♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ)

◎ 2005.08/08 -
いやはや、郵政民営化法案、参議院で否決ですか。
これで、今日中に小泉首相が衆議院の解散を決断。そして総選挙へという流れはもう確定的ですね。
しかも、自民党の現執行部は、衆議院での採決時に反対票を投じた議員(例えば亀井静香、綿貫民輔など)を次の選挙では公認しないと断言しており、逆に、まさにその造反議員達は新党結成を公言している状態だから、自民党は分裂選挙になるのは必至

また民主党にしてみれば、次の総選挙は早くても来年、と思っていたのが、自民党のお家騒動のお陰で、こんなに早く機会がやってきたんだもの、まさにタナボタですわな(^^;。但し勝てる(=過半数取れる)かどうかは、別問題。私の予想では、今の民主党の体たらくでは、いくら自民党が勝手に分裂したとしても、少なくとも民主党単独過半数は無理だと思います。
まぁしかし何れにしても面白い事になりそうですな\(^o^)/。久々に、与野党を巻き込んだ大政局になるのは確実ですからね。
4年前の春、小泉内閣が誕生した時も確かに政局だったけど、あの時は自民党内部でのコップの嵐だった訳ですからね。
与野党逆転の可能性のある政局となれば、1993年の細川内閣誕生の時以来と言って良いんじゃないか。そう言う意味では本当に久しぶりの大政局ですね。

ついでに書きますと、今回の衆議院総選挙の投開票日は9/11と予想されていますが、これ、言うまでもなく、4年前のアメリカ中枢同時多発テロの日と同じなんですよね(^^;
まぁ確かに今回の『郵政解散』(←たぶん、後世の歴史書はこう表現するでしょう)は、日本的なテロと言えなくもない訳ですが(^^;、でもまぁテロと言うよりはクーデタかな。しかも最高権力者によるクーデタ。何とも、日本的ではあります(^^;
◎ 2005.08/08 -
郵政民営化法案が参議院で否決された件の続きですが。

私個人の意見をまず言えば、今回の郵政民営化法案は、可決でも否決でもどーでも良かったんです。
何故なら、どのみち、今提出されている(そして今回廃案になった)民営化法案では内容的に中途半端すぎて、このままの法律がこの先もずっと存続したのでは意味が無いからです。つまり可決されてもいずれは法律修正が行われる(←改正・改悪どちらに転ぶにしろ)のは間違いない訳で、それならば、今回の可決・否決に拘る理由は無い、という事です。
「否決されたら内閣不信任と見なし解散だ」というのは小泉首相の個人的考えであって、郵政民営化法案の本質とは関係無いという事です。

結局、郵政民営化論議の根底にある考えってのは、本来国民一人一人の財産であり決して政府のモノではないのに、事実上「政府のカネ」と言って良い状態(※実際、国家財政上も一部そのように扱われている)に置かれている郵貯・簡保。これを、もう一度、本来の持ち主である国民の側に戻す、っていうのが元々あるハズですよね。
つまり、郵貯・簡保と、郵便サービスとは切り離して考えなければいけないのは明らかなのに、ココを(反対派は特にワザと)ごっちゃにしている。

郵貯・簡保の莫大な資金は、完全民営(※即ち民間銀行と同じ土俵に立たせる)にし、国の財源とは完全に切り離す。本来、国民から預かった(←決して税金ではない)大切な貯金や保険料を、勝手に国が歳出に回して良いハズが無いのだから。
また、都市部にやけに沢山ある郵便局は統廃合し業務を効率化し、一方で過疎地やお年寄りの多い地域の利便性も考慮して必要な郵便局はたとえ赤字でも残す。これは郵便制度創設以来、国が責任を持ってやらねばならぬ義務である。

結局の所、これだけの事ですよね。
これだけの事が、できない。
旧郵政省(今の総務省)や郵政公社に関わっていて、楽で簡単で高い給料がもらえる仕事に就いてる人達が、その利権を失うのに激しく抵抗しているだけの事ですわね。
それ以外の人達で、郵政民営化に反対せねばならん人達なんて、居ないんじゃないですかね(^^;

ま、ともあれ、解散総選挙と決定した訳ですから、選挙結果がどうなるか分かりませんが、ハッキリ言えるのは、少なくとも、「郵政民営化絶対反対!」と言っていた連中が、政権の中枢に就くのだけは勘弁してほしい、って事。
亀井静香とか綿貫民輔とか荒井広幸とかの、抵抗の為の抵抗しかできない馬鹿どもには消えて欲しいね。(ま、でも亀井や綿貫は自民党非公認でも当選すんだろうな、きっと)

今思うのは取り敢えずそんな所です。
◎ 2005.09/04 -
いつの間にやら9月になってしまって。
正直、私めはここ2週間ほど、体調はかなり悪かったです。夏の終盤にきてやっと少し涼しさも感じるようになったら、一気に夏バテが表面化したんでしょうね、夏風邪引いたりして体調はもうガタガタでした。今はやっと回復基調にあります(と信じたい)が。

まぁあれですね、夏真っ盛りの猛暑・酷暑の間は気が張っててどうにかコンディション維持しているものの、お盆も過ぎて朝夕に少し秋の気配を感じるようになった頃に、一気に夏の疲れが出る、って人は結構多いんじゃないでしょうかね?
私も夏風邪がひどくなって已むなく医院に行った時(平日)、人がズラリと居ましたもんね(^^;。
私は開院時刻より少し前に行ったので、診察待ち時間はほぼ無しで済みましたが、待合室で待ってる間に、次々と患者さんが来てましたもんね。「体調崩してる人、多いんだなぁ〜」と改めて思いましたよ。
皆さんも、夏の疲れが出る頃ですから、体調管理には気を付けて頂ければ。

さて、一週間後の9/11にはもう投票日ですよ。
しかも、私が前回の更新(8/8)から一ヶ月近く間を開けた隙に、私に断りも無く自民党の造反議員達(の一部)がミニ政党を旗揚げしたりしちゃいましたね。まぁ勿論、今後同志が増えればミニ政党でなくなる訳ですが、『国民新党』にしろ『新党日本』にしろ、これから大所帯に変貌する可能性は殆ど無いでしょう。
所詮、無所属での立候補だと「小選挙区で負けても比例区で復活当選」という(←今の衆議院選挙の一番分かりにくい制度だと私は思うが...)可能性が自動的に無くなるから、それを嫌ってでっち上げただけの烏合の衆でしょ。
ミニ政党から出て首尾良く当選できた連中は、どうせ自民党への復党を模索するんでしょうね。小泉さんが総理総裁を務めてる間は無理でも、どのみち小泉さんは(最大でも)来年秋の総裁任期切れまで、と明言してる訳ですから。それまでの辛抱と割り切るんでしょうな。

ただ、私が改めて言うまでもない事ですが、「比例区で復活当選」を狙ったって、その政党がそれなりの得票率を挙げなきゃ比例区当選もクソも無い訳で。例えば、小林興起が選挙区で小池百合子に敗れても比例区で当選しようと思うなら、小林が比例名簿一位な上に新党日本が多少なりと得票率を稼がないと駄目な訳ですからね。小林興起個人の名前は、地元では少しは知られてるにしても、政党としては急ごしらえで知名度もない新党日本が、果たして得票率で2〜3%なんて、挙げられますかね?有権者が比例区に『新党日本』と書く?私は無理じゃないかと思いますよ。勿論、選挙はフタを開けてみないと分からないですけど。

しかし、それにしても。『国民新党』の親玉クラスが綿貫民輔とか亀井静香なのはまぁ分かり易いから許すとしても、『新党日本』の党首が田中康夫???でもって実質的な所属議員が小林興起とか青山丘???何じゃそりゃ、って感じやね。
何でも彼ら曰く、両党は兄弟党だが、『国民新党』は痴呆向けおっとしまった地方向け、『新党日本』は都会向け戦略で戦う党だ、と言っているようですが。訳分からんね。
都会向けだの田舎向けだの言ってる時点で、「全国レベルの党」にする気は毛頭無い、と言ってるようなもんでしょ。つまりは、今回の選挙の為だけのでっちあげ政党だ、と自認してるようなもんですわ。
まぁ潔いと言えば潔いけど。\(^o^)/

まぁそれはともかく。何れにしても自民党執行部が、郵政民営化法案造反議員の選挙区に「例外なく」対立候補を立ててくれたおかげで、今回の衆院選は近年になく面白くなってますよね(^^;。
こういった手法を「小泉流劇場型政治」だの「強権的独裁的手法」だのと言って、造反議員や野党のみならずマスコミの中にも批判する勢力が居るけど、それは違うんじゃないか。

造反議員達や野党は、自分らを正当化しなきゃならん立場だからともかくとしても、マスコミが何故批判するんでしょうね?

候補者を公認するもしないも総裁の権限な訳だから、その権限を範囲内で行使する事のどこが強権的で独裁的なのか?
また、小泉さんが言うまでもなく、ある有権者の選挙区に、与野党とも「郵政民営化法案反対」の立候補者しか居なかったら、有権者には選択肢が無くなってしまう、というのもその通り。だから「郵政民営化法案賛成」の候補者も擁立して有権者に選択してもらうのが民主政治の道理。かつ為政者側の義務
それに何より、この二十年ほどの間に投票率が危機的なまでに下がって来た事を考えれば、理由はどうあれ、投票率が上がるのは良い事です。

何と言っても、日本は国民主権の国家なんですからね。主権者たる国民の投票率が30%台じゃ、もはや国民主権なんて形骸化したと言わざるを得ませんよ。その状況から少しは回復させなきゃね。

現在の、「日本国籍を持つ20歳以上の全ての男女」に選挙投票権が与えられるようになった、いわゆる『普通選挙法』を得るまでに、先人達がどれほどの血と汗と涙を流したか、という事を考えれば、私には、選挙権を放棄するなんて事は元々考えられませんけれどね。
◎ 2005.09/04 -
極私的な事ですが。
昨日(9/3)、ウチの猫(♀。名前は『トラ』)が、死にました享年(たぶん)21歳(!)。人間でいうと100歳を軽く超える年齢でしょうか。驚くべき長寿だったと思います。
何はともあれ、合掌。<(_ _)>
(ちなみに、公共の斎場にて、火葬してもらいました。今は大体どの斎場でも動物葬もやってくれるんですね)

元々は、捨て猫と言うか、迷い猫でした。
1984年のたぶん春頃だったと思いますが、子猫が、(当時の)我が家の勝手口のほうに迷い込んできたんですよね。ニャーニャー鳴くので、お袋がエサを与えたらしいです。その後、親父も(←元々は犬はともかく猫は好きじゃなかったと思うのだが)「捨て猫の割には毛並みが良いし、何となく品がある。ウチで飼ってやるか?」って事になって、飼う事になった次第。
確かに、私も思ったのですが、毛の色つやもさる事ながら、立ち居振る舞いに、どこか気品の感じられる猫でした
尻尾を「ピン」と立てて、堂々と歩く姿は、決して大きい猫ではないけど、存在感がありました。我が家を訪れるお客さんなども、異口同音に言いましたね。

思えば、最初から最後まで、殆ど手のかからない猫でした
何しろ、病気らしい病気をした事が無い。動物病院に連れて行ったのは、どっかの猫に孕ませられて(^^;子猫を4匹生んでから、不妊手術を施す為に行った時。(1987年頃だったかな)
あと、野良猫と喧嘩してケガした時に、2度ほど、動物病院に連れて行ったかな。まぁその程度ですわ。
子猫の頃のトイレトレーニングもあっさり終えてますしね。
普段は朝昼夕のご飯の用意さえしておけば、あとは庭のどこかか隣の駐車場あたりで日向ぼっこしたり涼んだり勝手にしてるから、何もしてやる必要もない。
手間が掛からなさ過ぎて、本当に空気みたいな存在でした(^^;。(※目の前に現れると存在感バッチリでしたが)

ただ、この夏は、さすがに歳のせいかバテている感じがかなりあって、食は細くなりがちでした。21歳という驚異的な高齢を考えると、この年末まではもたないんじゃないかという予感は私にもありました。だから、この数年コイツの写真を撮ってないなぁ、最後に撮っておいてあげよう、と思っていた矢先だったので、残念です。

それでも、死んだ昨日にしても、朝のご飯と牛乳はちゃんと片付けていて、その後正午前に、隣の駐車場で死んでいるのが発見された次第で。(※駐車場と言っても、超狭い道に面した駐車場なので、車の出入りはとても少ない)
きっと、涼みに行ったものの、戻る体力もなくこときれてしまったんでしょう。
まぁいわゆる大往生ですね。

今朝、起きて行って冷蔵庫を開けた時に、猫のエサを探そうとして、ハッと我に返りました。「あぁ、そう言えばもうトラは居ないんだな」と。
改めて、合掌。

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