♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ

▼ 2011.01/05 〜21世紀も最初の10年が過ぎ去り、いよいよ混迷の度合いが深まってきましたが…〜

新年明けましておめでとうございます <(_ _)>
今年も、テケトーにお付き合い頂ければ幸いです (^〜^;)ゞ

そう言えば、12月は一度も更新しないまま過ぎ去ってしまったんですな。気が付けば年が変わっていた、と。
ま、このWEBページは元々そういう調子でずっとやってきておりますので、何卒今年も宜しくお付き合い下さいませ。

さてさて、オビに書いた通り、今年は西暦2011年なので、21世紀になってから丁度まる10年が過ぎ去ったわけです。「10」は、「帰一数」と言って「元に帰る」意味があります。また、英語で「10年」は"decade"、このdecadeは英文ではよく出てくる単語でして、やはり「10年」というのを、一つの区切り、振り返りの機会、と考えるのは洋の東西を問わず同じようです。

(1989年のベルリンの壁崩壊に始まり)1991年にソ連が完全解体し、いわゆる『東西冷戦』構造が崩れたのと、それに伴う混乱−ボスニア紛争に代表されるように−が続いたのが、20世紀最後の10年間。
東西冷戦が終わり、いわゆる「米ソ全面核戦争」の恐怖が無くなって、平和な時代が訪れたかと思いきや、2001年のアメリカ中枢同時多発テロにより、むしろ「いつどこでも戦場になり得る」という恐怖は増した、という事実を否応なしに認識させられたのが、21世紀最初の10年間。また、相対的にアメリカの影響力が低下するとともに、待ってましたとばかりに増長してきたのが中国。これをもまた否応なしに認識させられた10年でもありました。

今後の世界は、どの国であれ、アメリカと中国の2大影響力、2つの磁力の中に巻き込まれざるを得ないのは明らか。その磁力圏の中で、どういう舵取りをしていくか、というのが、あらゆる国にとって重要なポイントになるでしょうね。
その時、日本はどうすべきか?と言えば、これはもう余りにも明白。
歴史的経緯や地政学的に見て、日本は、同じ「海洋国家」であり、また自由・人権・民主主義・市場経済という価値観を共有するアメリカやイギリスとの絆をしっかり保って生きていく以外に、選択肢は無い。
日本が変に中国に傾こうとすれば、中国との圧倒的な軍事力−特に陸軍力−の差、及び中国の本質的な覇権主義の性向からして、あっという間に中国に日本は飲み込まれる事になる。気が付いたら、日本は「中国の一地方行政区」になっていた、なんてのは決して冗談では済まない。今のチベットやウィグル自治区が中国に飲み込まれた経緯を知れば、日本が吸収されるのも確実、と思えるハズ。

まぁそういうわけで、今の民主党政権の舵取り−特に外交・安保政策−は、余りにも危険だという事が、これでよく分かります。
幸か不幸か、去年9月の尖閣諸島沖漁船衝突テロにより、日本国民もかなりの人が目が覚めたので、民主党も今までのように独善的政策遂行はできないでしょうから、少しはましな政策に方向転換してもらえるのを、私も願う次第です。
ま、本当は、民主党内での若干の政策転換なんぞより、とっとと衆議院の解散・総選挙をやってもらったほうが良いんですけど。どうも菅首相に解散の意志は無いようなので、ならばせめて、内閣総辞職して、首相を入れ替えて新内閣で臨んでもらえないでしょうかね。
▼ 2011.01/23 〜今年の日本政治は既存政党離れが加速しそうな気配ですな〜

さてさて、本日、全国的にも注目されている名古屋市長選挙が告示されたわけですが。注目されている一番の理由は言うまでもなく、「政令指定都市で全国初の議会リコールが成立」した都市での、市長選だからですけど。と同時に、これの投票日が、リコールによる「市議会解散の是非を問う住民投票」と、愛知県知事選挙との、いわゆる「トリプル投票」になるからでもありますわね。(※私は愛知県民ですが名古屋市民ではないので、名古屋市長選と名古屋市議会の住民投票には関係しませんが…)

しかしまぁトリプル投票云々はともかく、今回のリコールを主導した−36万人もの署名を一ヶ月で集めるなんて、凄いパワーですよ!−河村たかし前市長の立ち上げた『減税日本』とか、大阪府の橋下知事が旗を振る『大阪維新の会』とか、「既存政党にはもう任せられんわ!」という地域政党が、人気を集めるようになりましたねぇ。
その理由は恐らく明白で、1年半前に、ある種の熱気を以て行われた民主党への政権交代が、ここまでで何も良い成果を残せていない−どころか、むしろ自民党政権時代より更に悪くなった−、っていうのが最大の理由でしょ。既存の二大政党のうちのもう片方に、一度託してみたけど、結局何も良い結果は出せないんだな。という事が、国民に分かったから、もう、二大政党のどちらにも期待できない。と感じる人が激増した。それが、第三極と言われる政党−国政レベルなら『みんなの党』、地方政治レベルではいわゆる「地域政党」−が出てくる土壌になってるんでしょう。尤も、地域政党は今や第三極どころか、議会でも第一党を獲りそうな勢いがあるよね。名古屋市や大阪府に限れば。

ただ、私思うにですよ。
地域政党が出てくるのは、時代背景−つまり東京に全ての権力が集まる中央集権から地方分権への流れ−を考えれば当然ではあるにしろ、やはり同時並行で国政をしっかりしなきゃイカン、と。何故なら、地方自治体には「主権」は無く(※主権を有するのは独立「国家」のみ)、従って外交・安全保障に関して指針を決める権限は無いんですよね。
でも、今の日本を取り巻く周辺環境は、外交・安保政策をちょっと間違えば、あっという間に領土や領海、さらには国民の生命や財産も奪われかねない、危険な状況ですよ。だから、地方分権とか道州制とかを議論するのも良いけど、「国にしかできない」外交・安保を疎かにしてはイカンのです。

明日から通常国会が始まるけど、菅内閣は、たぶん3月末で退陣でしょう。何故なら、参議院で与党は過半数割れ、衆議院で再可決できる2/3の議席も無い、かつ、民主党の国会運営が稚拙過ぎるから野党も協力する気が無い。という事は、2012年度予算案【2011.01/24訂正:「2011年度」予算案、の間違いです】と関連法案を通さないといけない時期に、予算案以外は通らない事になる。(※予算だけは、首班指名と同じく憲法の規定で衆議院の議決が優先するので通る)
予算案だけ通って法律になっても、関連法案が成立しなきゃ、結局執行できない。この不況下に、国の予算が執行できないなんて事態は、国民生活の大混乱を引き起こす事必至。だから結局、菅内閣は、野党の「解散か総辞職せよ」の要求を受け入れて、予算関連法案の成立と引き替えに、退陣する以外に無いわけです。

すると次の首相はだあれ?ってとこに関心が移るわけですが。ここは意外と難しい。
菅首相はどう考えても解散は打たずに、内閣総辞職するんでしょうから、そうなると(普通は)民主党内で次の首相を決めて首をすげ替える事になる。けど、人材が居ないんだよねぇ (f^^)
代表経験者で言うと、岡田君や前原君、あと小沢君も居るけど、強制起訴される小沢君は選べないよね。但し私は個人的には、ここまで来たら、毒を食らわば皿まで、で、小沢君にいっぺん総理大臣やらせりゃ良いじゃん、と思ってるクチですが… ヽ(^。^)丿
清廉潔白な原理主義者の岡田君か、民主党内では最も親米派になる前原君か。いっそ蓮舫君を首相にしても良いかも \(^o^)/ もっと意表を突けば、今回野党側から寝返った与謝野君を首相に祭り上げるのもありだわね \(^o^)/

まぁ政治の世界はほんとに一寸先は闇。どうなるかは分かりません。
ただ、誰が内閣を率いるにしろ、外交・安保政策できちんとした信念を持っている人でないと、マズいのは確か。自由・人権・民主主義・市場経済。こういう価値観を共有できる国こそが、外交関係を結ぶに値する、ってとこだけは外さないでほしいよね。。
▼ 2011.04/17 〜東日本大震災…〜

3ヶ月近く更新してなかったですね。
この間に、3月11日(金)、日本の歴史上でも稀に見る大地震、気象庁命名する所の『平成23年東北太平洋沖地震』、いわゆる政府命名の『東日本大震災』が起きた事は、今更ここで書くまでも無い事です。
そしてこれもまた、私如きが述べるのもおこがましいですが、、、被災された皆様には、衷心よりお見舞い申し上げます <(_ _)>

さて、この文章を書いている現在は、大震災から1ヶ月以上経過しているわけですが。
つい最近、私が同年の友達に送ったメールを、下記に引用したいと思います。私の本音です。この文章から、今の政権に対する怒りが、皆さんに感じ取って頂けたら、幸いです。

↓以下、メール
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Subject:菅君と岡田君は

本文:
タイプが違うが共通してるのは頑固者で原理主義者ってとこ。
彼らが、「政治家」として救い難いのは、「正しい事は、いつ、どこででも、正しい」って信じてる事なんだよね。
今回の、震災復興税とか消費税増税発言なんかはその典型。タイミングを全く考えてない。今、この状況で、増税なんてあり得んよ。
国の借金が危機的状況なのは確かだし財政健全化を言うのは正論だけど、実施するにはタイミングってもんがある。日本経済がどん底で失業者があふれてる時に増税発言は、完全に日本経済を破壊する、ってとこが分かってない。
復興に莫大なカネがかかるのは誰だって分かるけど、今の経済状況、雇用情勢を考えたら、増税を言う時じゃないのは明らか。
復興にかかるカネのかなりの部分を、@復興特別国債発行、A復興特別基金創設、などの形で賄うのが、民間の普通の感覚。実際、復興基金は、民間に創設の動きがあるよね。
未曾有の災害だから、未曾有の対応が必要なんだよね。でも、菅君や岡田君は、役人(財務省)の意のままだから、むしろ大震災のどさくさにまぎれて一気に増税しちゃえ、っていう財務省の思惑に完全にあやつられてる。
役人の思うままの政治家なら、要らない。

2009年の総選挙で民主党が圧勝したのは「政治主導」が期待されたからだと思うが、ふたを開けたら、自民党よりも役人にあやつられる連中ばっかり。役人の意のままにならないのは、それこそ小沢グループくらいのもん。
でも小沢グループは政府や党要職からハズされてるからね。阿呆な菅・岡田コンビのおかげで。

増税を言うのは完全に財務省の考え。役人の考えだよ。そりゃぁ財務省は国民の生活がどんなに苦しかろうが知ったこっちゃ無い立場だからね。彼らは「国の財布を管理する」のが唯一の役目だから、国民が重税にあえごうが知った事ではない。
でもそういう役人をコントロールするのが、政治家の役目でしょ。それをできないなら、政治家を辞めてもらうしかないわな。

今回、小沢君が菅内閣打倒に動き始めた、と言われてるけど、やるなら本気で倒閣してほしい。小沢グループ約80人。衆議院で内閣不信任案が出た時、民主党から70人造反すれば不信任が成立する。是非、本気で倒しにかかってほしいね。かけ声倒れに終わらないで、って感じ。
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↑以上、メール

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