牽引フック

30系から牽引フックがバンパ-の奥に見えなくなりました.

空力を考えたバンパー形状のためか,牽引時にバンパーを傷つけないためかよくわかりませんが着脱式の牽引フックになりました.

その取り付け部がこの四角部分.

外車だとよく見かけますね.

四角カバーの右側を押して,左側を引っ張り上げます.

奥に見える白いものは衝突時にショックを吸収してくれるエネルギーアブソーバーですが,硬い発砲スチロール(?)です.

その奥に見えるのはアルミ製のリインフォースメント.

フロントバンパーを上横から覗いた図(上部に見えるのが油膜取りタンク).

アルミ製のリインホースメントが見えます.

リインフォースメントは普通は鉄製だと思います.アルミ製なのは軽量化のためなんでしょうが,なんか手作りの車かレーシングカーのようでさすがセルシオです.

でも丸見えなんです.
20系まではいろんなモノが見えないようになっていたと思うのですが,30系はそういう小細工がなくて構造が分かり易いというか…….

衝突時に部品のダメージを少なくし,交換も容易にして修理費を低減するためでしょうか.

トランク内にあるフックをここへねじ込みます.

でもセルシオ,多分一生このフックのお世話にはならないでしょうね.