♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ

▼2007.05/06 -

ところで、今世間を騒がせている、高校野球での特待生制度問題ですけど。
いきなりハッキリ言ってしまうけど、特待生制度の何が悪いの?
それと、マスメディアの扱い方にもちょっと違和感を感じるね。特待生制度問題とプロ野球の裏金問題とが、何故か一緒くたで扱われてるような気がするけど、本来全然別次元の問題でしょ。
その辺について、ちょっとだけ書き散らしてみようかと。

そもそも、大昔から、私学にはスポーツ特待や学力特待なんて、普通にあるじゃんね。しかも、それは(秘密扱いではなく)世間の誰もが知っている事でしょ?
野球に限らず、有名私学には『スポーツ特待』があるって事くらい、みんな知ってますよ。スポーツ特待だけじゃなく、学力優秀者を集めて鍛え上げて、有名大学への進学実績を上げる為の『学力特待』もね。
そして、それらの特待生には、殆どの場合、授業料が減免される等の優遇措置が取られる、って事も含め、世間は知ってますわね。

その上で、今まで、その事が大きな社会問題・教育問題として取り上げられた事なんて、ありますか?無いでしょ。無かった理由として、私は以下のような推測をします。
(1)特待生制度の目的は、「公立の一流に行けるほど総合学力は無いが、一芸に秀でている。けれど、おカネが無い為、私学に進学するのは無理」な生徒を、私学側が救済する(※注1)(※注2)措置。
⇒おカネの無い生徒に就学の機会を、という理念自体は、何ら反対されるいわれは無いので、問題視されなかった。

(2)世界的な潮流として、スポーツの世界でも学問の世界でも、世界レベルの人材育成には若いうちからの『英才教育』が必須である事が認識されるようになり、その認識と特待生制度は矛盾しない(むしろ合致する)ので、ますます反対されるいわれが無かった
まぁ、上記はあくまで私の私見に過ぎませんが、大きく外してはいないと思います。

と、なればですよ。やっぱり、特待生制度を問題視する理由は、無いんですよね。どころか、特に上記(2)の認識は、今の時代にますます重要視されてきてる訳だから、特待生制度は英才教育の一環として、秘め事の如き扱いでなく、堂々と認めるべきだと思いますね。(※社会的にはほぼ認められてると思うが、『学生野球憲章』とやらでは認められていないそうなので(-ω-)/)

その脈絡で言えば、非難されるべきは、高野連でしょう。
化石のような規約を今になって持ち出してきて、さも違反校が悪いみたいに言ってるけど。
面倒臭くて規約の見直しに手を付けなかったような連中が、違反校に対する処分だの何だのと言っても説得力ゼロ。ψ(`∇´)ψ
昔から高野連って、何かと揶揄される対象ではあったけど、今回ばかりは本当に呆れましたわ。
社会保険庁じゃないけど、解体したほうが良いんじゃない…?

(※注1)私学側が生徒側を一方的に救済してる訳でなく、私学側にもメリットがあるのは論を待たない。一芸に秀でた人達に活躍してもらう事で、学校の名を上げるというメリットが。そういう意味で私学側と生徒側とで持ちつ持たれつだけど、これは当り前で、何も問題は無い。

(※注2)今回、高野連から「違反校」として公表された370校以上の高校のうち、1校だけ、公立高校がありましたよね。公立学校が、特待生制度を持つのはどうかと思いますね。公立学校は、あくまで「トータルでバランスの取れた」人材育成を目指すべきで、私学みたく「一芸」人材を育てるのとは、層別してほしいと思いますね、個人的には。
▼2007.06/24 -

気がつけば、またも一ヶ月半以上ぶりの更新となりましたσ(^◇^;)。自分としてはそんなに長く間隔を空けたという意識ではないんですが…

ところで、3年に一度の参議院議員選挙が近いからかどうか知りませんが、政治の世界のほうは、随分ざわついてきましたね。
今年の初め頃は、今回の参院選については、憲法改正の是非を問うのが最大の争点になるのかな、と私は思っていたのですが、どう考えても今の感じじゃいわゆる『年金問題』が最大の争点になりそうですね。(-ω-)/

ま、(月並みな表現しかできませんが)確かに、社保庁は余りにもヒドい。「人様のおカネを預かっている」という意識が微塵も感じられない杜撰さですもんね。過去の給付記録が闇に葬られた人にとっては、その怒りは如何ばかりか。察するに余りあります。
ただですね。私が思うには、野党のみならず、マスメディアも含めて、ちょっとセンセーショナルに騒ぎ立て過ぎじゃないでしょうか。

何故なら、「宙に浮いた5000万件」とか言うけど、これは「5000万人ぶん」とは勿論違いますからね。この点をまずハッキリさせないと。私の知る限り、「5000万件=5000万人ぶん」と勘違いしてる人が、意外と多いようです。マスメディアはここをきちんと強調して伝えないとイカンよね。

5000万件のうち、かなりの件数は重複している(※注1)(※注2)ハズで、一説によればこれに該当する人で、かつ、現在生きている人は、400万人〜500万人くらいだろう、と言われています。勿論、仮に400万人だとしても充分多い(^^;けど、肝心なのは、早急に救済しなきゃいけないのは「現在既に年金を受給している」人達であって、それに該当するのは恐らく100万人に満たないだろう、と言われています。「1年以内に」名寄せ・突合を終える必要があるとすれば、まずはこの人達についてであって、残りは多少時間を掛けてもじっくりとやれば良い事です。

つまり、たとえ「年金記録漏れ」に不運にも該当する人であっても、まだ年金受給開始年齢に達していない人については、その年齢に達するまでに、救済策を講じれば良いのであって、何も「1年以内」に講じないといけない理由は無い。
そういう意味で、マスメディアはちょっと騒ぎすぎやね。ま、与党憎しで意図的に騒いでるメディアも明らかに存在しますが。ヽ(^。^)丿

それと、私が怒りを感じるのは、今回の年金問題についての民主党の勝ち誇ったような態度ね。
確かに、今回この「5000万件」という数字をあぶり出したのは民主党の議員であり、その点は評価するけど、そもそも今までもさんざん不祥事を起こしてきた社保庁の、クソだらけた職員の大半が加盟している労組が自治労。そしてその自治労の支援を受けるのが、民主党なんだから、今回の騒ぎは、ある意味マッチポンプなんだよね。(;´д`)

自治労と言えば、社保庁側と「1日のキータイプ数は5000回まで」という、何ともフザケた覚書を交わして、つまりはとことん仕事をせずに給料だけはもらってきた究極のクソ労組。(※労組も、まともな所からトンデモな所まで、ピンキリです!)
今回の年金記録漏れも、第一義的な責任は、「現場でまともに仕事をしなかった」社保庁職員にあるのは明らか。勿論、社保庁や厚労省側にも監督責任があるから、そう言う意味では労組側と幹部側とで、痛み分けみたいなもんではあるけど。
少なくとも、民主党が一方的に与党を責める材料たり得ないと思うんだけど、何故か、民主党のほうが勢いづいていて、与党側は防戦一方ってイメージがあるのは、いただけませんな。
与党も、もっときちんと反論すれば良いと思うんだけどね…

(※注1)そもそも、1997年に、年金記録を完全電子化した際には、「紙の」年金給付記録が全国で計約6億件あったというんだから、日本の全人口の約5倍。それだけ、年金制度が複雑怪奇であったという事で、そこまで分かりづらい(≒色んな意味でミスの起きやすい)仕組みにした、その制度設計自体は非難されて然るべきと思うが、それは別に今の安倍政権の責任とは関係無いですわねぇ。

(※注2)年金記録を電子データに移行させた1997年当時の厚生大臣が、菅直人君だったという事で、またも今回、一時的にではあったけど、与党から攻撃されましたよね。「年金記録漏れの、一番の責任者ではないのか」って調子でσ(^◇^;)。ほんと、菅さんって、至る所で与党に助け船を出す人ですよね\(^o^)/。本人は全く意図せず、でしょうけど。
▼2007.07/29 -

参院選の投票締切時刻(大多数の投票所で午後8時)を過ぎ、各社が競って「当確」を出している最中なのですが。
参院選についてのコメントをかっ飛ばしてでもここで今触れておかない訳にいかないニュースが飛び込んできました。

7月29日(現地時間)、『レスリングの神様』カール・ゴッチが亡くなったそうです。えーーーーっ!!
そうか、ゴッチさん、亡くなったのか。。。
1924年生まれ、享年82歳のようです。
何はともあれ、まずは合掌。

いわゆる『シュート三強』と日本で呼ばれた名レスラー(※ルー・テーズ、カール・ゴッチ、ダニー・ホッジ)のうち、ホッジさん以外の2人がこれで鬼籍に入った事になります。
時の流れとは言え、寂しいですねぇ。

日本のプロレス界にはとても関わりの深いかたでした。
アントニオ猪木、木戸修、藤波辰己、前田日明、高田延彦、淵正信などを鍛え上げた事で有名ですが、勿論、選手としても超の字の付く強い人でした。

新日本プロレスの旗揚げ戦(1972(昭和47)年)のメインエベントで、アントニオ猪木をキッチリ、ピンフォールで破った試合をビデオで見た事がありますが、あの試合がまさにその後の新日本プロレスの方向性を決めたと言って良いと思います。
可愛がってきた直弟子の旗揚げ試合なのに、(興業では協力しても)少なくとも闘いに於いては「猪木に花を持たそう」なんて気はゴッチには微塵も無く、ビシッとストロングスタイルで、当時既に日本人最強の呼び声もあった猪木を、リバーススープレックスで叩きつけてのピンフォール。ゴッチという人の思想というかポリシーがよく表れた試合だったと思います。

カール・ゴッチという人については、思い出す事は色々ありますが、今はとても書ききれませんので、また後日改めて、書こうかと思っています。

何にしても、今や『プロレス界のご意見番』とも言うべき立場にあったゴッチさんが、亡くなった事は、低迷を続ける日本のプロレス界にとって更に大きな痛手になってしまうでしょうね。

カール・ゴッチさんのご冥福をお祈り致します。m(_ _)m

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