港が見える丘 1985年2月5日発売 (LP)VIH-28206 (CD)VDR-76 (CT)VCF-10226 |
(A) 星影の小径 雨に咲く花 港が見える丘 上海帰りのリル (B) 青春のパラダイス ハワイの夜 水色のワルツ 雨のブルース 夜霧のブルース |
過去3作とは趣を変え、戦前〜戦後直後の昭和の流行歌をカバーしたアルバムです。 アレンジにはムーンライダーズの武川雅寛、そして前々作からちあきさんのアルバムに参加し、以後ちあきさんが休業するまでの長年にわたりアレンジャー・ミュージシャン・そして作曲家としてサポートした倉田信雄氏が参加。オリジナルとは大きくイメージを変えた、その斬新なアレンジには賛否両論が起こったそうです。ちあきさん自身も「私も戸惑ったほど。すべて新曲のつもりで取り組んだ」と発売当時インタビューで語っていました。 アルバム発売の翌年に「星影の小径」がAGF・マキシム・レギュラーコーヒーコーヒーのCMソングに起用され静かな話題を呼びます。そして7年後の1992年、今度は外車ディーラー・AudiのCMソングとして取り上げられ再び話題に。シングルカットされた他、このアルバムは『星影の小径』と改題され再リリースに至りました。 なお、2006年には「星影の小径」が三度のCM起用となり(『キリン 実感』)、アルバムタイトルは『星影の小径』のままCD品番を改めて発売。2007年にはなんと『港が見える丘』のタイトルに戻り、紙ジャケット復刻CDが限定発売される事となりました。 タイトルや形態を変え、発売から長い間が経っても未だに愛聴されているアルバムです。 |