それぞれのテーブル

1981年10月21日発売
(LP)VIH-28055
(CT)VCF-10063


(A)
それぞれのテーブル
女はアクトレス
18才の彼
雨に寄りそって(悲しきマリー)
すり切れたレコード

(B)
私は愛されるのが好き
たそがれ仕度(しのび泣き)
昔かたぎの恋
愛のために死す


デビュー以来所属していたコロムビアを1978年に退社したちあきさんがビクター・インビテーションレーベルに移籍。移籍第1弾となったアルバムです
1970年代後半にそのレーベルを立ち上げたのはコロムビア時代に「喝采」などのディレクターだった東元晃氏。東元氏の呼びかけで、当時レコー会社に所属していなかったちあきさんは移籍する事となりました。

移籍をきっかけに、ちあきさん曰く「ヒット曲を追いかけるのではなく、自分の好きな歌を歌う事に専念するため」の音楽活動をちあきさんは開始。「日本の音楽を見つめ直したい」という理由もあり海外の音楽に取り組む事となりました。

このアルバムではシャンソンを日本語の歌詞でカバー。1年ががりで収録曲をスタッフとちあきさんが選定したそうです。
収録曲の「それぞれのテーブル」や「愛のために死す」はちあきさんも相当気に入っていたようで、テレビ番組や休業直前のライブでも取り上げていました。

2001年に発売された『アナザー・ワールド』というCDベスト盤でこのアルバムの全曲が収録されました。そして2007年にはアルバム単独でCD復刻されました。