ハンズフリー電話 その1

セルシオ純正自動車電話を使って、携帯電話のハンズフリー化を行ってみました。

セルシオ純正の自動車電話は、トヨタ純正テレホンコンピューターと通信事業者からリースする無線機などを使って、EMV上で電話の操作等を行い車両のスピーカーから通話音声を聞くと言う物なんですが(2系前期セルシオ販売当時の話です)
今回は、通信事業者からリースする無線機を携帯電話に置き換えて、一連の動作を行うようにしてみました。


1系後期セルシオ用トヨタ純正テレホンコンピューター(音声認識タイプ)
・・・たまたま手に入ったECUが、2系用ではなく1系用だったのですが、取り付け位置が異なるだけで、おそらく中身は同じだと思います。


他に2系後期用モービルホンセット(MONET?ECU等を取り付ける場合に必用なセットを流用)と市販で、12V電源を使う携帯電話充電器(携帯電話を接続するので、充電機能を追加する為)が必要です。

クレードルやマイクスイッチ、アンテナワイヤーなどは、クレードルセットに含まれていたものを使いました。

当時の自動車電話はアナログ方式だったのですが、現在のデジタル方式(ムーバ系)の電話と、ほぼ互換性があるので簡単な配線加工でテレホンコンピューターと繋ぐことが出来ます。
しかし、テレホンコンピューターは、本来リースの無線機とリンクする器械なので起動電源と、携帯電話をハンズフリーとして認識させる加工が必用になります。
更に今回は、充電機能の追加を行い使い勝手の向上も欲張ってみました。

携帯電話の上に見えるのは今話題のi-Pod(webmaster注)

ステアリングスイッチ&マイク

ステアリングスイッチにはメモリーの1〜3番をワンタッチ発信出来るボタンがあります。

アンテナも、リヤーガラスに既存プリントされている左右のアンテナを使いました。

実際の加工は、テレホンコンピューターに繋がるハーネスに必用な電源と信号線を繋ぎ、車両に既存のテレホン用ハーネス(販売店OP用)とを繋ぎました。

その2へ続く