THREE HUNDREDS CLUB

1982年7月21日発売
(LP)VIH-28089
(CT)VCF-10099


(A)
恋に戯れ
追憶
横顔
合鍵
朝な夕な
恋は罪ね

(B)
夜に踊れば
日曜日は風
た・め・い・き
夜更けの天使
愛の形見
悪い夢


アメリカのジャズやポップスなどのスタンダード・ソングに日本語詞を乗せて歌ったアルバムです。

当時のインタビューで、ちあきさんはこのアルバムについて「軽く歌っています。底抜けに明るいアメリカの曲は難しく、自分のものに出来ないうちの録音で残念。私って根暗だからヨーロッパ系の曲の方が似合っているみたい。前作(『それぞれのテーブル』)の方が歌いやすかった」と正直にコメントしています。
また、このアルバムではジャズの名曲の数々がポップス調のアレンジで生まれ変わりましたが、コンサートで披露する際には、本来のジャズ寄りのアレンジに戻した歌も多かったそうです。

2001年に発売されたベスト盤『アナザー・ワールド』にこのアルバムの全曲が収録されました。そして2007年にはアルバム単独でCD復刻されました。


*アルバム・タイトルの『THREE HUNDREDS CLUB』は禁酒法の時代のアメリカ・ニューヨークにあった高級クラブとの事です。