開発のねらい(デザイン) |
部 位 | 特 徴 |
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ラジエーターグリル | 格調ある初代セルシオからの継承を大切にしつつ,太さに変化をつけた横バータイプに縦リブを配置。外周枠にめっき処理を,メッシュにはシルバー塗装処理をそれぞれ施し高級感を演出。さらに,従来よりも大型化して存在感をアピール。 |
ヘッドランプ | フェンダー上面まで回り込む大型縦長形状の4灯式を採用。素通しアウターレンズとグリーントップコートのアルミ蒸着エクステンションの組み合わせにより,透明感のある高級なイメージを表現。 |
フォグランプ | コーナリングランプ一体型を採用。レンズとハウジングを熱板溶着して,外周見切りのクリア感を向上させることで,透明感のある意匠を実現。 |
フロントバンパー | 空力特性の向上をはかりつつ,斬新で安定感のある造形を創出。フォグランプ取り付け部のラウンド形状とハの字の開口部形状により,彫刻的なイメージを表現。 |
サイドビュー
部 位 | 特 徴 |
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ドア回り | シンプルで力強い円弧断面とし,ドアウインドゥの直下に入る微妙なキャラクターラインにより精悍さを表現するとともに,クォーターピラーからロッカー開口部にスムースにつながる一筆書きラインのドア見切りにより,特徴的なサイドグラフィックを形成。さらに,ボデーと一体感のあるめっきモール付きクラディングパネル・ロッカーパネルモールディングを採用。 |
ホイールフレアー造形 | タイヤの存在を強調するイメージの,特徴あるフレアー造形を施し,サイドの大きな造形テーマとすることで,『セルシオ』のアイディンティティを継承。 |
ドアアウトサイドハンドル | めっき+ボデーカラーによるコンビのグリップタイプを採用し,手触りを大切にして触感まで入念に造り込んだ意匠を形成。ドアパネル側のえぐり形状に特徴をもたせ,外観上のポイント化。 |
アルミホイール | 16″と17″の2種類(それぞれ塗装とめっきの設定あり)を採用。16″ホイールは,風穴部分に渦巻き状の造形を施したディッシュタイプを採用。17″ホイールは,硬質な面と張りのある断面・風穴周りに特徴をもたせた近代的イメージのスポークディッシュタイプとし,大きく・すっきりと見えるラウンドリムを採用。 |
リヤビュー
部 位 | 特 徴 |
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リヤコンビネーションランプ | 左右独立3段積みグラフィックによりアイディンティティを踏襲しながら,ラッゲージドア側にもランプを配置することで,大きなラッゲージ開口幅を実現。抑揚のあるエクステンション面とフレネルインナーレンズの採用により,新鮮さを感じさせる意匠を実現。 |
ライセンスガーニッシュ | ボデーカラーとめっきのコンビネーションにより,シンプルな高級感を訴求。 |
ラッゲージドア面 | サイドキャラクターからつながるダックテールをラッゲージエンドに配して,『セルシオ』らしさを表現するとともに,空力的効果にも配慮。 |
車名マーク | ラッゲージドア右側にめっきを施した車名マークを配置して,存在感をアピール。 |
部 位 | 特 徴 |
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インストルメントパネル | 機能系アイテムの上方配置などを行い機能性を追求しながらも,本木目の効果的な配置などによりモダンなプレステージ感と質感を表現。 |
ドアトリム | インストルメントパネルからの連続感を向上させるとともに,本木目の使用範囲を拡大。さらに利便性に優れたドアポケットの採用やドアスピーカーの大型化などにより,機能性も追求。 |
シート | 先進技術を織り込みつつ,格調とエモーショナル感の両立をはかりながら,細部に高級家具的手法を用いることで手の込んだ意匠を実現。 |
天井・内張り | 多彩な機能が集約されたフロントオーバーヘッドモジュールの採用などで機能性を向上するとともに,回転格納式アシストグリップや室内各部へのアンバー色LEDイルミネーションの採用などにより,くつろぎともてなしの空間を演出。 |
部 位 | 特 徴 |
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センタークラスター | エレクトロマルチビジョンやエアコンコントロールパネルをインテグレーション化して見切りをなくし,見栄えを向上。さらにエレクトロマルチビジョンの上方配置により,視認性を向上。 |
センターレジスター | 薄肉レジスターフィンにより,見栄えを向上。ノブにはクロームめっきを施して,品質を向上。インテリジェントスイングレジスターを採用することで,快適性を向上。 |
本木目パネル | 使用部位を拡大して,効果的に配置することで,良質な高級感を表現。 |
グラブボックス | 2段式(アッパー・ロワー)を採用し,CDチェンジャーをインストルメントパネルのセンター部にインダッシュ化することで,容量を拡大。(アッパーグラブボックス内取り付けのDVDチェンジャーのメーカーオプション設定あり) |
センター収納部 | インダッシュ式CDチェンジャー収納部(CDチェンジャーなし時は小物入れ)・めがねボックスを採用。それぞれのドア部をプッシュオープン式として,使用性に配慮。 |
コンソールボックス | 収納容量をアップして収納性に配慮。さらに,アームレストのヒンジ工夫と中段のスライドトレー構造により使用性を向上させるとともに,大きいサイズまでホールドできるカップホルダー・シフトレバー横の灰皿(または小物入れ)などを採用して,利便性に配慮。 |
メーター | 『セルシオ』伝統のオプティトロンメーターをさらに進化させ,LEDによる発光ポインターの採用やマルチインフォメーションディスプレイの大型化などにより,ハイテク感を演出。 |
ステアリングホイール | 4本スポークタイプを採用し,高級感あふれる本革巻きと本革&ウッドコンビの2種類を設定,ホーンパッドマーク部にめっきを施すことでさらに高級感を演出。また,ステアリングパッドスイッチを採用し,操作性を向上。 |
シート
カラー分類 | 特 徴 | カラーネーム | カラーNo. |
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ライトカラー | 高級車としてのステータスであるパールマイカの色域を拡大し,多様化するニーズに対応。 | ホワイトパールクリスタルシャイン | 062 |
アイボリーパールクリスタルシャイン(新規開発色) | 066 | ||
シルバーメタリック | 1C0 | ||
ミディアムカラー | プレステージ必須のドレッシーなムードを演出。 | ローズマイカメタリック(新規開発色) | 3P4 |
グリーンマイカメタリック(新規開発色) | 6S5 | ||
ダークカラー | ハイライト部での優れた彩度感・深み感により,さらなる深化を達成。 | ブラック | 202 |
ボルドーマイカ | 3P2 | ||
ダークグリーンマイカ(新規開発色) | 6S6 | ||
ダークブルーマイカ(新規開発色) | 8P8 |
ボデースタイルとの調和・色の効果を最大限に表現するため,外装部品の基本をモノトーンとして,さらなる車両イメージの昇華をはかりました。 インテリアカラー
カラーネーム | カラーNo. | 木目色 | 特 徴 |
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エクリュ | 448/008B(新規開発色) | ライトブラウン | 高級車としての記号性をさらに高揚させるクリーンで優雅なプレステージカラー。(エクリュ:フランス語で「生成り」の意味) |
アイボリー | 446B/007B | ミディアムブラウン | ラグジュアリーの代名詞ともいえる上品なエレガントテイストカラー。 |
チャコール | 124B/128B | ミディアムブラウン | ナチュラルで洗練されたムードのベーシックカラー。 |
ブラック | 201B | ライトブラウン | 艶やかで気品のあるラグジュアリースポーツカラー。 |