檜葉宿り木(ヒノキバヤドリギ・ヤドリギ科)

Korthalsella japonica


 ヒノキバヤドリギ
  山口県南部の海岸からそう遠くない山の日当たりのよい尾根筋でよく見かけます。シャコバシャボテンにも似ているこの樹はヒサカキ、ソヨゴやヤブツバキ等の常緑樹に寄生する寄生植物です。一旦目につくとそこら中で見ることが出来ます。
  山に行けば無意識のうちに探してしまうこの樹ですが、花を見たことはまだありません。図鑑にも花の写真はなく、いつか必ず花を見て紹介したいと思います。写真の丸いものは実です。
  これまでこの樹を見つけたのはすべて風化花崗岩地帯の尾根筋で、風化花崗岩と何らかの関係があるのか、それとも単なる偶然なのか興味は尽きません。もし、この樹を見つけたらどのような土壌の場所だったか教えていただけると有り難いです。
                                 花期:春〜秋
 2008年9月13日撮影 山口県