バラストの加工

ネジ一本で固定されている蓋を外したバラスト.

標準でもゲル状のシーリング剤が少量 だけ流し込んであります.

ここは20000Vの高電圧が流れるので充分に防水加工します.

防水シーリングは信越シリコーンの脱アセトンタイプのKE347Tを使用しました.脱アセトンタイプか脱アルコールタイプがよく,脱オキシムタイプは密閉状態になるような場所だと基盤の銅を腐食する事があるようで不適です.風呂修理に使うバスコーク系のシリコンも不適のようです.

信越シリコーンKE347T 100g2800円
電気絶縁等の用途に使用

蓋を閉めた図.

蓋との接合部と配線の出口も充分にシーリングします.あふれるくらいに.

また外からも隙間がないようにシーリングします.特に配線の出口付近は爪楊枝等を使い細部までシーリングします.

TOYOTA・DENSOの文字が見えます.
DENSO製が一番高くて,次にPanasonic製,そして小糸製作所製が一番安いそうです.
CAUSE DEATH(死)!
MAX25000V!

ちなみにOさんからの情報によるとトヨタ車のバラストは,CPUと言うだけあって,バルブ側に異常(リーク等)がある場合や, バルブとソケットが外れているときは,2次側(出力)電圧をストップしてくれるそうです,ホッ.

戻るにはこのページを閉じてください.