行け!行け!牛舎
〜いかりん牛舎に行く!〜

但馬牛を見に行く Part1

2004年のX'mas。私は朝6時前に家を出て但馬へ向かった。
但馬に到着後、まずは肉屋さんに立ち寄りいざ上田畜産の牛舎へ。 牛舎の方だから結構怖そうな方が出てくるのかな〜とドキドキしていたが案内してくれたオーナーさんご夫婦はとても感じが良い想像以上に若いご夫婦だった。また奥様がとても綺麗。 ここは繁殖牛がメインということもあり今にも生まれそうな母牛に仔牛がいっぱい。おしとやかな牛がいっぱい。
さすがに繁殖牛ということで人にはなれているみたいであまり牛さん達にジロリと見られることもなく、顔乗り出してベロで舐められることもなく安心して牛舎の中を進むことが出来た。雌牛の繁殖牛は出産の数が角でわかるそうだ。出産をする度に角にわっかができ増えていくのだ。へぇ〜知らなかった。違う牛舎には焼肉になる牛達がいた。なんだかさみしげにこっちを見ている。ドナドナだ。見島牛みたく但馬牛もほぼ純血和牛だそうだ。
身体が小ぶりで仔牛なんて思わず連れて帰りたいぐらい可愛い!一頭茶色の牛がいた。おもわず淡路の三原のおばちゃんに騙された話のコーヒー牛乳でるのか聞いてみたら大ウケしてくれた。
放牧で日焼けだそうだ。
仔牛の中に凄く可愛らしくて愛くるしい仔牛がいた。牛舎の子供達がその仔牛と遊んでいる。「きゃ〜この仔牛可愛いですね」と私もきゃっきゃっ言ってたらオーナーさんに「それ山羊なんです・・・」とボソッと言われる。うぎゃー恥かしい。なんてこったい。

但馬牛を見に行く Part2

上田畜産を後にし、次に向かったのは地元の但馬オンリーの焼肉屋、大門へ食べに行った。
牛を見た後なのに(笑)ホルモンが旨かった。店のおばちゃんにと殺場に行くことを勧められたがまたの機会に行くことにした。焼肉屋のおばちゃんにはクリスマスに牛舎に来る女を奇妙に思ったのか私を女子大生と思っていたらしく「衛生研究所」かなんかに就職するの?と聞かれた。思わず苦笑。すみません私、32歳です(笑)

但馬牛を堪能し満腹で焼肉臭ぷんぷんで次に行ったのが神戸に店がある太田家の太田畜産。ここは食肉牛がいっぱい。去勢牛(雄牛は生まれてすぐ去勢されオカマ牛に・・・)がいっぱい。とにかくでかかった。元雄牛だからかいくら去勢され女にされてもガタイはでかい。
そして牛達は牛舎に私達が入るやいなや一斉に(゜ロ゜)ギョロっとこちらを見ている。見ているというか睨まれてるような・・・(汗)そして牛舎の奥に入っていこうとすると牛達は両側から顔を乗り出し舐めようと狙っている。おおっ〜やはり焼肉臭いのに感づかれたか・・・

さっきの牛舎で見た牛の角のワッカの数で何回出産してるかわかるといったものはオカマちゃんにはあたりまえになく綺麗な鋭い角だった。

とにかく沢山の牛と触れ合い楽しかった。
次は和田山の雄牛の精子取り出し牛舎とと殺場に行きたいな。





















淡路牛を見に行く ホルスタイン編

最近の話ではないのだが、私は淡路島の牛舎にも行った事がある。
といっても食肉牛ではなく乳牛用のホルスタインだ。
たまにホルスタインの食肉牛を出す焼肉屋もあるがやはり味が違うからあまり興味はない。ならなんで牛舎に行くねん!って突っ込みいれられそうだけど、実はうちの父がチチだけにここの家が田舎なのである。

今はじいちゃんもばあちゃんもなくなっちゃったからあんまり行ってないけど小さい頃はこの牛舎でよく遊んだものだ。
ここの牛もでかくてギョロ目で牛舎の通路を通ってると顔を乗り出した牛に舐められる。

私は幼い頃ギャーギャー舐められてベソかいたもんだ(笑)
乳搾り後の牛乳がうまいこと!私が小学校の夏休みに行った時、牛舎をきりもりする伯母ちゃんに「あそこの茶色の牛はなんで他の牛みたいに白黒ちゃうのん?」と問いただすと伯母ちゃんはニヤニヤしながら
「あの牛はね、コーヒー牛乳が出るんよ」って言われ私は信じ込んで二学期が始まって早速担任の先生に新しく習得したコーヒー牛乳牛の話を自慢げに教えてあげた。先生はクスクスしながらも、「そうだね〜コーヒー牛乳でるんだよ〜」って純真な私に言ってくれた。
おかげさまでこのお二人のお陰で私は中学上がるまでほんまにコーヒー牛乳が出ると思っていたわ・・・(笑)