♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ

▼ 2009.03/22 〜『旧吉田茂邸』が焼失したそうです〜

2ヶ月半ぶりの更新となります。(´〜`ヾ)
うーむ。今年は「筆無精」という評判を覆すべく、少し頻度を上げて更新しよう、と、正月には思っていたのですが。やはり性格が本当に筆無精なもんで、人間の性格−それも50年近く生きてきて形成された性格−は、そう簡単には変わらんという事ですかね。。。(-ω-)/

さてそれはともかく、本日未明、神奈川県大磯町の『旧吉田茂邸』が、放火と思しき火災で、焼け落ちたそうです。
神奈川県では去年から、この手の放火と疑われる火災で、歴史的建造物が次々と焼失してますね。
昨年1月には藤沢市の『旧モーガン邸』が、不審火で焼失。この、『旧モーガン邸』については、'07年にも不審火で一度焼けており、去年'08年の不審火は、再建後の再度の不審火だったんですよね。
さらについこないだ−今月の15日だからほんの一週間前−には、横浜市戸塚区の、国の重要文化財『旧住友家俣野別邸』が、やはり不審火で焼失。
そして本日の『旧吉田茂邸』ときてますからね。いずれも放火を疑われながら、容疑者が誰も捕まっていない。許し難い事ですな。
【2009.03/22追記:夜のニュースによると、『旧吉田茂邸』の火災については、「漏電を知らせるブザーが鳴っていた」という情報もあり、警察が調べているとの事で、これに関してはまだ放火と断言はできないようですね。】

人間の記憶は、何事にせよ「形(=イメージできるもの)から入る」という本質があるから、やはり歴史的建造物はできる限り残しておく必要があるんだよね。
「形」が無くなると、それを覚えてる世代がこの世を去る頃には、ほとんど記憶は風化してるという事でしょう。(無論、写真とか口伝とかで、記憶を後世に伝える事はできるけれど、やはり「実物」にまさるリアリティは無い)
という事は、「形」が無くなったら、その後60〜70年程度で、「そこにそれがあった」という記憶は殆ど消えるという事になる。1世紀ももたないわけ。
人間の記憶・社会の記憶の本質とは、そういうものだという事を踏まえないと、文化財保護運動なんかの意義は理解しづらいよね。

そう考えると、千年以上に渡って−改修・補修を繰り返しつつも−保存されてる奈良時代の寺院なんかは、すごい存在だよね。改修のたびにその費用は、基本的には浄財の寄付で賄われてきたわけだけど、その寄付が集まるという事は、それだけ人々から愛されてきたって事ですから。
▼ 2009.03/23 〜WBC、明日、韓国と5度目の対戦です(;´д`)〜

もう皆さんご存知の通り、WBC決勝は、図らずも、韓国対日本とあいなりました。日本時間で明日の10時から決勝戦です。
もうね、勿論、私日本人ですから、日本に勝ってほしいのは当然なんですけどね。ただ、このシリーズ−1次・2次の変則的なリーグ戦+決勝トーナメント戦なので、一言で言うのが難しいから、「シリーズ」と言わせてもらいますが−の中で、この対戦、5度目でしょ。何だかさすがにもう飽きたっつーかね。「飽きた」という言い方は真剣にやってる選手達に失礼かも分からんけど、ともかくちょっと多すぎるよね。短期間に、5度目だもの。確かに巡り合わせもあるけどさ。

前回2006年のWBCでは、日本は対韓国1勝2敗でしたよね。特に予選では2連敗と完璧にやられましたわね。そのおかげで決勝トーナメント進出も絶望視されたわけですが。奇跡的に進めた決勝トーナメントの準決勝で、韓国にやっと一矢報いて、その勢いで決勝でキューバを倒して優勝できたのですが。トータルで5勝3敗なのに、よく優勝できたよな、と、当時思いました。韓国は6勝1敗で、3位だったもんね。彼らにしてみりゃ「何でや〜!?」って思いだったでしょうな。

ま、しかし、この対戦見飽きたとかどうとか、四の五の言ってもしょうがない。「野球世界一決定戦」で、結果的に韓国と日本が残った、って事だから。文句言っててもしょうがないよね。
泣いても笑っても明日が最後。今回はここまで2勝2敗。決勝戦が、図らずも本当の意味での「決着戦」になりましたね。勝った方が、勝ち越すと同時に優勝という栄冠を手に入れるわけで。
初めに書いた通り、勿論日本に勝ってほしいけど、それ以上に、後味の良い試合になってほしい。前回あったような大誤審があったりして、後味の悪い試合ってあるでしょ。ああいう嫌な気分にさせる試合にだけは、なってほしくないね。良い試合をしてくれれば、それで良いですよ。結果は後からついてくるものでしょ。
▼ 2009.03/24 〜侍ジャパン、重圧をはね返しての連覇は見事!〜

10回表のイチローの勝ち越し2点タイムリーは、実にイチローらしい、真芯で捉えた見事なセンター返しでした。このシリーズ、不振にあえいでいたイチローが、最後の決勝戦で、6打数4安打の固め打ち。最後の4安打目が決勝タイムリー。ここまで苦しみぬいてきた鬱憤を晴らせたんじゃないですかね。メジャーリーグで8年連続200安打というメジャー・タイ記録を持つ男が、このシリーズでは不振にあえぎ、一部で戦犯扱いされてきた事に、どれだけプライドが傷ついたか。それを思えば、よくぞあの場面で決めてくれた、と思う。やはり、ここぞという時の集中力は超一流の証ですな。

ところでシリーズMVPは、前回に続き『WBC無敗男』松坂大輔だそうです。確かに、昨日の準決勝・アメリカ戦で粘りのピッチングで勝ちを呼び込んだし、日本がアメリカに「国際試合」で勝ったのはあれが初めてだそうだから、それが大きく評価されたんでしょう。勿論、予選でキューバを完璧に抑えたピッチングも忘れられませんが。何れにしても、松坂って、大舞台になればなるほど光り輝く男だよね。まさに「そういう星の下に生まれた」男ですな。
ただ、私が選ぶなら、このシリーズのMVPは岩隈でしょうね。今日のピッチングも、8回途中までを2失点と見事だった−9回にダルビッシュが追いつかれたので勝ち投手は逃しましたが−し、何より、決勝トーナメント進出のかかった2次ラウンド最後の「負けたら敗退」のキューバ戦での完璧なピッチングは素晴らしいの一語だった。キューバ打線の特徴を踏まえた城島のリードも見事でしたが。

ただ、韓国も−前回のWBCでも思ったけど−本当に掛け値無しに強いチームだね。プロリーグとしての歴史は、日本のほうが50年以上、上回るんだけど、そんな事をものともせず、あっという間に日本に追いついてきた感じだよね。
韓国の野球は、日本野球よりメジャーリーグの野球に−良くも悪くも−スタイルが近いね。それを象徴するのが、今日の10回表。2死2・3塁でイチローを迎えた時に、1塁が空いてるのに勝負した場面ね。あれはまさに「メジャー流」ですね。試合の勝ち負けもさる事ながら、「真っ向勝負する」事で、それを見るお客さんを喜ばせる事に、価値を置くというね。それがプロの誇りであり務めである、みたいな暗黙の了解。

この辺は、日本のプロ野球も、今後見習っても良い点でしょう。やっぱりお客さんは、まず何より一流同士の真っ向勝負を望んでるわけだから。
日本のプロ野球では、「お客さんを喜ばせるプレー」よりも「選手の個人タイトルを優先するプレー」が、しばしば見られてきましたからね。
首位打者や本塁打王・打点王などが掛かった選手が出ている終盤戦−特に消化試合−では、満塁なのに敬遠とか、場面に関係なく5打席連続敬遠とかが、実際過去にありましたわね。また、盗塁王が掛かった試合では、対象の選手が1塁に出た時、相手投手がわざと牽制悪送球、しかもそれを見た1塁ランナーも2塁にわざと行かず、なんていう、ふざけた場面を見せられてきましたからね。

こういう、スペクテーター・スポーツにあるまじき事を繰り返してきたのが、野球人気の長期低落傾向の一因でもあった、と思う。無論他にも、総じて−サッカーやバスケに比べ−試合時間が長いとか、チェンジの時の攻守入れ替わりの時間が間延びした印象を与えるとか、野球が野球のルールである以上、已むを得ない部分が、せっかちな現代の若者には受けなくなってきたという面もあるでしょうけれど。
ただ、試合時間が長いと言っても、サッカーだってハーフタイム入れればまるっと2時間掛かるわけだし。野球の3時間が飛び抜けて長いとは言えないと思う。しかも、「間延びする」と言われるチェンジ時の交代時間があるからこそ、途中トイレに行くなど、−間延び時間を逆手に取れば−ゆったり観戦できる、とも言える。サッカーの場合、トイレに行ってる間にゴールが決まった、なんて事がよくあるもんね。(≧∇≦)

何にせよ、野球がまた人気を盛り返す為には、やっぱり、お客さんが見て面白いと思う良い試合を心がける事、これに尽きるでしょう。そういう中から、人気を引っ張るスターも出てくるでしょうし。
今回のWBCの盛り上がりは、それをよく表していると思いますよ。
▼ 2009.03/26 〜ともかく一度、政権交代させてみましょうや!〜

WBCの日本連覇に日本中が沸いた日、その影でひっそりと(?)民主党の小沢代表の公設第一秘書が、逮捕容疑のまま、起訴されました。
それに対して小沢代表が会見を開き、代表続投を表明しました。涙を拭う場面もあったそうです。

この会見自体は私は見ていませんが、まぁ感想をはっきり言ってしまえば、「国策捜査」だと主張し続ける小沢君の態度はどうよ、と思うね。だって、検察官というのは、その職務遂行に当たって「何人の命令も受けない」完全独立を法的に保証された立場であり、それを考えれば、時の権力者であろうが誰であろうが、検察に命じて政敵やその側近を逮捕・起訴する、なんて事は、今の日本に於いておよそできる話じゃないわな。
「国策捜査」なんてのが本当に−現代法治国家の日本に於いて−あるならば、33年前に田中角栄が逮捕されたのは、どう説明するの?あの時点で、「前総理大臣」であり、政権党である自民党の最高実力者であり、キングメーカーと言われ政界に絶大な影響力を保持していた角栄サンは、「国策捜査」が本当に可能ならば、−その逆として−「自分を逮捕させない」事ぐらい、いとも簡単にできたハズ。でも、実際には、東京地検特捜部に逮捕された。検察の独立性が担保されてるからこそ成せた業だと思うんですが。

まぁ、ただですね。今回の公設第一秘書の逮捕・起訴と、民主党に政権獲らせて良いかどうかは、分けて考えるべきだと思うんですよね。
小沢一郎という人物は、私、以前からさんざんこのWEBでも書き散らしてきたように、政治家として決して高く評価していません。ただ、唯一、評価できるとすれば、「政権を獲る」という事に対する執念。ここだけ。
そして、彼のその執念が、今、実る可能性のあるところまできている。その彼の執念を、今は、国民はうまく利用すべきだと思う。
はっきり言えば、自民党を一度下野させて、日本の政治でも政権交代があり得るんだ、という事を、満天下に知らしめるべきだと。特に、官僚に対して、政権交代をきっぱりと見せるべきだね。
「二大政党」に近い政治状況になった今、政権交代が起きれば、その意義は大きいです。官僚達も、もう今までのように「自民党にさえ情報を提供しておれば我らは安泰」というわけにいかなくなりますのでね。今日の野党は明日の与党かも知れぬ、と思えば、官僚ももっと緊張感を持って職務に励む−励まざるを得ない−事になりますわな。日本の官僚は基本的に優秀なのだから、国民としては、彼らを完全に敵に回すよりも、彼らをうまく使う−緊張感を持って良い仕事をしてもらう−、という考え方をしたほうが、よっぽど得策だと思いますよ。ψ(`∇´)ψ
その方策の一つが政権交代だと考えるのはアリでしょう。何しろ、政治家は国民が選べるけど、官僚は国民が選んでるわけじゃないから、官僚には、官僚たる地位にいる限り、政治家によりコントロールしてもらい、できるだけ良い仕事をしてもらわねばなりません−そうでないと、税金の無駄遣いという事になる−ので。

ま、実際のところ、自民党−今は公明党と与党を組んでますが−が長らく政権を持ち続けている事による弊害と、政治に対する閉塞感は、もうのっぴきならない所まできている、と私は強く感じてます。1955年の保守大合同によるいわゆる『55年体制』になって以降、自民党が下野したのって、1993年夏から翌年春までの、1年足らずの期間だけ。いわゆる『細川連立政権』−と、その後の『羽田連立政権』−ができた時ね。あの時だけだもの。この半世紀以上の間で、自民党が下野した時期が1年に満たないなんて、やっぱり異常でしょう。仮に、自民党が如何に素晴らしい政党だとしても、です。(≧∇≦)

半世紀以上に渡って、自民党政治に失政が無かったのかと言えば、当然そんな事は無く、色んな失政も汚点もあった。なのに、代わりを務められる政党が無かったがゆえに、ずっと与党であり続けた。まぁ社会党が野党第一党だった頃は、それも已むなし(;´д`)、ですが、今は、社会党の急進左派が社民党に残り、穏健派は民主党に合流した形になった。自民党から民主党に政権が移っても、いきなり国が滅ぶレベルの危機に瀕する事は−少なくとも昭和の時代に社会党や共産党が政権を獲ったら、と考えるとゾッとしたような事態は−無いでしょう。
まぁ何はともあれ、今のこの未曾有の経済危機すら、我が事として捉えず、安穏としている政治家や官僚に、改めて、強く緊張感を抱いてもらうために、一度は政権交代させる必要がありますね。

その先をも私の独断予想で言えば、民主党が政権を獲っても、長くて2年で、また野党転落だと思います。何故なら長く政権運営できる基盤が、まだあの党には無い、と思うから。けれど、それでも良い。上述したように、まずは「政権交代が起こり得る」事を示すのが第一の目的ですから。。。
▼ 2009.03/31 〜経済学者が窃盗はイカンわなぁ(苦笑)〜

既にまる一日以上前のニュースですが…高橋洋一教授−以前より日銀の金融政策を目の敵の如く批判しまくり、また、今回の経済危機に当たっては「大量の政府紙幣の発行」を主張している張本人−が、何と、温泉場で「窃盗」容疑で捕まり−捕まったのは3月24日らしい−、3月30日に書類送検されたそうです。(;´д`)

このニュース、昨日の夕刻、職場で−私はほぼ常時ブラウザを立ち上げているので−Yahoo!ポータルで見て知ったのですが、感想は一言。上のオビに書いた通り、「経済学者が窃盗はアカンやろ」。だって、彼の専門である経済学が根底から崩れるでしょ(苦笑)。

植●元教授の「覗き」の場合は−たぶん経済学とは関係なく−趣味の世界だから、まだ笑えたけどねぇ。まぁその「趣味」を、公の場でやってしまった事がいけなかっただけで。その手のプレイをさせてくれる店とか、自宅とかでやる分には、何も問題無かったはず。

しかしまぁ、何と言うか。日銀をこきおろしている高橋教授が捕まったり、かつて竹中平蔵を批判しまくっていた●草教授が捕まったり、何だか経済学者って、胡散臭いってイメージが定着しちゃったね。
それとも、彼らが逮捕されたり書類送検されたりしたのも、政治力による「国策捜査」なのかな\(^o^)/

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