ロービーム6000Kバーナー交換

30系セルシオのヘッドライトロービームのHIDバーナーはオスラム製4100Kのバーナーです.
オスラム製に比べてフィリップス製の方が明るい,白いという噂がありフィリップス製に交換しましたがそれほど変化なし.
PIAA,フィリップス等から6000K<の交換バーナーが市販されていますが30000円以上して高い!
今回安価な交換用6000Kバーナーを見つけたので交換しました.

EAGLEYE製6000Kバーナー

購入価格:17800円!

EAGLEYEとはNAMYUNG LIGHTING CO. LTDという韓国のメーカーのモノ.

左:EAGLEYE製6000Kバーナー

右:フィリップス製4100(?)Kバーナー
  
(セルシオ純正オスラム製もこれと同じタイプ)

セルシオの純正バーナーはD2Rというタイプでガラスにこげ茶色のスリットがあり,その目的は配光パターンを決めるためだそうです.
壁に向かって照射した時の水平線と左上がりの線を作り,上方を照らさないようにしているのですね.
プロジェクターライトなどはライトの構造が違うためこのコーティングがないD2Sタイプです.

このEAGLEYE製バーナー,D2CというD2R,D2S両用というもの?!
スリットがない.
ってことは!?

左:EAGLEYE製D2C

右:フィリップス製D2R

D2RとD2Sは取り付け時に間違えないようにバーナー基台の切り欠きが違っています.赤がD2R用,黄色がD2S用切り欠き.
EAGLEYE製D2Cはその両方の切り欠きがあるだけで要はスリットがないD2Sって事です(お手軽).

D2RをD2Sに換えるとスリットがない分明るくなるなるとか言われますが,スリットがない分配光がすこしぼやけます.
壁に照射すると水平線と左上がりの線のぼやけがよくわかります.っていうことは上方にも光が漏れて対向車はすこし眩しい??

インプレッション
片側純正(D2R4100K),片側EAGLEYE(D2C6000K)で比較しました.
点灯直後は明らかにEAGLEYE製6000Kが紫色がかっており安っぽく感じる.
壁に照射したり,交差点で停止時に前車の後部に当たる光を見ると明らかにEAGLEYE製6000Kの方が青白い.
でも走行中路面を見ていても左右差はあまりわからず,EAGLEYE製6000kの方が気持ち白いかな?という程度.

K(ケルビン)は光の明るさではなく,光の色の白さの度合いを表す単位なので4100Kを6000Kに換えても明るくなるわけではない.

降雨時にはケルビン数が高いほど視認性が低下するようであり,敢えてファッション性だけで30000万円以上するケルビン数の高いバーナーに交換する価値は少ない(Webmasterの個人的意見).

バーナーの上にかぶせる色つきガラス管もあるようだが,色は付くだろうが明るさは絶対に低下するはず.ドレスアップパーツであってもチューンナップパーツではない.チューンダウンパーツである.