30系純正トランクオープンスイッチ移植

30系のスマートキーを真似てトランクオープンスイッチを取り付けてみました.

トランクパネルに穴を開けるなど神経を使う作業ですが,大変だけど楽しい作業でした.

スイッチ
使用した部品は30系純正のトランクオープンスイッチです.
(ネジ部分は後でカバーされて見えなくなります)

裏側から見た図
30系はトランクパネルが斜めに傾斜していて,ライセンスランプカバーのフィニッシャープレートが地面と平行になっています.
20系はトランクパネルに傾斜が無いので,スイッチを直に固定出来ません.
そこで市販のステーにて位置合わせを行いました.
(画面左がトランク後面の上部,右が下部です)

完成図
キー(リモコン)が手元にない場合(IGシリンダーにキーが刺さっている場合や室内に置いてある場合など)にとても便利になりました.

でも当然,スマートキー機能はありません.ただのオープンスイッチです.

しかしただ開けるだけのスイッチではセキュリティー上大問題です.

そこで車両に標準装備されている「セキュリティー機能」を流用しました.

これはキー及びリモコンによるドアロックを行った場合,MPXボディーコンピューターがラゲージドアオープンを禁止する機能です.

この機能を流用する事で,ドアロック時は新設したトランクオープナーを使ってトランクを開ける事が出来ません.

更にはサブキー使用時に合わせて行う運転席足下のラゲージオープンキャンセルボタンを押した場合も新設スイッチで開ける事が出来ません.


30系のトランクオープンスイッチ(右端の四角い黒い部分)

純正の場合,スマートキーをトランクオープンスイッチから70cm以内に携帯していないとこのスイッチは機能しません.
IGシリンダーにキーが刺さっているとこのスイッチを押してもトランクは開きません.
セキュリティー上,しょうがないのかもしれませんが不便です.
Prof.O氏の改良の方がイイ!