20系前期→後期化
by Prof.O氏

後期のピラーガーニッシュは、衝突時などに対応して「頭部衝撃緩和構造」に変更されています。
外観では、厚みが1.5倍ほど厚くなり、内部(内側)に樹脂による衝撃緩和リブが内蔵されています。

今回の交換では、ただ後期の部品をそのまま付け替えても面白くないので、一ひねりしてみました。
運転席のピラーガーニッシュを、左ハンドルLEXUSのパッセンジャー側、すなわち右側のピラーガーニッシュを使用しました。
その理由は、30系セルシオや多くの外車などに付いている運転席のアシストグリップを付ける為です。
サイドインナーパネルはセルシオとレクサスの区別はなく、右ハンドルのセルシオでも、アシストグリップの取付穴は既に空いています(ネジ加工済み)。
取付後、さすがに天井の低い21系では少し気になります。
でも、邪魔になる訳ではないので、自己満足ですかね?

    

Cピラーに付く、後席用読書灯も後期の証です。

     

点灯方法は、スイッチ操作でルーフ部分とピラー部のランプが同時点灯します。

     

そのままドアを開けても変化はありませんがスイッチ操作無し(消灯時)の時は、ルーフ部分のランプのみ点灯するようにしてみました。
要するに、ピラー部分のランプはスイッチ操作のみに対応し、ルーフ部分のランプは従来のまま、カーテシ連動でスイッチにも対応となっています。

     

ルーフヘッドライニングは、前期の塩ビ素材から後期はモケット素材に変更されています。
以前、サンバイザーのみ後期の物を使用していましたが今回の交換で、当然ではありますが一体感が出ました。
ルームランプの形状も変更されており、カードホルダーが内蔵され、前面にスリットが入っています。

     

ルームランプの交換にともない、以前加工してあったイルミネーション加工を、もう一度することになりました。
特に大きな変更はありませんが、ムーンルーフの開閉スイッチ部分のイルミネーションを、スイッチ内に移動してみました。

     

シフトレバー照明も、以前のベゼルを使ったLED照明から、ベゼル無しでLEDを内部に引っ込めて固定する方法に変更して、点灯及び消灯時に周囲との一体感を高めてみました。

     

Webmasterの独り言
 内装が塩ビとモケットって高級感がかなり違いますね.
 それと20系って内装の起伏がこんなにあったのですね.

 運転席側のアシストグリップは普通どのような場合に使うのでしょうね.Webmasterは使ったことがありません.

 Cピラーの後席用読書灯は30系は付いてない.セルシオの装備も途中で付けたり,その後無くなったりであまり一貫性がないですよね.メーター針も白から 赤になり又白に.もう少しビシッと統一して欲しいですね.