方にもこだわりがある。前述に述べたように絶妙な焼加減を好む私としてはどばっと一気に焼いてしまうと美味しいものまで絶妙タイミングでいただくことが不可能になる。焼きすぎてしまったり・・・よく焼肉をしているグループを覗いて見ると誰も手をつけていないカリカリに焼けすぎたお肉がはしっこの方にいたりする。おおおおー勿体無い。と、いうわけで私は一枚づつ私好みの焼き具合に育て上げるのだ。まさしく「一枚入魂」なのである(笑)

焼肉を食べる上でのルール

やはり塩物食べてタレ物を焼くのが基本中の基本である。時々タレ物を食べてから塩物を食べる人がいる。網を変えるならまだしもそのまま続行してしまうのは焼肉ファンとしてはファウルだ

周りのお客のオーダーは耳ダンボで聞くべし!

周りのお客さんがどんなもんを頼んでるか注意して聞いておく。焼肉屋に限らず当たり前の事やけど、良く出るメニューはやっぱり旨いから出るというケースが多い。それにオーダーの肉がその席に運ばれてきた時もどんなもんが(色味とかサシとか外見の良さ)来てるかチェックしておけば自分らが頼むのも失敗が減るやろうし。

焼肉屋に一緒に行く人は重要!
焼肉屋に行き続けて、いろんな人と今まで行って来たが、これほど同伴者にシビアになるもんはないと思う。同伴者ひとつでその日の焼肉が自分にとって有意義な時間になるかどうか大きく左右するのだ・・・(笑)ほんまに焼肉が好きな人と行きたい。においが気になるから煙もうもうは・・・とかにんにくはあかんとか言われるとこっちのテンションが下がってしまう・・・それに話に夢中になって肉をほったらかしにされた状態になるとそっちが気になって楽しむどころかげんなりしてまうのだ。「焼肉屋に一緒に行くカップルは○○○」とゆうたもんやけど、ほんま気心しれてる人とじゃないと気を使って疲れるだけや(疲)これじゃ焼肉を存分に楽しまれへん。焼肉屋に行くって行為は「一緒に行く人と焼肉を通じて幸福を共有するもん」やから価値観が全く違う人と行くのはつらい。パートナー選び次第で一番旨い状態で焼肉食べれるかどうかが決まるのだ・・・。

おしゃべりに夢中で肉を忘れべからず!
時々、宴会とかで来てるお客さんを見ると、おしゃべりに夢中で焼け焦がれたかわいそうな肉が網の上に置き去りにされている光景が・・・。おしゃべりがメインやったらそれこそ居酒屋やダイニングバーに行けばええのにって思うのは私だけ?

お店側とお客の関係は50/50
焼肉って作り手と焼き手の共同作業やと思う。なんぼ店側がええもん出してくれても結局、焼き手のお客さんが中途半端な焼き方したら旨さも半減や!まさに店と客のコラボレーション。店側がごっつう本気勝負の肉持ってきたらこっちも真剣勝負で焼きに徹する。この二つの真剣勝負により生まれる美味快楽の世界、せやから焼肉って奥が深い。ゆうても客は素人やから、最上級の肉を提供する店側は、その肉をこないして食べたら旨いぞ!と教えてくれるのも重要やと思うな。

高くて旨いのは当たり前、結局帰りの会計で納得できるかどうか!
高い金さえ積めば、この世の中なんぼでも旨いもんを食べることは可能、でも私はそんなもん焼肉屋に求めてないねん。結局高かろう、安かろう、会計の時に提示された金額に納得できるかどうかやと思う。「ほんまこんな金額でええのん?」っていう安い店もあるやろうけど「この金額でこんな味わったことのない幸せな気分が味わえるとは・・・」てのもありやと思う。肉自体だけでなくタレも接客も、店の雰囲気とか居心地がええかどうかとか、費用対効果が満足できればそれでええんとちゃうかな?!

なぜ焼肉屋に行くのか?!
肉の質やらどこどこの銘柄牛やら〜など肉自体「ええもん」仕入れてるからこの店は「ええ店」っていうのはちゃうと思う。私が思う「ええ店」って結局、五感で満足できる店やと思うな。「ええ肉」だけでええんやったら極論、自分で買って家で食べればええし、ステーキ屋に行ったらなんぼでもええ銘柄牛は食べれるし、なんの為に焼肉屋に行くの?って思たら、家ででけへん、ここまでの満足を満たすことができへんから焼肉屋に行くんちゃうやろか?!それは肉質だけでなくタレもあるやろうし消費者にはみえへん隠れた店側の努力の仕入れ、下処理、隠し包丁、保存の温度調整とかあと接客対応、雰囲気とかもあるし、もちろん炭とかいろんなもんひっくるめて焼肉屋に行かな味わうことのできない感動を求めてやと思うんやけどな・・・

肉で店を見る
「カルビやロースの並もん」でまず回転のいい肉がどんなもんがでてるか見る。「ハラミ」「タン」は店と肉の卸業者との取引状態がわかってしまう最強の部位。赤みの肉は金さえ積めばええもんを仕入れることができるけどハラミ・タンはじめホルモンは金だけではええもんが仕入れられないらしいのだ。昔からの取引とか金だけで動かないもんらしい。それに超品薄商品やからええもんはいってるところは他にも期待できる。それにハラミは熟成させた方が絶対的に旨い!赤色と白色がくっきりはっきりコントラストが別れてるのは熟成をしっかりしている証拠。「生レバー」は鮮度が落ちたもんは切り口の角が落ちてしまう。切り口の角がしっかりあるもんは鮮度がいい状態やねん。ちゅうことは鮮度を良くするための努力してるわけで冷蔵庫の温度調整にぬかりがないわけだ。「テッチャンの脂付き」はもともと大腸だから汚い話、便がついてるわけやけど便がついてる脂のところをきれいに掃除するよりかその部分を切り落としてしまう方が楽やけど、あえて脂付きでテッチャンを出してる店はきっちり掃除して下処理をしている証。それにホルモンは塩もんやったらのせてた皿に肉がなくなった空になった状態の時汚れてるかどうかで鮮度がわかる。肉を置いていたのにもかかわらず皿がめちゃきれかったらそれは新鮮なホルモンの証拠。焼肉屋の並大抵やない努力をひしひし感じるわ〜