皆さんもお勧めのポエムがあったら、是非教えて下さい。
このコーナーで紹介していきたいと思います。
「祝婚歌」(しゅくこんか)

まずはじめは、皆様おなじみの吉野弘さんの「祝婚歌」。
ブライダル関係の方なら知っている方も多いと思いますが、本当に素適な詩ですね。

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと
気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったりゆたかに
光をあびているほうがいい

健康で風にふかれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして、なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

「人の肩に手をおき」

つづいてご紹介するのは、「人の肩に手をおき」。
ブライダルフェアである司会者が使っていた詩です。
結婚前だった私は、なんだかすごく泣けてきました。
今は、花束贈呈の際に手紙がない時、たまに読んでいます。

人の肩に手をおき
人の嘆きに耳を傾け
人と一緒に涙を流す

おまえの一番いいところは
そこだよとおっしゃるのなら
私をこのように育ててくれた

父と母を
どうか、父と母を
ほめてやってください

「時間に関するお話」

さて、3つめは、「時間に関するお話」。
司会を担当した久田さまご夫妻が 「すごくいい文章ですよ」って、メールくれました。
とっても長かったので、3分の1に縮めて カップル向きに私自身が少しアレンジを加えました。
人前結婚式で何度か朗読したところ、大好評でした。

時間に関するお話です。
次のような銀行があると考えてみましょう。
その銀行は、毎日あなたの口座へ
86,400ドルを振り込んでくれます。

と同時に、その口座の残高は毎日ゼロになります。
つまり、86,400ドルの中で、あなたがその日に
使い切らなかったお金は、すべて消されてしまいます。

お二人だったら、どうしますか?
もちろん、毎日、それを有効に使おうとしますよね。

私たちは、同じような銀行を、みんな持っています。
それは、「時間」です。

毎朝、あなたに、86,400秒が与えられます。
あなたは今日与えられた預金の中から、
今を生きなければなりません。
だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。

そして、これからは、あなたはその時を、
今、隣にいる大切な人と過ごしていくのだから、
十分、大切にしましょう。
今日、愛を誓ったその人は、あなたの時間を使うのに
十分、ふさわしい人でしょうから・・・

お二人にとってのお互いは、人生における貴重な宝物です。
生涯、お互いに、相手に対する思いやりを忘れないで下さい。
その人は、あなたに、笑顔と勇気を与えてくれるでしょう。
そして、あなたのことを聞いて、あなたを誉めて、
あなたに心を開いてくれます。

86,400秒を毎日積み重ねて、いつかその時間が、
途切れる時がきても、お互いに巡り合えたことを
感謝できる生涯でありますように・・・

お二人の未来が、幸せに満ちたものでありますように、
ここにいるみんなが、心から祈っています。

戻る