分類 |
原因・症状 |
対策・治療 |
急性便秘 |
一過性便秘 |
○一時的な排便抑制、旅行などの環境変化、食事の偏り、小食、ストレスなどによる便秘 |
○バランスの良い食事を心がける
○規則正しい生活を心がける |
慢性便秘 |
習慣性便秘 |
○正常な便秘の習慣的な抑制による排便反射(便意を感じる機能)の減退
(糞便は固く、途切れがち) |
○朝食を十分にとる
○繊維の多い食事や水分を十分にとる
○牛乳、ヨーグルトなどは効果的
○朝のトイレタイムは時間的ゆとりを持つよう心がける
(忙しさに紛れて便意をこらえない) |
弛緩性便秘 |
○大腸の機能低下、運動の鈍化、腹圧の低下、全身衰弱
○女性(経産婦)および高齢者に多い
○鎮痛剤、麻薬の副作用
(糞便は固いかたまりで長期持続) |
○繊維の多い食事をとる
○牛乳、ヨーグルトなどは効果的
○適度な運動をする |
痙攣性便秘 |
○ストレス、自律神経の失調、副交感神経の過緊張などが原因
(腹痛や腹部膨満感をともなう。糞便は固い兎糞状で排便が少なく残便感がある) |
○精神面での余裕
(スポーツなどで気分転換する)
○繊維の多い植物を積極的にとる
○お腹を冷やさない |