The Kimchi〜究極のサイドメニュー〜

キムチの歴史と語源

昔々、上古時代に満州一帯の地域で農耕生活をするようになった頃に食べ始めた。朝鮮半島で冬を乗り越える為に必要なビタミンと無機質を摂取する為だった。一説としては野菜を塩水に漬けるという意味合いの沈菜のこと「チムチェ」が「ティムチェ」→「ジムチ」→「キムチ」になったという話がある。二説としては中国語で「ハムチェ」「カムチャイ」これも野菜を塩漬けする意味だがこの言葉が韓国語に移る際に変化したとも言われている。朝鮮中期の頃にキムチは単なる塩漬けから唐辛子をいれるようになる。そこからキムチ革命が起こる。

四季キムチとキムジャンキムチ

四季ごとに旬の原材料を漬けこむキムチを四季キムチという。冬場の副食用に初冬にいっぱい作って春になるまで食べるキムチをキムジャンキムチという。

 

キムチの栄養

ビタミン・ミネラルが豊富でアルカリ性の食品、熟成過程で発酵時に乳酸菌ができる。これらが体内の病原菌を抑制する働きがある。肉をたくさん食べ他酸性食品を多用に取ると血液の酸性化で酸中毒症を起こす可能性がある。しかしキムチは酸中毒症を予防するので焼肉とキムチを一緒に食べたほうが良いのだ!

キムチが効く病気

俗に肥満・高血圧・糖尿病・消化器系統・ガン・成人病に効くといわれている。

キムチの種類

ペチュキムチ 白菜キムチのこと。圧倒的な人気と消費量を誇る。
ボッサムキムチ 白菜の葉で薬味を包んで漬けるキムチ。食べやすく韓国では何か祝いごとなどの行事がある際に出される。日本ではなかなか見かけない。煮た豚肉と一緒に楽しむ。
ペッキムチ 白キムチのこと。白菜を少し塩漬けし茎間に大根の千切り・梨や栗・唐辛子・にんにく・しょうが・松の実を入れ漬け込むキムチ
トンチミキムチ 水キムチ。ネギや青唐辛子・梨を入れて漬けたもの。ドンチミともいう
チョンガキムチ 塩辛と海苔を入れた濃厚なキムチ。海老や塩辛などを入れて漬けたもの
ヨルムキムチ 間弘き大根のキムチ
カクトウギ 日本ではカクテキと言われる。大根をサイコロ型に切って漬けこんだキムチ
ナバクキムチ 水キムチ。平切りキムチとも言う。白菜と大根をうす切りし薬味と汁を入れ作るキムチ
カッキムチ からし菜のキムチ
コドルベギキムチ 苦菜のキムチ
オィソバギ 胡瓜に貝を詰めたキムチ
オイキムチ 胡瓜のキムチのこと。短冊切りした胡瓜の中に菜がぎゅうぎゅうに詰まってます。
タンポポキムチ 健康食品として効果有り。タンポポは血をきれいにする。ちょっと苦い
ネギキムチ 小ネギをいわしの塩辛汁につけるキムチ。発汗作用に効果有り
チャンジャ大根 チャンジャ(たらの腸の部分)と大根を混ぜ合わせたキムチ