〜笑う犬の冒険LIVE 2001夏〜

2001年7月5日 お台場・フジテレビ

 はっぱ隊『YATTA!』のDVDのバーコードで応募したら当たったのでライブ観覧してきました。久しぶりの東京、初めてのフジテレビ、初めての全国放送番組観覧。というわけで、舞い上がってた奴が書いた文章です。とっ散らかってますがお許しを。

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 7月5日。ローカル線から新幹線と山手線とゆりかもめと乗り継いで、お昼過ぎにお台場へ到着。犬ファン仲間のメル友さんと現地合流し、カフェコスタにて乾杯し(笑)せっかくなのでとまずは1Fゴーゴゴーパークへ、そして念願のスタジオプロムナード。笑う犬のコーナーに辿り着き、恥っ!と顔から湯気を出しながらもやっぱりミル姉さんチェアには座り(♪)そしていざ、収録スタジオが見える例の窓へ…
 舞台とおぼしきセットが組まれている前に丸椅子がたくさん並べられているのが見える。セットのところに、若い女の子らしき二人組と一緒にいる、白いスーツ姿は…もしや、谷啓さん?
 ! ってことは、あの椅子は…このあとの収録で我々が座る観覧席だ。
 この瞬間から一気に目ざとくなる私(笑)押し合いへし合いする人に流されつつ、次の窓へ。飲み物のカップが置かれている長机が目に入った。あれは”たまり”? 前に座っている見覚えのある衣装はハナコくんのだ、ってことは中島さんだっ。そしてその横で、今、タバコに火をつけてるのは…泰造さんだあ!やっぱり見覚えのあるシブ目の背広で、でも首から上はまだほぼ素のままで、なぁんかリラックス中みたい。上方から何人もの目で今、見られてるってわかってんのかなあ。あ、向き合ってお喋りしてる、ちょっと大きめの(失礼)茶髪の頭は、土田さんかな?顔が見えない。う〜ん。
 はっ!そうこうしてるうち、手前でなにやら目に鮮やかな色のジャケットが動いた。あれを着るのは…おおっ、黒い頭が見えた。ウッチャンだあっ♪♪  思わず「ウッチャンいる!大嵐の服着てる!」って声出しちゃった。
 ふむ。この時間、あの三人があの衣装を身につけてるってことは、今日最初のコントはそれなのね(^^)
 おっと、もう少し手前でまた、覚えのある衣装がひらりと動いた。しぶい三つ揃いのスーツ、あれは、健ちゃん☆ あの衣装は…ははは〜、アナウンサー学校もやるのかぁ〜。
 …いいの?いいの?こんなにいっぺんに何人も見れちゃうって、ありなの?
 あ、メガネかけた細身の人が出てきた。雰囲気、小松Dっぽい…けど、こちらはちょいと忙しそう、あっという間に歩いて消えてっちゃった。確認できず。うーん、でも、小松さんだと思いたい。
 感動しつつ1Fにもどり、そろそろ集合の時間。集合場所の池広場前にはすでに人の列。ちなみに今日の気温36度(推定)、晴れ。あちいっ! 体力がやばめです。でもがんばるぞ。
 並んでる最中に前述のメル友さんのネプファン仲間お2人と合流、小さい声でごあいさつ。HNでの自己紹介、恥ずいですね(^^;)そして観覧の当選者名簿(?)と照合してパスをもらい、次の集合時刻を聞いて一旦解散。この時点で既に予定の時間を若干過ぎていることに一抹の不安を感じながらも、とにかくこの炎天下から逃れ、1Fシアターモールへ涼みに。どうやらこの先、まだまだたんと待たされることになりそう…。


 15時をすぎ、太陽サンサンふりそそぐ池広場前にふたたび集合。名簿順に並ばねばならないのでここからはみんな離れ離れに。くすん。今回、ハガキ応募者から100人限定〜とばかし思ってたけど、他にもルートはあったようで(フジテレビクラブ会員とか)じつは結構な人数、それを一人一人、名前確認しながら整列させてる…ああ、お台場はいい天気(^_^メ)
 ちなみに客層は九割がた女性。ハガキ応募組の私は列全体の前から三分の一あたりか?
 ようやく列が動きだし、いざ社屋へ。パスを回収され、狭い階段で3Fへ向かう。う、しんどい…でも、ここで倒れてなるものか。一般見学コースとは違って(当たり前)地味〜な通路をぞろぞろ進む。想像してたより狭い。木の香りが漂っている。大きな装置の裏にプリントされてる”フジテレビ”の文字にすら、いちいち感動する女がここにいる。
 と、列が止まった。すでに自分が建物内のどこにいるのか把握できてない(っていうかそもそもここ初めての場所;)けど、雰囲気的にもうすぐスタジオかな?って感じの廊下。通路なので右の壁に寄って、との指示が聞こえた。人一人通れる程度に開いてる横の通路を、入れかわり立ちかわり、何度もスタッフさんが通る。横目にチェックしつつじーっと待ってる客の列。ここでも結構待たされた。あと、ちょっとなのに…。
 15時50分頃、なにやら列の前方が明るい。あ、照明さんだ。それと音声さんのマイクと、カメラを持った人が列の横を通り過ぎ、列の後方まで行ってのちまた前へと戻っていった。何だ?もしかして、お客さんが並んでる光景を録ってたのかな?
 数分後、ようやく列が動き出した。壁に「V4・V5スタジオ」の表示、いよいよだあ!
 角を曲がると少し広いスペース、大きな紙が壁に貼ってある。8:30から始まる本日の予定だ。客入れ、ってところの横にある時刻は現在時刻より一時間ほど前…やっぱり押しちゃったんだなあ。続けて読もうとした私、一秒後に目をそらす。だってその下に書いてあるのは本日の収録内容。コントのタイトルがずら〜っと書いてあるのよ。いけないいけない、ネタばれ注意。(ひとつ見えちゃったけど)
 大きく開放された扉から、スタジオの中へ。天井が高い。コード類が這う床を歩く最中、心臓ばくばく、目はきょろきょろ…すでに挙動不審者(^^;)。透明な袋に詰まった金色の紙吹雪、はっぱの絵が真ん中に描かれた設計図のような紙、なぜか置かれてる金タライ、何を見ても興奮する。落ち着け〜。
 等間隔に並んでる椅子に、順に腰掛けてく。お隣りの椅子と結構、間があいている。そのこころは? 今、並ばされてる我々の正面に、今日のメインとなる舞台があり、で、90度回転した右方向に(つまり、今、座ってる真横に)もうひとつ舞台があるの。前回のキャラ祭り同様、このふたつの舞台を駆使してコントが進行するのね。お客さんはその都度、椅子の上で身体の向きを変えることで、どっちの舞台も正面から見られる。
 ふたつの舞台の間には大きなモニター画面、その後方上に、ショウバンドオオギリのものよりは小ぶりだけどいかにも「ここからスターが出てくるぞ!」ってな感じの登場口があり、モニターの前へと階段が続いてる。あそこからメンバー出てくるのかな〜と期待(でも、結局なかったんですけどね;)正面の舞台には、今は上にあがってるけど幕があり、革張りのソファ、ローテーブル、観葉植物ってな具合のお部屋のセットができている。最初のコントのものだろうか。黒いカーテンで仕切られてる舞台横、上手からも下手からも、今の時間でもまだ何度もいろんなスタッフさんが出入りしてる。右の舞台は幕はなく少しシンプルで、歌番組のセットのようなキラキラ輝く壁が後ろに立てられている。
 客席が埋まった頃、メイン舞台にて「みなさん、外は暑かったですかあ?」喧嘩売ってんのかこらぁ!ってな挨拶から始まった(笑/いや番組スタッフは朝からこのスタジオで作業してるからお天気わからないんだよね)スタッフさんからの注意事項(携帯など音の出るもの禁止、写真撮影禁止など)&拍手のお稽古。懇切丁寧な指導が終わると、すかさずモニターの画面に大きく「10」と映像が現れた。…えっ、もうカウントダウン?は、始まるの? ここまでに待たされた時間の長さはなんだったの〜ってな急展開に心の準備も整わないまま、3、2、1、…音楽!

 「笑う犬の冒険LIVE 2001夏」

 MA-E-youngの二人&谷さんが登場!モニターには各メンバーの名前と顔が順に映し出される。MC谷さんが最初の挨拶してる(けど、周囲の拍手&歓声でほとんど聞き取れず…)さっそく最初のコントに、と、谷さんが撃たれた!?(←谷さんのこの倒れるアクションが最初のコントにつながってく。古畑任三郎をパロった刑事ドラマに大嵐浩太郎が出演するというコントで、犯人役の大嵐が谷さんを撃って登場という流れ)
 一番に舞台に姿を現すのは、やはりこの人、内村座長☆ お気に入りのキャラに扮しての登場、楽しそうやな〜おい。セリフも快調、かっこいい♪バカだけど。(キャラの話です)大嵐役のウッチャンと、付き人ハナコくんの中島さん、原田プロデューサー、AD名倉さん、といつもの配役のほか、ドラマの主演俳優『むらたまさかず』役の南原さんとその付き人役の土田さんも舞台に登場して賑やかに♪
 コントの途中、舞台で役者が5人になった場面。ライトが当たってるのは中央で芝居してる内村さんと南原さん、それを見てるという設定の名倉さんと泰造さん、の4人。でもその横で、ライトが当たってない土田さんも、ちゃんと演技してる。ああ、舞台を見てるんだ、と実感する。当たり前っちゃ当たり前なんだけど、こういうのが嬉しいのです。
 コントが終わり、舞台に幕が降りる。幕の真ん中にどでかく「拍手」の文字。うん、わかりやすい(笑)
 幕の前へと上がってきた、これまた定番のキャラ『アナウンサー学校』の先生(^^)。セットを入れ替えてる間に、幕の前にてワンマンショー。客の私達は先生=ホリケンのおもちゃと化し、楽しく遊ばれる。客席を左右半分に勝手に「アヒルさんチーム」「カエルさんチーム」に分け、先生の指示でそれぞれ「ガーガー」「ゲロゲロ」と鳴けと命令が…「アヒルさんチーム!」「ガーガー!」「カエルさんチーム!」「ゲロゲロ!」と何回かやり取りしたのち、先生おもむろに「マングースチーム!」…急にふられてまごつく客席に先生「アドリブきかねーな」って、このっこのっ♪ 幕が開くと舞台にはおなじみのあの教室セット、メンバーほぼ全員が揃ってる。いない人も若干いるけど、これは次のコントの準備のためだなと納得(ほんとは見たかった。)。おなじみの流れでコントが進み、ラストは大木くんが得意なアニメのモノマネで落とすという流れに。大木くん、ジャイアン&スネ夫のモノマネに続き、最後はなぜかパンチョ伊東のマネでなんとか落とす(アニメじゃねえよ;)
 立て続けに定番のコントで笑い、ああ面白かった、でも…あれ、結局、こういう昔っからのキャラでないと、やっぱ盛り上がれないのかな…なんて、ちょっぴり思ったその時、最近評判の『10円』の二人が客席に登場! しまった油断してた。観覧に来ているらしい生き別れの娘を探す玉ちゃんと、ガードマン役名倉さんのお客とからみながらの二人芝居。お客さんのリアクションに左右されそうな構成だけど、そこはもうベテランの二人、安心して見てられる。っていうか、このコント好きなんです。
 続いて聞こえた陽気なテーマ曲。客席どまん中を通りぬけて(通路側のお客さんからはもれなくおさわり攻撃)現れた『ハニービーイングリッシュ』のハチさん三人。うーむ、かわゆいっ。右の舞台に上がってお元気にコント。オンエアで見てるときにはこれは個人的にはいまいち…だったんだけど、こういうライブにはうってつけのキャラかもしれない。ベッキーがパワフルで小気味良かったです。
 ここで一息、谷さん登場。モニターで未放送コント(いわゆるボツコント)を見るコーナー。
 『学校へ行こう』は小学生三人が誰かの家の前へ「学校に行こうよ」と呼びにきたところから始まるコント。不登校の友達を迎えに来たと思わせて、じつはそこは担任の大木先生の家だったという。みんなから「しょぼい」と言われて不登校になってしまった大木先生、子供たち&更に迎えに来た内村先生に励まされ、気を取り直してギャグを一発かますものの、結局やっぱりどうしてもしょぼい彼なのでした、という大木くんいじりなコント。
 続き『マドモアゼルゆみこ』の未放送分3連発、そして『デスラー』未放送分。いつものようにヤマトに通信してきたデスラー、しかしその彼の脇では家族がちゃぶ台でごはん食べているという。頼まれておかわりついであげてたりもするデスラーが、手に持ってるのはアニメのと同じグラスなのが可笑しかったぁ。艦長の「この中で艦内恋愛してる人!」との問いかけに泰造さんとホリケンの男2人が立っちゃうというオチも受けてました。
 『ミスターアブドラ』の未放送分も。大木ギャグが客席を適度にクールダウンしてくれました(笑)
 ボツコントのコーナー終わって、谷さんの「つぎは歌姫が登場」との言葉でコントライブ再開。歌姫って誰?と思えば、おお、『AYUの妖精』かあ。左の舞台がAYUの楽屋になり、コンサートやりたくない彼女をヒョウの妖精が例のごとくなだめるコント。「やってみなけりゃわからない」ってのを、「投げつける物が手持ちの銭しかないからそれを投げ、結果成功する銭型平次(でも妻からは『拾ってきて』と言われてるんだが)」&「がまんできないから野○ソしてしまったら、たまたま近寄ってきてた熊もその臭いで退散した」という小芝居でアピールした結果、コンサートやる気になってくれたAYU。右の舞台に移動して、AYU=名倉さんが熱唱♪
 再びモニターで、コントNG集を見るコーナー。
 『娘よ』でセリフが出ないウッチャン、『マドモアゼルゆみこ』で窮してしまったホリケンの各NGに続いて、『生きる』の、ホウキに乗ってる飛んでる感じでスケボー?に乗って引いてもらってたテリーがこけちゃったところ、『バックします』で車2台がくっつきすぎちゃったところ、『格闘家夫婦』で、松尾さんが泰造さんにゴミ出し頼む場面なのにそのゴミがないよ〜というところ、といったスタッフさんのNG集も。そして「NG女王」として中島さんの『ふくちゃん』&『ジミー』のカミカミNG、さらに「NG王」泰造さんの、『娘よ』でカミまくる図&『小須田部長』でセリフ飛ばしてボロボロの図が流されてしまいました。(個人的に私、NG見れたことよりも『ふくちゃん』の続編が未放送コントになってたという事実に衝撃をくらいました。続編あったんだ! 全部見たかったなーこれ)
 続いては、谷さん&MA-E-youngの、次のコントを準備中のメンバーを直撃レポするコーナー。舞台裏に回った谷さん達の姿がモニターに映る。メイク中の土田さん、名倉さん(メイク途中の顔から次のコントは『モンスターQ』なのがわかりました)、南原さん(こちらは『カリスマ』コントのナザワに変身中)。次の衣装に着替えた泰造さん。内村さん&ホリケンはAYUの衣装を脱いでてもろ肌状態(♪)ベッキーはもう出番はないのかジャージ姿。名倉さんからは、このモンスターで使うオレンジ色はドーランには無い色なので作ってもらっているという話が聞けました。この夏にやりたいことは?の問いに、日焼けしたいと答えるのはウッチャン(なんか毎年これ聞いてる気がする…)ベッキーは「イギリスにいるおばあちゃんに会いたい」という答え。「それは今年の夏でなくてもできるんじゃないの?」「いや、おばあちゃんもう長くないかもしれないから」おいおいベッキー;
 てな感じで場をつなぎ、やがて、メイン舞台の準備完了。戻ってきた谷さんのモンスターサーチャーが反応したので谷さんと女の子2人は急いで避難(笑)幕が上がると、おー、『モンスターQ』のセットができてる。いつものOAでは映像ならではの見せ方をするコントだけど、あれを舞台では一体どうやるのか?と思ったんですが、あらま、わかりやすい(^^)ローテクさがいい感じ。このコントの世界観と合ってる気がします。
 モンスターを探して旅をするトモタカと、その連れのモンスター。前回までのOAの流れで進化を遂げてて今は“ヅラピカQ”です。と、見つけたのは30代独身のOLモンスター“ブルーOLやねん○○”(大阪の地名を言ったらしいがよくわからなかった;)ゲットするぞ!と意気込むトモタカ、亡き母との会話をヒントに(この母親役松尾さんの登場が私はツボでした〜。普段のOAでは映像で出てくる人ですが、今回の舞台では、セット後ろに立ってる書き割りの空の太陽の絵のところが横開きの窓になってまして、そこを手動でバコンと開けて松尾さんが顔を出すのです。チ、チープだ)寂しい一人暮らしのOLは猫を飼いたがる、と思いつき、ヅラピカQをかわいい猫のモンスターに進化させることに。(この変身もまたツボで。普段のOAではヅラとか服とかを、装着しているのを引っぱって取った映像を逆再生するという手法で変身シーンにしてますが、今回は…猫のヅラ持って飛んできたヅラバードが、立ってる名倉さんの頭上にボトッと落としただけ(笑))かわいい猫のモンスター“ミケネコQ”に変身してブルーOLモンスターに近づくのですが、猫かわいい〜!と喜んだOLモンスターに逆に捕えられてしまいます。飼い猫にされてしまったミケネコQをトモタカは取り返そうとしますが、寂しいOLモンスターから猫を取り上げることができず、諦めかける…が、離れられないのならみんなで一緒にいればいい→OLモンスターが一行に加わることで円満解決(?)に。…ゲットしたことになるのか?(^^;)
 さらに一本、今度は『カリスマ』。ナンチャン一人芝居プラス声の出演土田さん(顔は青いドーラン塗ったモンスターのままだったんだろうか(^^))。三木道三って誰よ?などのネタをくり出して笑わせますが、長さはOAでやったものより随分コンパクト…でもこのほうがいいみたい?個人的に、このコントいまひとつなのです(ごめんねナンチャン)最後はナザワの頭上に金タライがすこーんと落ちてきまして、すぱっと終わりました。
 このあと今日初めてのちょっと長めの暗転(ナザワじゃなくて矢沢さんの「Somebody's Night」が延々流れてた)。これまでがいい流れだったのにどうした?と苛々してたら、うわぁ、いつの間にか右の舞台に『ユキオとひろし』のセットができてた! また油断。いつものノリで定番コントが進み、でも後半、いつものOAでは絶対見られない展開に。テストでいい点取ったユキオ→なんでも判る僕は宇宙の支配者、と思い込んだユキオが、今から僕の言うことがみんな本当になる、と言って様々なことを口にする、と、左の舞台で本当にそれが起こるというコント。「ウッチャンがこける」と言うと本当にウッチャンが出てきてコケ芸披露するし、「アクシャン杉崎がB'z稲葉のモノマネする」と言うと杉崎がモノマネ披露するし(ついでに中尾彬のマネも披露)「土田がウッチャンの悪口を三つ言う」と言うと…本当に言っちゃったよ(目が笑ってない・今日の現場で足のツメ切ってた・無駄に筋肉質)「中島が10歳若返る」と言うと、出てきた中島さんが無邪気な少女っぽい芝居を。実際に若返って見えたかどうかは…いや、次のコントの関係で老けた感じの役にもうなってたというハンデもあったし、ねえ。「最後に与座がおとす」とふられて、ちゃんと持ちギャグで落とした与座くんはかっこよかったぞ。
 そして舞台には、とある家庭の部屋のセットが…。これが最後のコント。と、くれば、はっぱ隊しかないでしょう♪と期待しつつ、まずは座長のマジ芝居を堪能します。高卒サラリーマンで薄給だけどリストラされないだけマシ、と、母親とともにつましい生活を送る男のところへ、かつて受験した大学から「採点ミスで実は合格してた」と知らせがくる。だからって今から入学するわけにもいかないのに。と、途方に暮れる男の前に現れたはっぱ隊! 例のポーズで舞台でスポット浴びて立つ姿に目を奪われたかと思えば、客席後ろからも不意に現れて驚かされ。舞台に勢ぞろいしたメンバーとともに、場内一体となって「やった!やった!」の唱和、そして歌へとなだれこみます。…この歌、初めてコントの中で聞いた時には、まさか、ライブでこれ聞いて心から拍手する日が来るとは思わなかったなー。気分は爽快。ああ、楽しい。金色の紙吹雪も降ってて…紙吹雪、多いよっ(笑) 後で見たら服の胸ポケットと足元に置いてたバッグの中に金の紙いっぱい入ってました;
 以上でコントは終了。お仕事の都合で残れなかった松尾さんを除く全員がメイン舞台に登場して、まずはテレビ用のエンディングを撮り(ナイターその他で翌週から放送は3回お休みとの告知があったので大ブーイングしちまった)そしてあらためてカーテンコール。はっぱ隊コントのリーマン衣装のままウッチャンはMCに、はっぱ隊のみなさんは…はっぱ隊の後だったからなのかな、ずーっと楽しげにしてたように見えました。そういえば大内君の声をちゃんと聞くのは今日はこれが最初でした(笑)アナ学の生徒とはっぱ隊しかやってないもんなあ。「自分は完璧でした!」って、そりゃそうよね(^^;) 大木くんとはいえば、ギャグでリベンジを要求され、ホリケンの音頭でアブドラアブドラ〜をやることに。でも、ごめん無理だったみたい(笑)ついでに大木くん、足が汚い…。お部屋にダニが発生してるらしく、刺された跡でボロボロなのです(うへぇ;)泰造さんはモンスターQの中でカミカミだったことを指摘されて「口を手術します!」ですって。他は…AYUのコントで、妖精の歌うテーマ?はいつものと同じ「やってみなくちゃわからない〜」ってのだったんだけど、練習の段階では「(花*花の歌のマネで)あ〜よかったな〜やってみて〜、あ〜よかったな〜やってみて〜」って案もあったという話なんかも出てました。あと、この場で衝撃の事実(って程でもないか)MA-E-youngの若いほうの子(名前判らない;)のお母さんが、はっぱ隊メンバーより年下であることが判明しました。ってことは中島より若いお母さんだ!って…いーじゃん別に(^^;)
 あとはどんな話があったかなあ…忘れちゃったけど(オイ)とても楽しくて幸せな気分だったことはハッキリ覚えてる。
 すべてが終わった時には18時をまわってた。19時発の新幹線に乗らねばならない私はお名残惜しみつつメル友さんたちとお別れしてお台場を出まして。お会いできた皆さん、そのせつはありがとうございました。
 帰りのゆりかもめに揺られながら一瞬泣きそうになったのは、車窓から見た夕陽がとても綺麗だったせいだけではありませんでした。

 楽しかったです。とても。
 あの日、あの場所にいられた幸運に、感謝。

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 正直なとこ、当時の『笑う犬の冒険』、毎週すごく楽しみにして見ていたのは本当ですが、心から素晴らしい番組だと思っていたか?と思うとそうでもなかったかなとは思います。疑問を感じることもなかったわけじゃない。このライブの中で見たコントも、OAでだけ見ても面白いと思えたろうかと考えるとちょっと…という気もする。けど、ライブの最中は、掛け値なしに楽しかったし、笑っていました。あ、やっぱり、この番組好きなんだ。高く評価できるからとか水準の高いことやってるかとか(同じこと言ってますが)じゃなくて、理屈抜きでただ好きなんだ。って、莫迦みたいに単純なことですがあらためて気がついて、我ながらしょうがねえなぁと苦笑しつつ(^^;)めっちゃ楽しかったライブの余韻にしばらく浸っては微笑んでいたのでした。

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