きしみ対策その3

前回の異音対策後,しばらくは音もせず調子よかったのですが,また同じ左ドアからギシギシと異音が発生.
不整路を走る時はもちろん,日増しに大きくなり,最近はブレーキング時にさえもギシギシ言い始めました.
そのうち右フロントドアからも同じようなきしみ音が.

前回と同じ発生場所かと思い,今回はドアガラスランを留めているリベットを外し内側にシリコーングリースを塗布,奥の方はシリコーンスプレーを噴霧.しかし,音は消えず.

次にドアガラスランとドアの間に薄いゴム板を挿入.しかし依然音は消えず.

リベットの替わりにナットでドアガラスランを再固定.

今回はココが発生場所ではない様子.

ドアガラスランとドアが擦れて音がしてるのかと思い,ドアガラスラン全体にアーマオールを塗布.

しかし,音は消えず.

ドアを閉めた状態でドアの上端を外から押すと例のギシギシという音がする.

ドアがボディーと擦れている音のよう.

ドアがボディーをあたっているのはこのウェザーストリップ部分.

この全周にアーマオールを塗布.

ここにも.

結果,音は見事に消えました!

音の発生源はこの部分だけなのかどうかはわかりませんが,ドア周りからの異音にお悩みの方は一度ウェザーストリップにアーマオール系のゴム保護剤を塗ってみてください.
このウェザーストリップとボディーが擦れる音だったようです.
でも20系ではドアからはきしみ音はなかった.

30系セルシオのドアって剛性が低いのでしょうか.
30系セルシオのボディー剛性は20系よりも高いと聞いていましたが,ドア剛性は別?!

30系セルシオのドアはサッシュタイプのドア.10・20系セルシオのパネルドア(ボディーと同色に塗られたパネルがドア周りに付いている)から変更になりました.
サッシュドアの方がサッシュ部分が細く,ドア剛性は低下するのでしょうか.
Sクラスベンツは旧型がサッシュドア,現行型はパネルドアになりました.これが意味するものは…….

とりあえず静かで快適なセルシオに戻りました.
セルシオは静かでなくちゃ意味ないですものね.