♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ)

◎ 2001.01/04 - 3ヶ月以上更新してない間に世紀が変わってしまいました。(笑)ま、世紀が変わったからとて人間の営みに本質的な変化があろうはずもなく、今年も多分(私自身も、世間の皆さんも)笑ったり泣いたり怒ったりの繰り返しでしょう。それで良いのか悪いのかは別として、そういうもんですからな。←最近悟りを開いたかの如く妙に冷静なワタシ。(笑)何はともあれ、本年、及び本世紀も宜しくお願いします。

◎ 2001.04/29 - そうこう言ってるうちに今度は4ヶ月近く更新をサボッてしまいました。前回の更新が正月休みの時だったっちゅーのに、今回はGWじゃござんせんか(爆苦笑)。(今年になってから特に、新聞もろくに読めないほど超忙しモードだったもんで、WEBページ更新にちっともパワーを割けなくなってきました。)で、そんな間にいつの間にか「失言レストラン」森喜郎首相が退陣して、後継に「あっと驚く」小泉純一郎さんが就任したんですね。与党内、とりわけ自民党内から突き上げを食らって退陣せざるを得なくなった森さんも、最後の意地があったのか、ご自身は「退陣」という表現は最後まで使わなかったですねそう言えば(苦笑)。まあそんな事はどうでも良いとして、今回の小泉首相の誕生は、自民党にとっては夏の参院選に向けての起死回生を狙った奥の手を出してしまった感じですね。派閥の論理から言えば圧倒的優位に居た橋本龍太郎・元首相を地方選で大差で破って、総裁・総理に就任した小泉首相を盛り立ててもなお、参院選で勝てないようであれば、自民党はもう終わりですもんね。(今の自民党国会議員の中で、国民的人気が高いのは小泉純一郎、田中真紀子くらいですもんね。)それこそ、小泉さんがしばしば言っていたように「解党」って事になるんじゃないですか。尤も、参院選の勝敗ラインをどこに引くかは、かなり恣意的に決めれますけどね。今の与党3党で過半数を大きく割り込めば、間違いなく惨敗ですけど、「大きく割り込む」の定義の仕方が問題でしょうね。

◎ 2001.04/29 - 夏の参院選の事を書いてしまいましたが、それはともかく、私、個人的には小泉純一郎さんは政治家の中では好きな部類に入ります。多くの人が思うように、あの人の主張はハッキリしてて分かりやすいからです。彼は元々「郵政3事業を民営化すべきだ」とか「自衛隊が軍隊である事と集団的自衛権行使に関して憲法に明記すべきだ」とか主張してきてますし、事の是否は議論があるにしても主義主張が分かりやすいのは間違いない所ですからね。(田中真紀子さんは主義主張とは別の意味で口が達者で頭が切れる方なので、これも分かりやすいには違いない(笑)。)にしても、小泉さんの主張、特に郵政3事業の民営化なんてのは、郵政族議員が大きな力を持つ自民党にあっては、最も自民党らしくない主張であり、むしろ今の民主党や自由党に近い感じがするんですが、そういう人がずっと自民党の中に留まり続けてたのは、やはり何か自民党にはそれだけの魅力がまだあるんでしょうか。昔の自民党なら分からんではないですけどね。昔の自民党は、「これで同じ党?」と思うぐらい、派閥間で主義主張が違ってたし、逆に言えばそれだけ自由に発言も議論もできる党風があったはずですから、共産主義者や社会主義者以外は集まってきたのではないか(苦笑)と思いますが、今の自民党の体質を見ると、「執行部に楯突く奴は追放するぞ」の野中広務・前幹事長の発言に代表される大政翼賛会状態ですもんね。よくこんな締め付けの厳しい党に、小泉さんみたいな人が残ってたもんだと思います。まあ、この戦前戦中の如き時代錯誤の体質が、小泉首相によってどの程度変わるのか、或いは変わらないのか、これからしばらくを要チェックですね。

◎ 2001.05/28 - 昨日幕を閉じた大相撲夏場所。貴乃花が、14日目に負った右膝脱臼という重傷を乗り越えての劇的(奇跡的?)な優勝を果たし、感動した人も多かろうと思います。まあそれに水を差すつもりはありませんが、以下の文章は、昨日の貴乃花−武蔵丸の2番(本割と優勝決定戦)が、片八百長でなかった、つまり真剣勝負だったという事を前提に書かせてもらいますが、まず第一に、武蔵丸が気の毒でしたね。あんなやり難い状況で、しかも結果的に2番も取らなきゃならなかったんだから、本当に辛かったと言うか、はっきり言えば嫌だったでしょうね。しかもしかも、最後は貴乃花の劇的優勝の引き立て役ですもんね。も、やりたないわ、って感じだったんじゃないでしょうか。(^_^;)
もう一つ、実はこっちのほうがこのヨタ話の本題(笑)なんですが、小泉首相です。昨日の千秋楽、首相自身が両国国技館に来て観戦してましたね。確かに相撲は位置づけとして国技ですから、優勝者には天皇賜杯や内閣総理大臣杯が渡されたりもするんですが、聞くところによると、今まで、天皇はともかく、内閣総理大臣がじきじきに大相撲を観戦しに来た事は無いそうです。勿論、お馴染みの内閣総理大臣杯を渡す場面も、過去は全て首相の代理の人が努めていた訳です。(そらそーやわな。)という事からすれば、小泉首相は、史上初の総理御前相撲(←こんな言葉は無い?)に於いて、相撲史にあっても稀に見る感動的な優勝場面に出くわし、表彰式では自ら表彰状を読み上げ、「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!おめでとう(ありがとう?)!」のアドリブ付きで内閣総理大臣杯を手渡し、大歓声、大拍手を浴びる事になった訳ですよね。
これって、考えてみると、凄い強運です。普通に考えれば、貴乃花があっさり優勝を決めてた流れでしたからね。そうなれば、小泉首相が自ら(首相として史上初めて)総理大臣杯を手渡したとしても、それだけの事でしたもの。せいぜい、「ああ、小泉さんてやっぱり結構気さくな人なんだな」という印象を与えた程度だったでしょう。(普通それで十二分ですが。)ところが、思わぬ展開になったお陰で、貴乃花に対する国民の声援が、小泉さんにも(かなり好印象として)結果的に与えられましたもんね。(表彰式でのアドリブが良かったから。)やっぱり、そう考えると、小泉さんは今は凄い強運の持ち主、時流の勢いに乗ってるね、って感じがしますね。よく言われる事ですが、運勢ばかりは、自分の能力や努力だけでどうなるもんでもないですからね。いつまでかはともかく、少なくとも今は、小泉首相は(天命として)必要とされているのかも知れません。そうなると痛いのは民主党を中心とする野党ですわね。小渕さんや森さんが首相の頃に、(あちらから勝手に)これでもかとばかりに失政ネタをもらっていながら、攻め切れなかったんですもんね。小泉首相になってから、自民党の支持率は急回復してますし、これで、今夏の参院選(衆議院との同日選挙になるという噂も)は、小泉人気に乗って与党側の圧勝でしょうね。与党3党で過半数は確実にクリアでしょう。そうなると野党、本当情けない限りですわ。私、心情的には民主党を支持したいんですが、こうも攻めの下手な、戦略的に駄目な政党となると、ちょっと嫌気が差してきますね(苦笑)。

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