リアスピーカー交換
リアスピーカーをサウンドシャキット製スピーカーに交換しました.

右)純正リアスピーカー

フロントと同じく樹脂ブラケットに固定されており,コーン部分は前方に飛び出している.

純正リアスピーカーの裏

リアスピーカーはフロントと違い,インピーダンスが4Ω.
市販スピーカーとそのまま交換可能.

右:サウンドシャキット製「f2-S16F」
50W
40〜15000Hz

左:純正スピーカー
40W
90Hz〜
出力音圧レベル:86dB(?)

「ヴォーカルの再現性を重視し、味付けも色づけも無いストレートなリアルサウンドを追求するため、驚くほど重く大きなフェライトマグネット(外形φ89mm)を採用。」とサウンドシャキットのHPで謳っている.
マグネットの大きさを比べるとサウンドシャキット製の方が僅かに大きいか.
ってことはセルシオ純正スピーカーも大きなマグネットを採用しているって事.

そのままでは固定できないのでMDF材でバッフルボードを作った.

フロントスピーカー交換時にバッフルボードを東急ハンズでカットして貰ったら材料費よりもカット代が高くついたので今回はジグソーを購入し自分でカット.
カットが汚くても取り付けたら見えない.

水分を吸い込まないようにニスが塗ってある.

一番上の黒いのはサウンドシャキット製の10mmスペーサー.

取り付けた図

8本のネジでスピーカーをガッシリ固定.

ドア内張と一部接触したのでフロント施工時と同じように内張を少しカットした.

右上は純正ツィーター.

ドアのスピーカー穴

ドア内部が少し雨で濡れていた.
純正スピーカーは後ろ側から雨等が入れない構造になっているが市販スピーカーはそうはなっていない.
防水加工されているって事か?

デッドニングはフロントドアに施行して効果がほとんどみられなかったのでリアドアはせず.

右側サウンドシャキット製スピーカー,左側純正スピーカーで聴き比べてみましたが,Webmasterの耳では違いがよくわかりませんでした.
大音量にしてみるとサウンドシャキット製の方が音が少しクリアに聞こえるかな?

やはりセルシオ純正スピーカーはかなり高品質のスピーカーのよう.

純正フロントスピーカーのインピーダンスが2Ω.それを市販の4Ωのスピーカーに換えると音量が僅かに低下します.
そのため前方から音が聞こえてくる前方定位ではなく,Bピラー辺りから音が聞こえるようになりました.
コンサートでもライブでも音は前から聞こえてくるのが自然ですのでこれは困りもの.

それに加え,コストと労力を考えるとスピーカー交換(フロント・リア共)はあまりお勧めできないか(この類の労力が楽しみの方はさにあらず).

オーディオの電源を強化すると音質が向上(下記)するそうです.オーディオは電気でスピーカーをドライブして音を出すものですから,しっかりとした電源が必要なのだそうです.

○ レンジが広がる (特に低域の重心がさがる)
○ 低域の量感が増す 
○ 中低域の密度感が増す (ヴォーカルの厚みと奥行き)
○ 全体的な力感が増す (バスドラのアタック感やハイハットの肉厚)
○ 全帯域において情報量が増す (それまで聞こえた事の無かった音が聞えるようになった)

サウンドシャキットの常時電源を今までは接続配線キットから,要は純正パワーアンプリファイヤーの電源から取っていました.

そこでトランク左側にあるジャンクションボックスから電源を取るように変更しました.

この中にリアパワーシートのヒューズがあります(2個).
WebmasterのセルシオはB-eRでこのヒューズが遊んでおり,またこのヒューズは容量が30Aと大きいのでここから電源を取りました(黄色い線,2本).

同時にアース線も買ったままで長かったモノを最短距離の短さにカットしました.

電源・アース取り直しは効果あり!
Webmasterでもわかる程度の違いがありました.
低音域の音圧が高まり,細かな音まで聞こえるようになりました.
マニアの方はオーディオの電源を極太の配線でバッテリーから直接引き,アースを取る場所にこだわるのもうなずけます.