♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ)

◎ 2003.04/13 - 今日は統一地方選の第一弾と言われる投票日でした。わが愛知県も県議会議員選挙の投票日でありましたので、国民・県民としての権利行使の為に投票してきた訳ですが。

たまたま、今日は我が市の「春の山車祭り」の日(昨日と今日)とも重なっていたので、私が投票所へ行こうとした午後4時頃、丁度投票所へ向かう道(←我が家から投票所までの行き方として、その道は通らざるを得ない。迂回して行くとなると滅茶苦茶遠回りになる。)が「山車がもうじき通るから」と言って通行止めになっていました。已むなく迂回して、迂回したついでなのでパソコンショップへ行きプリンタを購入し(←つい最近プリンタが故障してしまったので)、更に喫茶店に寄って時間を潰して、通行止めが確実に解除されているであろう時間帯に、再度投票所へ向かいました。そうする事で、投票自体は無事済ます事ができましたが...

考えてみると、「投票所へ行く為の道」を(終日ではないにせよ)通行止めにするなんて、あからさまに投票行動の妨害活動ではないのか(怒)?てー事は憲法違反と考えざるを得ないのだが、如何に?
しかも、私が知る限りでは、午前と午後の結構長い時間(トータルで恐らく2時間以上)、いつも通行止めにしとるぞ、あの道。
たまたま投票日と祭りの日が重なっただけかも知らんが、もうちょっと考えたらどうだ?祭りの実行委員会とか称する人達よ?

そもそも、県政の今後を決める県議会議員の投票と、別に今日でなくても構わないはずの山車祭りと、どっちが大事なんだ?同列に並べるのも阿呆くさい位、前者のほうが大事だと思うのだが。まぁ尤も、そう思う人のほうが実は少なくて、祭りに命懸けてる人のほうが多いのかも知れんが?(^^;)
警察も、「投票行動の妨害」である道路の通行止めに協力してる訳だし、こりゃ何ともなりまへんな。(^^;)

投票行動がかくも軽んじられている訳で、これじゃぁ、日本の政治が良くなるはずもないですわね。
◎ 2003.04/30 - 昨日、みどりの日恒例の全日本柔道選手権井上康生が、先だって4/6の全日本体重別選手権100kg級で敗れた、宿敵・鈴木桂治に雪辱する形で、3連覇を達成しましたね。全日本3連覇以上は史上4人目だそうです。9連覇の山下泰裕、5連覇(計7回優勝)の小川直也、3連覇の篠原信一に次ぐ快挙という事ですね。

で、それはともかく、私が個人的に嬉しいのは、井上康生にしろ、或いはその井上に3年ぶりの黒星をつけた鈴木桂治にしろ、決して「デブ」体型でないという点なんですね。体重無差別で争う全日本選手権の優勝者は、ここ30年近く、殆どが最重量級(今で言う100kg超級)の人ばかりで、言っては悪いが見た目には「デブ」体型の人が大半でした。名前を挙げるのはアレですが(^^;)、上村春樹、遠藤純男、山下泰裕、正木嘉美、斎藤仁、等々ですね。(小川直也は体重こそ100kg超ですが彼は上背がある(190cm超)ので自然と体重も大きいだけなのでまぁ許すとしましょう。)
【2003.05/01追記:「デブ」という表現は差別用語だ何だと言われそうなので、「あんこ型」という表現に変えたほうが良いですかね(笑)←でも変える気は無し】

昭和40年代の半ば位までは、岡野功みたいに、70kg台の体重(古賀稔彦くらいの体重)ながら全日本で優勝する選手も居たのですが。やっぱり、今思えば良くも悪くも山下泰裕の存在があまりに大きかったですね。彼が、130kgを超える「デブだけど本当に強かっ」たもんだから、彼が引退してからもしばらくは「無差別で勝つには体重が無きゃやっぱり駄目」みたいな風潮がありましたもんね。

そういう風潮を、天才・井上康生やライバルの鈴木桂治が変えてくれたのが嬉しいですね。
勿論、柔道は格闘技、それも組み技系の格闘技ですから、ある程度体重が必要なのは当然。でも、必要以上に体重があっても自重を支えきれずに脆くなってしまうものだ、という逆の一面が、忘れ去られていたような気がします。実際、最近の選手は簡単に膝を痛めてしまって、その後の選手生活を苦しむケースが多いように思います。柔道に限りませんが。相撲なんかも明らかにそうですしね。

ボクシングの最重量級、ヘビー級は190ポンド以上ですから、約86kg以上という事です。日本人より平均体重の大きな米欧人が中心の、ボクシング・ヘビー級というジャンルですら、86kgが境界線になっている訳です。そういった事も考慮すると、鍛えて、無駄な肉を削ぎ落としている身体は、たとえ上背があっても100kg〜110kg程度には収まるものだと個人的には思っています。(異常なまでに上背があれば別。)それを超えたら、超えた分は贅肉と言わざるを得ません。(極論ですけど。)

そういう意味で、無駄に肉を付けず、それなりに絞った身体の選手が、柔道の無差別級で活躍できるようになってきたのは、選手の裾野もファンの裾野も広げる事になると思うので、良い事だと思っています。
◎ 2003.06/01 - いつのまにやら、もう6月になってしまいました。(^o^)

さて、昨日、元関脇・寺尾(現・錣山親方)の断髪式が両国国技館で行われましたね。(ちなみに、今日は貴乃花親方の断髪式があるそうです。)

断髪式の後、改めて整髪した姿をテレビで見ましたが、改めて思ったけど、寺尾(←この際、年寄名よりも現役時代のしこ名で呼ばせてもらいます)ってほんとに男前ですね。現役を退いてまだ1年にもならない力士で、あれほどネクタイ姿がサマになる人も少ないように思います。太ってて、首回りも太い普通の力士体型の人だと、ネクタイをするとどうしても「暑苦しい」という印象を与えますもんね。(^^;
話を元に戻しますと(^^;、寺尾は性格的にもとても優しい、思い遣りのある人ですしね。(相撲取りとしては)とても軽量の部類ながら、鍛え上げた筋肉質の身体で39歳まで現役を続け、丈夫で長持ち。まさに「気は優しくて力持ち」を地でいくような人です。格闘家の、一つの理想型ではありますね。

これからは実兄でもある井筒親方のもとで、後進の指導に当たるというか本腰を入れる事になるんでしょうが、僕としては、テレビでもラジオでも良いんですが、解説者もやってほしいんですよね。寺尾は、あの身体で長く関取(注:意外と知らない人が多いんですが、「関取」とは番付が十両以上の力士を言います)を務めただけあって、単なる筋肉馬鹿ではなく理論家でもありますし、また、話し方も結構上手、面白いですから、解説者などにも向いてると思うんですよ。NHKは、是非、解説者をお願いできないか、と打診してみるべきだと思いますね。
◎ 2003.06/01 - も一つ、格闘技ネタですみませんが。(^^;

全日本柔道連盟が、「プロ格闘家にも門戸を開放する事を検討」してるんですって。(今日の読売新聞(電子版)から)
つまり、「柔道以外のプロ選手との競技を禁じた現行の競技者規定の見直し」を検討しているとの事。
全柔連配下の、有力な強化選手の中に、「他の格闘技大会(←記事中では明言されてなかったが、多分PRIDEあたりでしょう)に出場したい」と言っている選手が少なからず居るらしく、それが今回の見直し論議のきっかけになっているようです。

ふ〜む、なるほど。さもありなん。まぁ、時代の流れから言えば、当然の動きでしょうかね。
例えば現行の規定のままだと、PRIDEシリーズ等で大活躍している吉田秀彦も、全柔連主催大会(全日本柔道選手権、ほかあらゆるメジャーな柔道大会)には、二度と出場できない訳ですしね。これは、柔道界にとってもむしろマイナス面のほうが大きい訳です。

吉田秀彦は、昨年夏のDynamite!であの『難攻不落』ホイス・グレーシーをあっさりと一蹴し、更にPRIDE23ではあの『喧嘩王』ドン・フライに、まさかのギブアップ勝ち。更に年末の『猪木祭』で『怪獣王子』佐竹雅昭を秒殺。「本物の柔道家はこの程度の事はできるのサ」と、改めて世の中に知らしめてくれた、柔道界にとっても功労者な訳ですからね。

思い起こせば、いっとき、グレーシー柔術なるものがブレークした頃(1990年代半ば)は、「旧態依然たる『柔道』よりも、色んな格闘技の要素を取り入れた『柔術』のほうが、より実戦的だし、強い。『柔道』は、日本では人気競技である事にあぐらをかいて、進化が止まっている」などと、まことしやかに言われたものです。私みたいに昔、柔道をやっていた者としては「柔道が柔術より弱いとは思えないが...」と内心思いつつも、全柔連に代表される体制が旧態依然なのは事実なので、世間の風評にあまり反発する事もできなかった訳でしてね。(^^;

吉田はそういう風評を吹っ飛ばしてくれた、大功労者です。相手がグレーシー柔術家(ホイス・グレーシー)であろうと、プロレスラー、或いはバーリ・トゥーダー(ドン・フライ)であろうと、K−1ファイター(佐竹雅明)であろうと、柔道家は充分勝負できるって事を満天下に知らしめてくれた彼の功績は大きいです。

思えば、永らく「他流試合厳禁!」だった極真空手も、90年代半ば頃から門戸開放しております。極真会の「全世界空手道オープン選手権大会」チャンピオン、フランシスコ・フィリオがK−1に出場するのに代表されるように、今は(善し悪しの問題でなく現実として)ボーダーレス、クロスオーバーの時代です。柔道界も、遅ればせながら、そういう潮流を無視できなくなってきた事に気付いた、って事なんでしょう。

話を元に戻すと、仮に規定が改正されて、プロ選手が全日本柔道選手権大会などに出られるようになれば、吉田秀彦もさることながら、あの小川直也もまた出場できるようになる訳ですよね。過去、計7回、全日本で優勝している小川が帰ってくれば(しかも今まだ35歳、現役のプロレスラー)、今のトップである井上康生なんかとの対戦もあり得る訳で、これはもう単純にわくわくしますね。\(^o^)/

ここは是非、全柔連の英断に期待したいものです。
◎ 2003.06/04 - 時間も無いし、私も激忙で疲れてる(^^;しで、簡潔にいきますが。

『銀髪鬼』とか『バンパイヤ』の異名で鳴らしたブレッド・ブラッシーが亡くなったんですね。米国時間の6月2日だそうです。1924年生まれの享年78歳と言われますが、一説には享年85歳とも言われているようです。
いずれにしても、合掌。<(_ _)>

力道山、馬場、猪木といった人達と闘った事のあるかつての名レスラーがまた一人この世を去った訳ですね。歳月を経れば当然の事とは言え、寂しいものです。

ブラッシーと言えば。トレードマークでもある噛みつき攻撃でグレート東郷を大流血させ、それをテレビ観戦していた日本全国の人達のうち、全国で3人ほどの老人がショック死した事件があって、社会問題になった事があると思います。尤も、この事件が起きた時(1961年頃?)、私は生まれていたかどうか微妙な位ですから、当然リアルタイムでこの事件を知っている訳では無いんですが。

確か、ブラッシーと同じ時期に来日した事のある正統派の超強豪、『ピュアな最強シュート』ディック・ハットンでしたかね。正統派レスラーとは対極にあるショーマンシップの権化のような、フレッド・ブラッシーについてどう思うか、と記者会見で訊かれた時に「いや、彼はプロフェッショナルに徹していて、あれはあれで良いんじゃないか。あのプロ意識には頭が下がるよ」と答えたのは。(←これは、何かの雑誌で読んだ私の記憶であって、くどいようですが私がその記者会見をリアルタイムで見た訳じゃぁないんですが。)

自分とは正反対のタイプを認めるハットンも立派ですが、認められるブラッシーも、やはり単なる反則専門屋ではないからこそであって、大したものだ、と思った事があります。

ブラッシーに限りませんが、昔のレスラーは、悪役、ヒールであっても、レスリング技術はきちんとしたものを持っている人が多くて、だからこそ奥が深くて試合が面白かったんですけどね。
最近はプロレスリング自体を余り見る機会が無いんですが、たまに日本の団体の試合を見ると、どうも昔なら「半ば練習生」みたいなレベルなのが、いっぱしのプロレスラーとして出場しているんじゃないか、と思ってしまうのは私だけでしょうか?インディー団体が増えたから仕方無いんでしょうか?(尤も、世界最大のプロレス団体、WWEだけは別で、あそこの一軍には全く「カス」が居ませんね。)

話が逸れましたね。(^^;
繰り返しになりますが、フレッド・ブラッシーのご冥福をお祈りします。

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