遠投のコツ Space Tackle Space Home

・ここでは、掲示板で横ちゃんが発表してくれている「遠投のコツ」をまとめています。御質問などがありましたら、掲示板の方で御質問下さい。

migiaka.gif横ちゃんのプロフィール


NO.1 : 目線(投げる目標について)27 Sep 1997

飛んでいく所はオモリに聞いてくれではなく、まず、投げる目標を設定し、そこにオモリをたたきつけるように投げることが大事で、繰り返すうちにコントロールもついてくるし、風と喧嘩しないで投げることも出来るようになります。
その目標は、右投げの人は正面(ポイント)よりやや右側(約10度)の上空1〜2時(約30〜45度)の方向が良い。ただし、追い風や右からの横風の場合は約30度ぐらいの低い方が、カラミ等のトラブルが少ない。(オーバーステップとならないため楽になる、オモリの引っかけが少なくなるためカラミも少なくなる)また、その方向を注意深く見ているとオモリが、シカケが飛んでいく状態が見えます。経験を積めばその状態でトラブルの判断が出来るため、無駄なロス(絡んだまま釣る)はなくなります。

NO.2 : パーマ防止 27 Sep 1997

投げる瞬間の指とオモリの間の糸のタルミでパーマが起こることは良く知られており皆さん気をつけているが、指とリールの間の糸のタルミもパーマを起こす原因となり、私も、時々散漫になる。指をかける時は糸を張ることが重要である。

NO.3 :竿の硬さについて 31 Oct 1997

硬い竿が絶対に遠くに飛ぶとは限らなく、自分に合った(技術、パワー、体のキレ等)竿がベストであると思う。但し、使いこなすことが出来れば別の話!? 今回は(キス釣)竿の選定について考えて見た。技術は練習や実習にて補うとして、自分の釣り方(主体を近く、中間、遠くのどこに置くか)、パワー、体のキレ等を考えて自分に合った竿を選ぶべきと思う。

・硬い竿のメリット(逆は軟らかい竿のデメリット)
遠投の際にトラブルが少ない(砂浜の凸凹の影響を受けにくい、竿の曲がり過ぎによるガイドへのカラミがない、ヒッカける事が少なく仕掛けのカラミが少ない等。重いオモリを使用出来る、理想に近い角度に弾けるようにコントロールしやすい為、距離が伸びる。

・硬い竿のデメリット(逆は軟らかい竿のメリット)
疲れる、近くを釣ることが難しい、無理に投げようとするとトラブルが起きやすい、スッポ抜けやすい等。

いずれにしても、どちらの竿も練習&実習にて充分使いこなす必要がある。理想的には2種類の竿を使い分けることであるが、実際の大会では時間もなく、状況も刻々と変化して行く為、2種類を使うことが出来ない。そこで近投も遠投も両方出来る中間の竿、そんな考えから、私はシマノジャパンカップ専用(S社の竿でないとダメの為)にはS社ファインセラミックSF、BX-405(オモリ標準負荷33号) + 柄を15cmを使用しているが、この竿でも投げ方によっては 7色+αが可能です。
パワーがある人は、長竿(4.2m付近)でやや硬目(33〜35号)の竿、パワーがない人は短竿(4.0m付近)でやや軟らか目(30号)が選定の目安と思います。

NO.4 : 投げ方(竿の振り方)について 31 Oct 1997

次の2通りがある。

A.小さくシャープに振ることによって、竿を瞬間的に曲げ、竿の反撥力を最大限に活かした投げ方(肩が中心でヒジから先で振る感じ)。最近の竿はハイカーボンの含有量が多く反撥力が優れており、この特徴を活かした投げ方。非常に楽であり、そこそこの遠投は可能である。速く振る為に、竿はやや短目、硬めが適している。ただし、この投げ方は、無理に遠投しょう(速く振ろう)としてリキんだり、ひっかけたり、ガイドや仕掛のカラミ等のトラブルが多くなる。

B.大きく振ることによって、竿をキレイに曲げ、竿全体の反撥力を利用する投げ方で、たとえ速く振れなくても予想以上に距離は出る(速く振れれば最高)(肩より後ろから、体全体で振る感じ)。慣れるまでは窮屈で、疲れる投げ方であるが、やはり遠投は距離、トラブル等についてこちらにブがあると思う。竿はやや長目、軟らか目が適している。大きく振ることは他のスポーツ(野球やゴルフ等のフォーム)でも言われているように、体全体を使って投げるで当然距離も違ってくる。 よって、私は大きく、かつ速く振るように心がけている。ただし、練習や実習を重ねて自分のものにすることが必要で、シーズン前には猛特訓。


NO.5 : オモリの重さについて 26 Nov 1997

27号以下の軽いおもりと30号以上の重いオモリについて考えてみる。釣るポイントの遠近により使い分けが必要であるが、遠投の場合については、次の理由にて私は33号の自作を使用しています。軽いおもりは振り切ることが出来るため、距離がでるが振りすぎてオモリをひっかける可能性が高くカラミ等のトラブル原因となる。重いオモリは指が持たなく、荷重がかかると自然に指が離れる為、ひっかけることが少なくカラミ等のトラブルが少ない。重いおもりで大きく振ることが大事で、必ずしも速く振る必要はない。もし重いオモリを大きく、速く振りきることが出来れば更に距離が延びることは間違いなしです。大会等の短時間決戦では一投のミスが勝敗に大きく影響します。

・糸の太さについて
糸は全て真円とは限りません、楕円や長方形に近い物ももあります、アクアキング、シーガ等太く感じるものはそうです。また糸の太さはかなりの誤差があります、ノズルから数メートル〜数十メートルの高速で吹き出す為、ノズルの磨耗が激しく太くなりやすいです。サーフ指定の競技用指定糸でさえ7号表示 0.440mmでもマイクロゲージで計ってみると一箱でも 0.410〜0.510mmの誤差が有り、太さの指定がないものは想像に任せます。

・投げ方について
ゴルフや野球と同様に正しいフォーム(理にかなった投げ方)とタイミングが大事であり、決して力でありません。たとえば、フォームは 腕ー竿ーラインの先のオモリにいかに効率良く力を与え、理想の角度で弾き出すことが出来るかです。タイミングはイチ、ニイの三で投げるのところを途中のニイでなげると力がいらないことと同じです。距離はオモリのスピードと角度が全てです。オモリの回転(ひっかけによりオモリにカーブ等がかる)はないものとします。

・PEラインのトラブル防止について
新しいPEラインは堅くまいても締まらない為、トラブル(下の糸を連れて出るパーマ)が多いです。一日使用すれば、汚れてなじんでちょうどよくなります、それまでは我慢をして慎重に使用することです。あまりスプールに目いっぱい巻かないことです。私は2号用スプールに0.6号、0.8号を200m巻いています。かなり量が少ないがトラブルは少ないです。またD社の逆スプールがありますが、糸がなじんでくると抵抗が大きくなり距離は低下します

NO.6 : フォームについて(追加、中級者以上編)6 Dec 1997

Beeさん、竹ぶーさん、キス専さん、豊田さん、他みなさんへ、11/9のSCの出来は70〜75点です。なぜなら、最も肝心な基本を大会特有のあせりと興奮でコロッと忘れていました。練習ではきちんと出来ており、特に気にとめていなかったが、投げた時何か変だ、オモリ低い、距離が出ない、納得がいかないまま大会終了。すぐに練習場でチェック、原因を確認できたが時既に遅し。それはリールを握った手首がかえっていない(リールが上に向いていなく、横にむいていた)為、投げる時に腕がヒジから出ないので竿の振り幅が小さく、フィニッシュが決まらない為、オモリを理想の角度に弾けなかったことです。 例えば、一流のピッチャーがボールを投げる時の分解写真を想像して下さい。肩、ヒジ、手首、ボールを握った手の順に出てきます。決してボールを握った手が最初に出てきません(ホーガン投げと同じフォーム)。投げる時はリールを真上に向けるとヒジから出やすくなる、腕はヒジから出て行くように心がけて振る事が大事です。こうすれば、竿を大きく振ることも出来、理想の角度にオモリを弾くことも容易になります。多少窮屈ですが、速く振らなくても距離が出て、ひっかけも少なくなります。頭の中でわかっていてもいざ実戦になると私と同様なことを行うひとも?(普通の人は?)

上達のコツ(初心者編)、フォームのイメージ化と実践での修正について
1. まず自分の投げたいフォームを竹ぶーさん、豊田さん・・BeeさんのHPを参考にイメージすること、(まず自分のベースを作る、多少違っていてもなおして行けば良くなにも深刻に考える必要はない)。
2. そのイメージをベースに実際に投げてみて修正していくこと、時々人に見てもらい自分のイメージをチェックしてもらうこと、(最初から完璧なものはありません、私は20数年かかってもいまだに改造中です)。
3. 上手な人のフォームを見たり、疑問点は遠慮なく聞き、良いところのみを取り込んでいくこと。実際に投げることは自分であり他人でない、自分の考えがしっかりしていないと色々な人からあーやこーやと教えてもらっても混乱するばかりでどこをどう取り込んで良いかわからない、、またその時は出来ても人がいなくなると出来なくなる。

NO.7 : リールシートの位置について 3 Dec 1997

ガイドの位置は竿のバランスによりほぼ決まるが、リールシートの位置は個人によって違い、自分に合ったものにすべきである。正しいフォームでバランス良く楽に投げる(オモリに効率良く力を伝える)にはリールシートの位置も大事です。右投げの人をベースに説明(左投げは手が逆)
リールシートの位置が長い場合、左手の引きがきかなく右手の押しにたよった投げ方となり、思い切り振るとスッポ抜けて飛ばない。逆に短い場合、左手の引きは出来るが右手の押しがきかなくなり、投げるのがエラく、ひっかけやすく飛ばない。竿を振る基本動作は体の回転運動(右手と左手のモーメント)をうまく使うことで、右手の押しと左手の引きがバランス良い時は力が最小ですむ。例えば、やり投げ、野球のボール投げでも一見右手の押しだけのように見えるが、良く投げる人は反対側の左手の動きを注意して見ると同時に引いていることが良くわかる。竿を振るスピードは押すより引く方が優り、力は引くより押す方が優る為、どちらに偏っても良くないと言える。そこで、押しと引きをバランス良くする為に、私は右手でリールを持って腕を伸ばし、左手の甲があごの下にくる位置をベースとしています。人により色々と差(年、体型、力、くせ、・・)がある為、多少異なるかもしれませんがまずはお試しあれ。キスのシーズンまでは時間がたっぷりあるよ。タイミング(最小限の力でオモリに最大限のエネルギーを与える)については多くの要素が複雑にからんでいて一言で言えない為、おいおいUPしたいと考えています。

NO.8 : 硬い竿の対応について 11 Dec 1997

頭や体は解っていても文章で述べるとうまく表現できない(つたわらない)かもごめんなさい。 軟らかい竿は多少タイミングがズレても竿が曲がり吸収してくれる為それなりに投げることが出来ますが、硬い竿はそれが出来ません。・・タイミングが重要です。力でもありません。投げ急ぎしないこと、竿を曲げようと、速く振ろうと力まないことです。あくまで大きくふること、これはオモリの軌道が大きくなり、円の中心の角度が同じでもオモリのスピードは半径に比例し、その加速度は2乗となる。竿を振る角度は(時計に例えると12時が垂直、真上)約8時から11時迄(1〜2時の方向にオモリをタタキつけるには)で、その間のみ力を入れて振れば良く、それ以外は無駄で、力も分散します。なお、竹ぶーさんや私のフィニッシュが1〜2時に終わっているように見えるのは投げた後の竿のブレをなくす為に流して止まった位置であり、オモリは11時の方向に弾いています。スリークォターの場合、(時計を平面に見て、12時が正面)竿は1時の方向に振る(遠投のコツNO.1)としたら、7時の位置から振ることになる、その時オモリの位置は8時ぐらいで丁度良い。(オモリの回ってくるスピードにもよるが、オモリを見て竿を振る動作までのタイムラグがあり、実際に振る瞬間にはオモリが7時の位置に来ていると思われる為)オモリの軌道を見てから振ると、常にコンスタントに投げられる、体重が乗った振りが出来る。例えば、顔が投げる方に向けば、肩、腰、体は前に向き重心も移るため、腕、手のみで投げることとなる。
左手の引きを効かすには、振るときの構えが大事、左手が肩より上で、右手も肩付近の高さがヒジから出やすくなる為好ましい(左右の手ともにあまり下がらないほうが良く下がるとヒジから出にくくなる)。引き手始(主)動で右の押しをバランスよく一気に振ることです。最初はスッポ抜けますが、これは良い兆候で慣れれば丁度良くなります。まずは投げ込みでタイミングを体でマスターして下さい。ただし、硬い竿と、軟らかい竿ではリリースポイントが少し異なります、軟らかい竿に戻した場合は同じポイントではライナー、ヒッカケのトラブルがでます、竿の曲がりを考慮して少し早めにリリースすることが大事です。

bos6.gif Q&Aコーナー

Q1)数釣り大会の遠投時も自作の33号ですか?

オモリは大会の時は下記を除いて33号を使用しています。クラブ員亀ちゃんが作っています。ただし、35号は重くて、竿の強度も問題となり使用していません。
・ポイントが非常に近い時。・海が大荒れで遠投しても無駄で、むしろ潮の流れでオモリを動かした方が良いとき。

Q2)リールシートの位置は固定されていらっしゃいますか? それとも、シートなしでリールの位置を随時変更できるように、リールの脚をテープ等で固定していらっしゃいますか? もし、固定されていない場合、どんな時に(体調や竿の種類等)グリップ間の距離を長く(あるいは短く)されていらっしゃいますか? 教えていただければ幸甚です。 また、タラシの長さ、オモリの位置(回転やV字の場合)、ステップの詳細等も教えて下さい。

・リールシートの位置について
現在は固定しています(竿の軟硬、体調によって変えることはしません)。自分に合った位置に決める間での仮止めは普通のビニールテープで充分です。

・オモリの位置について
V字で投げることはほとんどありません。中、近投及び足場が荒れたり、砂利石で回転投法が出来ない場合(オモリを置いてのスリークォターで投げる)以外は回転投法で投げるようにしています(但し、仕掛けが長いキス釣りの場合のみ)。オモリの位置は、スリークォターの場合約1.2m前後、回転投法の場合約2.0〜3.4mの範囲(普通は2.7m付近)で、足場の広い、狭いに応じて使い分けています。但し、投げる場合は長さによってオモリ、が回ってくるタイミングが多少異なる為、オモリが回ってくる位置を確認して投げる体制に入るように調整しています。