♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ

▼ 2006.08/06 -

またも久しぶりの更新です。7月は結果的に更新なしで、8月になってしまいました。

ところで今、レバノン紛争で、(日本の殆どのマスコミ論調では)何故かイスラエルだけが非難にさらされている(ある程度かばってるのはアメリカだけ)けど、これ、非難の順番が逆だろ
まず先に徹底的に非難されなきゃならんのはヒズボラ側だろ。
「空爆で子供が犠牲になっている」とか言ってイスラエルを非難するのは筋違い。戦争になってしまった以上、何でも起きるわさ。
問題は、誰が戦争を起こしたのか?のハズでしょ。

今回の軍事行動(戦争)のきっかけを作ったのは明らかにヒズボラ側じゃん。
ヒズボラがイスラエル領内に侵入しイスラエル兵を殺害しかつ拉致ったから、イスラエルが激怒した訳じゃんか。こんな事がなければ、今回の紛争は起きてないんだよ。
それまではレバノン南部は至って平穏だったのにさ、ヒズボラが平和をぶち壊したんだよ。

ヒズボラはイスラエル兵を人質に取る事でイスラエルとの交渉を有利に進めようとでも思ったのかも知れんが、浅はかだよな。
こんなのは当然国際法違反で、まず責められるべきはヒズボラ。(※違法入国、他国民を殺害・拉致っていう手口は北朝鮮を彷彿させる訳で、さすがに腐れ外道同士、やる事がよー似とるわ\(^o^)/)

え?まだよく分からない?じゃぁ、分かりやすいように、日本の立場に置き換えて例え話で話をしましょうか。

例えば北朝鮮に、何十人かの日本人を拉致されたとします。拉致された証拠もはっきり上がりました。そこでその報復懲罰として日本は北朝鮮への経済制裁を決め、北朝鮮への日本国内からの現金持ち出しを禁止したり国内銀行の北朝鮮関連口座を凍結したりしました。
すると、元々窮乏にあえぐ北朝鮮人民の中には、経済制裁が追い打ちを掛けて餓死する人達もとうとう出るようになってしまいました。(※あくまで例え話、フィクションです(^―^))

さぁ、この場合、日本は非難されなきゃならないんでしょうか?( ̄ー ̄)

「日本の経済制裁のために子供を中心に死人が続出している」
と言って(北朝鮮のメディア以外に)非難されたとしたら、日本人として納得できるだろうか?無理だよね。
日本人としては「先に非人道的な犯罪を行ったのは北朝鮮だろが!」と言いたいのが当り前。

今回のレバノン紛争でのイスラエルが言いたいのも同じでしょうよ。

そう考えると、ヒズボラを厳しく非難した上で、反撃しているイスラエルにも
「お前も、ちょっとやり過ぎだゾ」
と言ってたしなめる、ってんなら分かる。
そういう意味では、国際社会的には、アメリカの態度が一番真っ当。

それにしても私昔からずっと言っていますが、ハマスを支持するパレスチナ人と言い、ヒズボラを支持するレバノン人と言い、ほんとに馬鹿。脳みそにウジが湧いとるわ。
どんな事情があろうと、過激派テロ集団を支持してる限り、国際世論は(本当の意味で)味方してくれる訳が無い、って何で分からんのかね?
今回だって、国際世論は「レバノン、可哀相」と口では言っているが、じゃぁ、具体的に何をしてくれる?軍隊を派遣して、イスラエル軍と戦ってくれてるか?くれてないでしょ。
国際世論だって、口でどう言ってようと所詮
「レバノン人ごとき、何で助けにゃならん」
と思ってる訳さ。

パレスチナ人、レバノン人・・・だけじゃないけど、頭が悪いって、ほんとにブザマだよね。
▼ 2006.08/15 -

本日、終戦記念日。
小泉純一郎首相が、5年前の自民党総裁選で述べた公約、
「如何なる批判があろうとも、
 8月15日に、靖国神社に参拝します
という公約を、5年越しで果たしましたね。

この件についてはどうやら一般国民もマスコミも賛否両論渦巻いているようですが、私は少なくとも、小泉さんを非難する気は全く無いです。
だって、元々の公約な訳ですし。まして、あと一ヶ月ほどで退陣する身となれば、今までは『終戦記念日』の参拝は各方面に多少なりと配慮して行わなかった(行えなかった)にしても、最後くらいは...という気持ちにもなったでしょうし。

私は少なくとも、「中国や韓国に内政干渉されて」参拝を控える、なんていう情けない姿勢だけは絶対に取って欲しくなかった。そう言う意味でこの5年間の小泉首相の姿勢は支持しますよ。誰に何と言われようと。いや、小泉首相のみならず、この先の歴代政権にも、中国・韓国の不当な内政干渉には屈してほしくないですな。
靖国問題は日本国内の問題です。外国からどーこー言われてアタフタするなんて全くおかしい。
日本人が、かつて戦争で日本の為に散った人達に尊崇や感謝の念を表するのは当り前の事。堂々とお参りすれば良いんですよ。

但し、それと『靖国神社』のあり方を私がどう思っているかは、別です。
正直、今のままで、つまり『A級戦犯』も合祀した形のままで、靖国神社が存続して良いとは、私は思っていません。いや、ぶっちゃけ、A級に限らない。B,C級戦犯の合祀も本当は問題だと思う。
だから外国に言われるまでもなく、日本人自身の意志で、普通の追悼施設を持つべきとは思う。

とは言え、靖国神社が神道の教義に則った宗教法人である限り、そして、一度『神』として祀った霊を『分祀』なんて教義上あり得ない、と主張している以上、靖国神社を戦犯と関係のない「普通の」追悼施設にするのはほぼ不可能
そうなるとやはり、新たに、何のしがらみもない施設を建立するしか、実際的には方策は無いんじゃないですかね?
いや、「靖国に変わる施設はあり得ない」っていう意見も分からんではないですよ。先の大戦で死地に赴く兵士達が「靖国でまた会おう」と言って出陣していった、その気持ちを考えるとね。靖国は特別な場所。英霊の集う特別な場所だという意見は分かりますけども。でも、残念ながら今までの歴史的経緯の中で、A,B,C級の全ての戦犯も合祀されてしまっていますからね。やはりこの点に、日本人であっても、引っ掛かりを感じますよ。

千鳥ヶ淵戦没者墓苑の拡張・拡充案ですか?ちょっとねぇ、って感じですね。あれはそもそも引き取り手のいない戦没者の慰霊の為に建てられたものですからねぇ。全国民があまねくわだかまりなく、っていう趣旨にはちょっとそぐわない感じがしますね。

まぁ何れにせよ、繰り返しになるけど、靖国問題は日本の問題だって事です。
外国にとやかく言われてどうこうする種類のものでは無い。これだけは、認識しておくべきです。
▼2006.09/10 -

既に4日ほど前の話になってしまいますが。(書いている時間がこの4日間ほどは無かったので)
9月6日に秋篠宮家に第3子、かつ初の男子がご誕生になりまして。
皇室では、実に41年ぶりの男子ご誕生という事もあり、世間はお祝いムード一色ですね。今の皇室典範のままなら皇位継承順位第3位。今の皇太子・秋篠宮というご兄弟の、次の世代としては初の皇位継承者が出現したんですから、「象徴天皇制すら反対」という人達以外なら、まずは喜びたくなるのは当然の事ですわね。

ところで今回、この「秋篠宮家に男子ご誕生」の報の際に、各紙を読んでいて初めて知ったんですけども。
私は、皇室では、昭和40年(1965年)の礼宮(※今の秋篠宮)ご誕生以降、「男子のご誕生が無かった」という事実は知っていましたが、じゃぁ、この間、「何人の女子がお生まれになっていたのか」という事は知りませんでした。何と、8人連続で女の子だったんですと。
ある意味凄い。

「男系男子にのみ皇位継承権がある」とする現行の皇室典範の中で、周囲からすれば待ち望まれる男子(親王)でなく、はっきり言ってしまえば余り待ち望まれない女子(内親王)が、8人連続でお生まれになっていたという事実を知って、改めて驚きました。

考えてみれば、今回の秋篠宮家も、第2子までは女子でしたし。皇太子家も、第1子は女子でしたし。それだけでも3人連続で女子って事ですもんね。

こういう傾向が長らく続いていたからこそ、今年初めに騒ぎになった、「皇室典範改正問題」なんてのが浮上してきてたんですねぇ。「女性天皇・女系天皇を認める」という内容のね。

まぁ確かに、側室制度が無くなった今の時代に、「男系男子」を安定的に維持していくのは、なかなか難しい面があります。生まれてくる子の性別なんて、それこそ神のみぞ知る所で、いわば運次第で天皇制が維持できなくなる訳ですからね。といって、バイオテクノロジーを駆使しての「産み分け」なんて、少なくとも国民の象徴である天皇家がやるのは許されないでしょうしね。国民的なコンセンサスができていない以上はね。

とは言うものの、拙速に「だから女系天皇容認すべし」、はどうかと思いますね。
今上天皇で126代を数える歴代天皇の中に、女性天皇は居ても女系天皇は全く居ませんからね。
女系天皇を認めるという事は、この126代・二千数百年(※神話の時代を除けば千数百年か)の伝統を根底から覆す事になる、という事をもっときちんと議論してもらいたいですね。

「今の時代に女性は皇位に就く資格がないなんて、男女平等の精神に反する」という、一見尤もらしく聞こえる意見もありますが。

しかし、事は社会一般の事象ではなく、天皇家という特殊な世界の事ですからね。社会一般の話なら、確かに当然男女平等であるべきですが。

例えば、相撲の世界では今の時代になっても「土俵に女は絶対上げない」を貫いていますからね。
女性である太田・大阪府知事が、大阪場所で優勝力士の表彰のために「土俵に上がりたい」と言ったけど、相撲協会から断られた騒動もありましたしね。あの騒動の時、太田知事は「男女同権の今の時代に理不尽な...」云々と言っていたけど、男女同権の問題とは違うでしょ、と。

相撲という、歴史的・伝統的に男だけの競技として長らく行われてきた、特殊な世界ですよ。プロの相撲取りの数は、一番下の序の口まで含めて数百人。日本の(男子)人口と比べても、まさに微々たる人数であり、特殊な世界なんですよね。
歌舞伎の世界もそうですよね。男だけで成立させる伝統芸能ですからね。女の役をも、男が務める訳ですからね。

私は、今の時代であっても(今の時代だからこそ)、そういう特殊な世界も残って良いと思っています。
やっぱり、歴史とか伝統とかの重みをないがしろにするべきではないと思いますね。

話を皇位継承のほうに戻しますが。
今の皇太子と同世代かそれ以降の男系男子というと、(1)皇太子(2)秋篠宮(3)今回ご誕生の親王、の3人という事になり、特に次の世代が1人しか今の所居ませんので、確かにこのままでは先細りは確実。
でも、とは言っても、皇太子家に男子ご誕生の可能性はまだありますし。(※皇太子妃の体調次第な感じですけどね)
今すぐ、「女系天皇容認」にしとかないと天皇家断絶よ、という焦眉の急の話ではなくなったハズ。
じっくり議論を重ねる時間は与えられた訳です、今回のご誕生で。

ところで、大英帝国は、国王が男子の時よりも女子の時のほうが、国がうまく治まる、という伝統が(何故か)あるようです。今のエリザベス女王も英国民からおおむね敬愛されていますしね。
ただ、英国と日本国は当然ながら別ですからね。
英国と日本国は、自由主義・民主主義・人命の尊重・人権の最大限の擁護といった、基本的価値観を共有できる間柄ですけれど、独自の伝統や文化は全く別であって良い。というかそれが当り前。
英国(に限らず欧州の「君主制」を採っている国の全て)が、国王を推挙する際に男系・女系全く拘らないからと言って、日本がそれをマネする必要性は無いですから。

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