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 小学校対象 環境体験事業(環境体験学習)事例集

 過去に実施した環境体験事業(環境体験学習)の事例をご紹介しています。

下記の様なプログラムをご利用希望の場合は、2週間前までに お申し込みください。下見と事前打ち合わせをお願いしていますが、下見もなるべく2週間前までにお願いします。
(プログラムを利用しない場合も、事前の申し込みが必要です)


準備と整備プログラムメニュー詳細実施例適した季節

 環境体験学習の準備と学習環境の整備

この事業の目的は、こころを育み、自然、くらし、社会を総合的に学ぶ環境学習・教育を行うということです。この目的を達成するためには、学校で以下のような準備が必要です。

  1. 担当者を明確にし、学校として推進体制を整備する。
  2. 小学校3年生の発達段階に即した体験活動を実施するため、学校の「環境教育全体計画」と「環境体験事業年間指導計画」を作成します。

 ポイントとしては、

  • 体験を重視した環境教育を実施すること
  • 事前指導、事後指導を活用すること
  • 全体計画とリンクした単元学習を実施すること

などに留意して、自然にふれあう体験型環境学習を推進してください。

姫路市自然観察の森では、標記の全体計画や指導計画にアドバイスすることもできますので、お気軽にご相談ください。

小学校3年生の1年間で出来ることは限られます。4年生、5年生、6年生、中学校と進級しても役立つようなプログラムを共につくっていきましょう。

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 タイプ別のプログラムメニュー

フィールド探検のようす姫路市自然観察の森で用意している、環境体験事業用のプログラムは以下の2つになります。

  1. フィールド探検 「自由散策型」
  2. フィールド探検 「ワークシート型」

 さらに、2.フィールド探検「ワークシート型」には以下の2つのタイプがあります。

2-1 クイズラリー形式
2-2 ビンゴゲーム形式

また、これらのプログラムにとらわれず、学習目的に沿ったプログラムのオーダーメイドも可能です。お気軽にご相談ください。
その際には、学校の「環境教育全体計画」と「環境体験事業年間指導計画」を示していただくと、より適したプログラムを作成することができますので、よろしくお願いします。

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 プログラムの詳細

  1. フィールド探検 「自由散策型」
     季節の生きもののトピックスやおすすめのコースを紹介します。その後はみなさんで地図を見ながら、森の散策を自由にお楽しみ下さい。

  2. フィールド探検 「ワークシート型」
     自然を楽しく探検するためのワークシートを用意し、それに沿って森の中を散策します。ワークシートはクイズラリー形式のものと、ビンゴゲーム形式のものがあります。
  • クイズラリー形式
    1km〜2kmのコース上に10問程度の自然に関する問題を設置し、それを順番に解きながら森の中を巡るものです(ご希望により2km以上も可)。

  •  ビンゴゲーム形式
    コースにとらわれることなく、ビンゴシートに書かれた9〜16個程度のターゲットを探しながら、森を巡るものです(小学生の場合は安全性を考慮し、コースを設定する場合が多いです)。
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 プログラム実施例

6月 C小学校3年生81人 ビンゴゲーム形式
 C小学校は自然観察の森で、丸1日過ごしていきました。午前中にはビンゴシートをもって森の中を2キロメートルほど歩き、様々な生きものを観察しました。この日は運良く、半分以上の児童がシカを見ることができました。他にもジャコウアゲハやガの幼ビンゴシート虫、トンボなどを見つけていました。
 午後からは、ノートに観察した生き物や気づいたことを書いて学習していました。

6月 B小学校3年生77人 ビンゴケーム形式
 服装は帽子に長ソデ・長ズボン。なぜかというと、スズメバチやドクガがいたり、さわるとかぶれる植物があったりするので、刺されたり、かぶれたりしないようにするためです。B小学校は、秋にも自然観察の森で学習する予定になっているので、今の様子をしっかり覚えておくようにお話ししました。秋に来た時に、6月の様子と比べるためです。
 コースの途中の樹液にはオオスズメバチ(女王)が来ていましたが、注意したとおりに静かに観察したので、刺されそうになった児童は一人もいませんでした。


館内学習のようす6月 A小学校3年生87人 雨のため館内学習
 この日はあいにく朝から雨になってしまい、ネイチャーセンター館内での学習になりました。
 大きく2つのグループに分かれ、一方のグループがビデオで学習している間、もう一方のグループは館内の展示物や館内からでも観察できる生き物についてのクイズに答えてもらいました。
 ビデオが終わったら2つのグループを入れ替え、後半のグループのビデオも終わったら、クイズの答え合わせをしました。


10月 D小学校3年生48人 ビンゴゲーム形式
 この日は、12マスのビンゴシートで実施しました。「どんぐり」「赤色の実」「キノコ」など、秋を感じるものを中心に構成。児童は赤い花や赤い実などの他、スズメバチやカナヘビも見つけていました。

11月 B小学校3年生77人 木をしらべてみよう
芝生広場で□天 気:晴れ
 B小学校は6月にも来訪し、ビンゴ形式で自然しらべをしました。6月の時点では秋にも同様に行う予定でしたが、先生の希望で、違う形での自然しらべを行うことになりました。
 今回は、17種の木をしらべました。種毎に木の高さや幹の太さ、幹の表面(樹皮)の特徴、葉の特徴をワークシートに書き込んで、班毎に思い思いの名前をつけてもらいました。
 木は種毎に特徴的な「樹形」があるので、その形(枝ぶり)や同じ落葉樹でもすでに葉を落としているものとそうでないもの、同じアカマツでも見方を変えると違ったものが見えてくるといったことに気づいてもらえたかな?

野外看板


11月 E小学校3年生58人 ビンゴゲーム形式(2kmコース)
□天 気:曇後雨
□スケジュール
 9:30〜9:40 あいさつ。危険動物の説明、ビンゴのお願い「道を走らずに歩く」
 9:40〜9:45 2班ずつスタート
 10:15     最初の班が戻ってきた
 10:25     全員戻った
 (雨でシートが濡れたので、半数くらいに新しいシートを渡した)
 10:30〜11:00 まとめ
視聴覚室でまとめのお話□まとめのお話での児童とのやりとり
・カモ→たくさんいた。頭が緑色、顔は緑だけど頭の上は茶色、白いカモ、マガモという答え。観察しやすいところにたくさんいた模様。鳥の紙芝居で、マガモ・ヨシガモ・ホシハジロを紹介し、食べ物の違いで餌の採り方も違うことを説明。何羽くらい池にいたか聞くと、10〜60羽くらいという答え(実際は池全体で300羽くらい)。
・赤い葉→ウルシ、ヤマザクラ。
・ドングリ→虫食い、細長いの、小さいの
・キノコ→黒・茶・白・グレーのキノコ大きいの、虫くいの
□児童の様子
・生き物に詳しい児童が数人おり、マガモやヤマカガシの名前がすぐに出ていた。
・雨の中のフィールドワークとなったが、特に怪我や気分が悪くなった児童はなく、無事に終了した。

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 環境学習に適した季節

環境学習は春夏秋冬、いつでも出来ますが、素材や目的によっては適した季節があります。
その例をいくつかご紹介します。

  1. ウグイスのなわばりや個体数を調べる
    ウグイスは4月下旬〜6月頃によくさえずります。オスがさえずっている場所を地図に記録することで、ウグイスの個体ごとのなわばりの大きさや個体数を推測することができます。
    ウグイスのさえずりはよく知られているので、3年生でも簡単にできるでしょう。
    4月下旬〜6月頃が適していますが、梅雨前がよいでしょう。

  2. 草花を調べる
    調べるといっても、正確な名前(種名)までは難しいので、最初は「身近にも、とてもたくさんの種類がある」ことに気づくことで十分でしょう。
    「とてもたくさんの種類がある」ことに気づくための方法としては、何色の花が何種類あるかを探すのが、よくある方法です。
    草花の種類が多い、4月〜5月初旬がよいでしょう。

  3. セミを調べる
    セミを調べる場合、大きく分けて2つあります。一つは「生きているセミ」を調べる方法です。
     セミの鳴き声で種類を調べたり、セミを捕まえて印(マーキング)を付けて放し、寿命や移動距離を調べるといったことが考えられます。この場合、夏の初め(7月頃)がよいでしょう。

    もう一つは「セミの抜け殻」を調べる方法です。
     抜け殻だけでもある程度種類を調べることができます。抜け殻の利点としては、「その場所で発生していることが断定できる」「秋になっても可能」「生きてないので、集めてからでもゆっくり調べられる」といったことが挙げられます。
     成虫の場合は、別の場所から飛んできた可能性もあるので、環境の評価として使う場合には注意が必要になります。抜け殻は触覚や大きさといった特徴で種類を調べられ、腹端を見れば雌雄もわかります。
     夏の初めよりも、たくさん成虫になった後の夏の終わり(8月頃)がよく、秋でも可能です。数回調べられるなら、7月・8月・9月と3回調べると、とてもよいでしょう。

  4. トンボやチョウを調べる
    トンボやチョウは自然環境や植物との、種類ごとの関係が強いので、環境学習にはとても魅力的な素材です。ただし、ある程度の専門知識が必要になるので、3年生には難しいかもしれません。
    トンボもチョウも、夏に個体数が多くなりますが、日中の気温が高くなると、朝方や夕方に活動が活発になるので、その点の考慮も必要となります。学年全体で調べるには、ハードルが高くなります。

  5. 野鳥の種類を調べる
    野鳥は一般的に、冬が最も観察しやすいといわれています。
    基本的に双眼鏡が1人1台、少なくても1班(この場合、班の人数は4人以下がよい)に1台か2台必要になります(双眼鏡の倍率は7〜8倍がよい)。
    野鳥の種類と数を調べることによって、その場所の自然度を測れるので、自然観察の森と学校周辺で比べると、とてもよい学習になるでしょう。特に野鳥の来る川やため池が学校の近くにあれば、特におすすめしたい素材です。
    野鳥を調べるのは難しいイメージもありますが、基本的な10〜20種類を覚えてしまえば、生物群の中では比較的簡単です。
    児童数が多い場合には、日本野鳥の会兵庫県支部や西播愛鳥会等の野鳥愛好家の方々に協力してもらうとよいでしょう。

  6. 樹木を調べる
    樹木は枯れるまで一年中、その場所に生えているので季節は問いませんが、種類ごとには名前を調べやすい季節があります。
    落葉樹の場合は、葉の落ちはじめる秋まで、花の咲いている頃が適しています。
    常緑樹も、花の咲いている時期がよいでしょう。
    ただ単に「樹木」では漠然としてしまいますので「ドングリ」や「樹液の出る木」といったテーマがあるとよいでしょう。「ドングリ」なら11月以降がよく、コナラやクヌギの「樹液」なら、7月〜8月がよいでしょう。ただ、コナラやクヌギの樹液にはスズメバチが集まってきますので、注意が必要です。

    いくつかの素材を挙げてみましたが、学校周辺と自然観察の森で比較できるものがよいと思います。

参考情報

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