雨滴検知式セミオートワイパー

今回からワイパーにオート機能が付きました.

フロントガラスに設置されたレインセンサーが雨滴量を検出し,雨滴量によって最適なタイミングでワイパーを作動させるというものです(レインセンサーの感度は調整できます).

ルームミラーの裏にあり,視界の邪魔にはなりません.

ガラス面にはゲル状の層があります.

レインセンサーから外に向かって赤外線が発光され,フロントガラスに雨滴が付いていないときは赤外線がガラスで反射し,雨滴が付いているときは赤外線が雨滴を通ってガラスの外へ透過するという仕組みで雨の量を検出しています.

実際に使ってみて:
あまりよくない.
小雨の時なのに急にハイスピードで動いてみたり,ガラスに雨滴が一杯ついて前方視界が悪いのにちっとも動いてくれなかったりして,ドライバーの意思と反する動きをしてくれることが時々あります.
普通の間欠式ワイパーの方がいいんじゃないなんて思うことも.
でも30系はB,Cは間欠式ではなくオート式になってしまいます.
間欠式も残しとけ〜!

と思ったら間欠式にもできるんです.
オート式の場合,レインセンサーに異常が発生した時,自動的に間欠式ワイパーになるんです.
上図のセンサーから配線コネクターを外してみると20系までと同様の間欠式ワイパーになりました.