車両への取り付け その2

バルブに塗装した塗料を焼いて,煙を出す工程.

5〜10分位 で煙は出なくなりました.

ところが…….

耐熱塗料がパリパリと剥がれてきました.

耐熱塗料ですので燃えてはいませんが,ガラス面 への接着に関しては熱を加えるとうまくいかないようです.購入したHPの管理人さんからもそれに関して塗装は薄くするようにとアドバイスをいただいたのですが,どうしても黄色い光が漏れないようにと思い,厚く塗装してしまいました.

剥離してみると,発光部の下がダメみたいです.

その前後(左右)はしっかり塗装されていました.塗装前にガラス面 にサンドペーパーをかけておいたのですが…….

今度はステンレス板で遮光板を作りました.材料はマフラー補修用のステンレス板とマフラー補修用の耐熱パテ.まずステンレス板をカットし,バルブと同じような太さのボールペンの周りに巻いて形状を作ります.

差し込んで耐熱パテで固定.

尚,ステンレス板はそのままだと下向きに出る黄色い光を反射してしまうかと思い,ガスレンジで焼いて少しくすんだ色にしておきました.

昼間,車庫の中で点灯.

点灯直後は青白い光ですが,すぐに真っ白の光になります.

ここで気になるのが,スモールランプの色.
この画像でもわかりますが,ヘッドライトが真っ白になったので,スモールランプの色がすごく目立つようになりました.黄色に見えるんです.そういえばカーショップにスモールランプもHIDに似た白い色になるっていうバルブを売ってました.

ロービーム.

ヘッドライトの下半分の反射板がまったく光ってないのがよく分かります.苦労して遮光した甲斐がありました.

それにしてもスモールランプの色が…….

ロービームとハイビームの同時点灯.

プロフェッサーO氏のおかげで同時点灯できました.

画像ですとローもハイも同じように見えますが,実際はロービームの方が眩しいんです.ハイビームは直視できますが,ロービームはできません.

HIDはライトONで瞬時に点灯するんですね.特に点灯直後はより青白い光なので余計に感動です.

夜間,HIDで走行してみました.点灯直後は本当に青白いですが,すぐに白くなります.感想ですが以前付けていたバルブがPIAAのプラズマブルーというかなりHIDに似せたバルブだったためか,HIDバルブにしたから極端に明るくなったとは感じませんでした.色も思った程白くありませんでした.以前,純正HIDは販売前に点灯させてなじませているとも聞きますので,もう少し使用しているとまた変わってくるかもしれません.それと遮光の方法も問題があるのかもしれません.もちろん明るくはなっており,クルマの上下動に合わせて光軸が動くのが今まで以上によくわかります.それとレンズカットの模様が地面 や左側の壁に映ります.それだけ強力な光になっているんですね.
プロフェッサーO氏によると国産車のHIDのほとんどは,プロジェクタータイプを除きマルチリフレクタータイプで,レンズ部分での透過ロスが減少しているそうです.20系前期型はレンズカットも反射板も違うわけで,それも影響して純正HIDほどは明るくならないのでしょうか.尚,車検検査ラインの光軸テスターでは,数字的には前期型も後期型も差はなかったそうです.

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