投げを考えるTackleHome

・つたない物理の知識しかありませんが、科学的に投げを考えてみようと思います。上手な方が言われる投げ方のコツと相反する部分があると思いますが、それを否定する物ではありません。コツというのはホント大事で理屈抜きにそうすると飛ぶ場合があります。これは言っている中身は間違っていても、そうする事によって体や竿が、物理的に正しい動きをするからでしょう。

・投げが下手な私がこんな事を書くのはどうかとも思うのですが、真理は一つだと思って書いてます。


bos4.gif錘の軌跡の分析

clsこの写真は大投げ部屋にある竹ぶーさんのビデオを元に合成したものです。一コマは1/60秒です。見にくいですが、錘が左から順番にaからfまで、6つ見えています。最初と最後の竿の画像に対応する錘はこの画像の範囲にはありませんのでご注意下さい。画像が見にくくなりますので、a,c,eの部分しか画像に文字を書いていませんが、左からa,b,c,d,e,fの順です。

cls錘の座標から錘の動いた距離、速度を画像のドット数で計算してみました。

x座標(前後)

y座標(上下)

錘の動いた距離

時速(参考)Km/h

加速

a

0

0

/

/

/

b

45

36

57.6

237

/

c

107

77

74.2

305

68.0

d

182

117

84.5

347

42.4

e

262

159

90.1

370

22.9

f

344

200

91.4

375

5.5

cls時速はこの姿勢での竹ぶーさんの足から頭の先までの長さを160センチと仮定し、ドット数84より、1ドット1.9センチとした場合の速度です。錘はカメラに近いところを通っている為、数字自体はかなり大きな誤差があると思いますが、錘が加速していくイメージはつかめると思います。)

clsなお、横から見ていますので、錘が真後ろから前に向かって飛んでいるように見えますが、実際は錘はカメラ側を回るように飛んでいます。これは大投げ部屋にある錘の軌跡を見ていただいたら一目瞭然です。

clsさて、加速ですが思ったよりも後半減っているのが分かります。fの5.5というのは既に反発が終わった為でしょうが、cで最も加速されているのは竿の胴を曲げなくては飛ばないという事の証明でしょうか?



・この画像はチョイ投げを撮影した物です。


x座標(前後)

y座標(上下)

錘の動いた距離

時速(参考)Km/h

加速

a

0

0

/

/

/

b

1

34

34.0

140

/

c

11

73

73.8

163

23.8

d

32

114

118.4

183

43.4

e

63

156

168.2

205

21.6

f

105

197

223.2

226

21.2

g

163

232

283.5

247

21.8


clsこちらのチョイ投げの方は加速の値は割と一定です。理由は?


bos4.gifどうして前に飛ぶの?

1)
clsスリークォータやV字で投げた場合右に飛ぶような気がするが、どうして前に飛ぶのかと言う質問をメールで頂いたことが何度かあります。

cls左の画像はスリークォータで投げる寸前の画像です。赤い円の中は分かりやすいように錘を黄色、竿先から錘までを黒い直線で描いています。確かにこのまま錘を置いた位置からそのまま投げたら右に飛びそうです。
2)
cls上記位置に錘がじっとしているのなら確かに右に飛んじゃうのですが、錘は動きます。

clsそして錘の軌跡の分析で最も加速される前のaの位置(反発が始まると考えられる位置)付近に錘が来た時が左の写真です。
3)
cls上記タイミングと同じタイミングと思われる時(竿が反発して真っ直ぐになった位置から5コマバックさせています)の後ろからの画像です。ちょうど錘が真後ろに来ていました。

clsもちろん一回の投擲をシンクロさせて撮影した動画ではありませんので、1/30秒ほどの誤差はあると思いますので、このまま信用しないで下さい。
4)
clsちなみに正面からの動画で同様に5コマ(5/30秒)バックさせた画像です。

clsこの動画はちょうど竿が真っ直ぐになる場所が無かったので、上の2枚の画像より少しタイミングが遅れているかもしれません。

cls以上の画像は大投げ部屋にあるマッドキャスターズ会長中田さんの動画を使わせていただきました。中田さん何度も撮影させていただきありがとうございました。
m(_"_)m Peko peko

・錘の軌跡の写真で明らかなように、3)の位置から錘は右に動きます。そしてそれから左に動くわけですが、この部分の解説をします。

最初の右への移動は慣性による等速運動です。しかし、以下に述べる振り子運動の為、減速していきます。
後半左に動くのは振り子運動と解釈するのが簡単だと思います。すなわち竿が海に向かって加速されている状態は、地上でぶら下げられた錘に重力が働いているのと同様なわけです。この場合重力加速度によって錘が振り子運動をします。これと同様錘は左に動くわけです。(
後日図解します)



以下工事中





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