静粛性

世界一静かと言われる傑出したセルシオの静粛性

元々高いセルシオのボディー剛性を更に上げることにより,路面の凹凸などに起因する振動・騒音を抑え,静かな空間を作りだしています.
20系セルシオもボディー剛性は高いと思っていましたが,車庫入れで坂道を斜めに昇るときに僅かにボディーがきしんでいました.30系はきしみ音が全く聞こえません.
クルマの高級感ってこのボディー剛性に負う所が大きいと思います.見た目豪華でもギシギシいうクルマに高級感は感じません.

ボディーをフラッシュサーフェス化し,床下の徹底したフラット化等により空気の流れをスムーズにし風切り音の発生を抑制.CD値は10系が0.29,20系が0.28,そして30系はセダンボディーのトップレベルの0.25(エアサス仕様).アンダーフロアはレーシングカーやフェラーリ並で空気の流れを整える整流パーツを14も装着.

エンジンアンダーカバーにもポリエステル系不織布+ニューコットンフェルトによるサイレンサーを設定しエンジンの車外への漏れを抑制.
フェンダーライナー(フェンダーの内側のカバー)にも吸音材を設定しタイヤノイズを抑制.
更にはドアの下のボディーパネル内にはダンプシートを装着し,砂跳ね音や水跳ね音を低減しています.

フェンダーとボンネットが当たる部分にもシールを設定しエンジン音の車外への漏れを抑制すると共に室内への侵入を抑制.同時に風切り音も抑制.

車外で聞くエンジン音も静かになっているのでしょうか,20系の時に比べて前を歩く歩行者がなかなかどいてくれません.


フロントドア前端部に見切りシールを設定し,フェンダーとの隙間を埋めて風切り音を低減しています.

フロントフェンダー後端にフロントフェンダーサイドパネルプロテクターを設定し,フロントフェンダーとボディーとの隙間をシールし風切り音の低減・ドアの凍結防止を図っています(右側がドア).

リアドアの前端部にも見切りシールを設定し,フロント-リアドア間の隙間をなくしています.

ドアのウエザーストリップは20系と同様で下部は3重構造になっています.
20系の時は外気や汚れに一番さらされる最下部のシール(ゴム)が硬くなって,それが当たるボディー部分に傷が付いていました.