♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ)

◎ 2001.12/01 - このWEBページもまたぞろ例によってしばらく40日ほど更新してない間に、本日、平成13年12月1日、皇太子殿下に初子がお生まれになったそうで、おめでとうございます。
<(_ _)>

雅子様が女の子をご出産されたというニュースは、我が家の近くの戦闘いや銭湯(サウナ付き)でサウナに入ってる時に(^_^;)TVニュースで知りました。NHKでしたが、武田真一アナウンサーが慶事用の服装でしたので、特別番組であったと思います。
いやー、何のかんのちっても、天皇家のそれも長男に初子が生まれた、というおめでたい話題ですからねぇ。ここはまあサヨ系の人達もウヨ系の人達も素直に喜べば良いんじゃないですか?仮に普通の家庭だとしても、子供が生まれたならおめでたい事なんですから、ここは天皇制の是非とかの話とは別問題だと私は思いますし、素直に皇太子殿下には「おめでとうございます」と申し上げます

ただ、このおめでたいニュースではありますが、じゃぁ(一部の超楽観的アナリストが言うように)景気回復に一役買うか、なんて話になると、私は全然そうは思わないですね。別に天皇家の求心力がどうこうという話ではなく、端的に言えば今の不況はちょっとやそっとで回復に向かうような単純なものでないのは、誰の目にも明らかだと思いますね。まあ、その話題はここで述べると長くなりそうなので、また別の機会に。(^_^;)

◎ 2001.12/09 - 既に旧聞に属する話題ですが、12/5の野村沙知代容疑者の逮捕の話。5億7000万円の所得を申告しなかった脱税の容疑での逮捕になった訳ですが、個人としてはかなりな巨額脱税である事と、何よりやり方が悪質だとの事で、高齢(69歳)にも拘わらず早くも実刑判決を予想する向きもあるようです。まあ、実刑になろうが執行猶予が付こうが、彼女の社会的生命、ましてタレント(←まあこの人が「タレント」であったという表現には私もかなり抵抗がありますが。いわゆる普通のタレントに失礼ですよね。(^_^;))生命はもう終わりましたね。

まあ、野村沙知代容疑者なぞはっきり言ってどうでも良いんですが、残念なのは夫の野村克也氏が阪神の監督を辞任せざるを得なかった事ですね。いや、そりゃー立場上辞任するのは当たり前だとは思うんですけどね。プロ野球チームの監督という立場でありながら「女房に対する監督不行き届き」じゃぁ、洒落にもなりませんし。もし仮に来季も阪神監督を続行したとしたら、辛辣なヤジを浴びるのは火を見るより明らかですわね。\(^o^)/それに、私、個人的に余り野村監督、監督としての野村氏は好きでもありません。(選手としては別。)

にも拘わらず、何故残念かと言うと、野村克也の選手時代の実績を考えると、余りにも今回の球界の去り方が情けない形だったからに他なりません。(←事件の大きさと野村氏の年齢を考えれば、もう彼の現場復帰はあり得ないでしょう。)考えてもみて下さい。野村克也といえば、本塁打王8回(8年連続)、打点王6回(だったかな?)、首位打者1回、うち三冠王を1回取っている偉大な打者ですよ。しかも捕手という重責を担った肉体的にも非常にキツいポジションであった事を思えば、日本のプロ野球史上最高の捕手である事は明らか。記録面、タイトル歴から言えば、ほぼ同時代の王貞治(本塁打王15回(ひぇぇ〜)、打点王12回(だったかな?)、首位打者5回、うち三冠王2回)には及ばないものの、長嶋茂雄(本塁打王2回、打点王5回、首位打者6回)と同レベル或いは上と言っても差し支えないほどの名選手です。(勿論、長嶋は「記憶に残る」という点で図抜けた名選手には違いないですが、ここはあくまで記録面での比較。)通算安打数が張本勲に次いで歴代2位。通算本塁打数も王に次いで2位。通算打点も王に次いで2位。いやまことに、改めて名選手であった事を思い知ります。

奇しくも、今年は長嶋監督が「勇退」した年でもあります。(←勿論、長嶋ももう現場復帰はあり得ないでしょう。)選手或いは監督としてライバルだった野村と長嶋。そして同じ2001年に、ともに球界の現場レベルから去った両人。にも拘わらず、かたや多くの人から誠に惜しまれつつ去った人であるのに、かたや不本意ながら去らざるを得なかった人。かつて現役時代の野村氏は「ONは向日葵、わしは月見草」という名言を吐いたらしいですが、いみじくも、この2人(野村克也と長嶋茂雄)の、今季終了後の球界からの去り方は、さきの野村氏の名言の如く、2人の野球人生を究極的に象徴しているような気がしてなりません

◎ 2001.12/25 - クリスマスですね。でもイエス・キリスト生誕の地、ベツレヘム(現在はパレスチナ自治区)で毎年開かれるキリスト教会でのミサには、今年はPLOのアラファト議長が出席する事ができず(イスラエル政府軍によって阻止された)、まさに今の緊迫した中東情勢を象徴しているかのような雰囲気です。1990年代には、イスラエルとパレスチナの和平が少しは進展したかにも見えたんですが、それこそ70年代の第4次中東戦争の頃に時計の針が戻ってしまったような錯覚を覚えます

それはともかく、タリバン兵士達には「最後まで徹底抗戦だ。殉教した者はアラーの御許に帰る事ができる。死を恐れるな」とか呼びかけておきながら、裏では自分(とその側近)だけは生命の保証をしてもらえるように、カンダハル地元勢力に賄賂を渡すなどして裏交渉をしていた、とんでもないインチキ指導者、へたれの極みとも言うべきオマルはまだ逃走を続けてるんでしょうか、或いはもうどっかで爆死でもしてるんでしょうか。同じ事はビンラディンにも言えますが。あやつも、アルカイダ兵士にはオマルと同じ事を呼びかけていながら、自分だけは今も逃亡を続けていますからね。(米軍の空爆で既に死亡したという説もありますが。)詐欺師オマルにしろへたれビンラディンにしろ、既に爆死してくれてれば一番良いんですけどね。(但しその場合は、死体を見つけだして、「確かに死んだ」という事を全世界に知らしめる必要がありますわね。それがアメリカの唯一の義務。)

まあ、こういう事を書くと反論もあるでしょうね。(特に今回のテロ事件とそれに続く戦争を何が何でも「アメリカが悪い」と言いたい人達、それ故にタリバンやアルカイダといった反国際社会的存在を擁護したい人達からね。)曰く「一般兵士と最高指導者、最高幹部は立場が違うのだ。指導的立場の人間は簡単に死ぬ訳にいかないのだ」とかね。確かに、日本のような平和な国でならそういう事は言えますよ。「一般民衆と首相とでは立場が違う。首相はクビになれば責任を取った事にはならない」などと、言えると思います。だけど、建前上は「全員一丸となって闘う!」と言っている戦時中の社会で、一般兵士は死ぬべきだが(戦争をおっぱじめた)最高幹部達は一般兵士を犠牲にして逃走して良いのだ、という理屈は決して成り立たないはず。いやむしろ、責任ある立場なればこそ、最後は堂々と「確かにWTCに旅客機で突っ込ませたのは我々だ。これは我々の信仰と正義に基づくもので、アラーの思し召しである。」と主張して、首を刎ねられるべきだったと思いますね。そこまで堂々と主張すれば、善し悪しは別としても、こちらも少しは考えさせられる部分もあったと思うが。(東京裁判での東条英機のように、検察側を時にたじろがせるほどの迫力を以て主張すれば、最後は戦犯として処刑されるにしても、裁いた側にも何か考えさせるモノを残せたと思う。)ところが、実際にはあの無様なヘタレぶり、だもんねぇ。これじゃぁ、誰の同情も賛同も得る事はできないだろうね。それこそ、生活の為、生計を立てる為に、タリバン兵やアルカイダ兵になった一般兵士達が気の毒と言うしか無い。

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