♪過去の雑談♪(単なるゴミ箱ですσ(^o^ゞ)
◎ 2000.04/04 - 小渕首相が脳梗塞→脳出血で重体というのも由々しき事態ではありますが、この状況になって自民党内に「サミット前の解散・総選挙」論が浮上してきたのは、ハッキリ言って非常にイヤラシイね。丁度20年前、1980年夏の衆参同時選挙の時、大平正芳首相の急死が、「過半数割れの危機」だった自民党を救ったのを、自民党の幹部連中は思い出したんでしょうかね。あの時の再現を狙ってるとしか思えないですもん。あの時は、解散して全国遊説に出た大平さんが倒れて入院、投票日直前に死去した事から、浮動票がことごとく「同情票」になって、結果的に自民党圧勝だったのを、ハッキリ覚えてます。（何しろ、あの年に私は選挙権を得たばかりでしたから。ああ年齢がバレてしまった。（苦笑）←ってアンタ、プロフィールで堂々と生年月日載せてますがな（爆笑））今回も、自民党を取り巻く状況はちょっと似てますよね。赤字国債を100兆円以上も発行してまでの景気対策も特に効果無し（←そりゃそうでしょ、「景気浮揚政策」のベクトルが基本的に間違ってるもん。ここでは詳しく書かないけど。）でむしろ失業率は上がり、赤字国債のツケは全て将来の国民にツケ回し、財政再建なんて夢の夢、行政改革も入れ物だけ作り直して実を伴った内容が全く無く、一方で盗聴法なんて悪法を通し、一連の警察不祥事や農水省汚職やらの官僚腐敗の再発防止に関しても未だ抜本的な対策を打てず（＝打つ気もない？）、ときては、今の政府は無能無策だと言って、今の連立与党体制に批判的な人が多いのも当然。このまま解散・総選挙になれば自民党単独はおろか、今の与党３党でも過半数いけるかどうか、危ないところでしょ。だから、「小渕君、死して我が党を救ってくれ」と願ってる自民党関係者は凄く多いでしょうね。（鬼やなほんま。）その為にも、「同情票」をかき集めれるうちに選挙やりたいから、以前はあれほど沖縄サミットを成功させる義務がある、それまでは解散は無いと言い張って野党の解散要求を突っぱねてきた自民党が急に、サミット前の解散を言い出したんだもんね。あきれてものが言えまへん。あ、あと一応書いておきますと、私、小渕首相の人柄は、伝え聞くところによれば決して嫌いではないですよ。ただ、その個人としての人柄と、政治家・公人としての能力や実績に対する評価は全く別物だということです。
◎ 2000.05/11 - いや〜まあやっとと言えばやっとかな、足裏拝んで最高だった元教祖が捕まりましたね。（笑）かなり前から「逮捕は時間の問題」と言われてた割に、時間かかりましたね。これがいわゆる「宗教法人の壁」ってやつですか。でもまあ警察は頑張ったと言えるんじゃないですかね。不祥事続きの警察ですが、今回は認めてあげないといかんでしょうな。今にして思えば、やっぱり５年前のオウムの地下鉄サリン事件が、「宗教はアンタッチャブル」という暗黙の了解を破るきっかけになったように思えます。まあ考えてみれば、「宗教法人」の認証を受けさえすればあとは何でもやりたい放題ってのがまかり通ってたのは、日本ぐらいだもんね。「信教の自由を保障する」のは今や民主国家ならどこでも当然の事として受けとめられますけど、これは元々中世の欧州で魔女裁判やら狼男裁判やらといった、異教徒（＝非キリスト教徒）に対する行きすぎた迫害（特に権力側による）に対する反省から生まれた考え方ですからね。異教徒と言えどもそれだけの理由で迫害や排斥をしてはイケナイ、異教徒とも共存していかねばこれからはイケナイ、という当時の（今でもだが）切実な社会状況が根底にあっての「信教の自由（＝国家権力は個人の信ずる宗教に関して強制はしない）」である訳です。翻って日本は元々無宗教の社会（一応仏教国にカウントされるけど、本当の仏教徒がどれだけいますか？）であり、宗教に対する良くも悪くも免疫が無いから、敗戦後に憲法に規定された「信教の自由」という部分、ここだけが一人歩き（というより暴走）しちゃった感じが強いですね。つまり宗教を名乗りさえすれば何をやっても許される、捕まらない、みたいなね。勿論本来はそんな意味じゃないのは明らかであって、宗教であっても法律や社会通念に反しておればそれは裁かれますよ、という当然の話ですね。まあこれで宗教法人と言えども無茶なことをやれば裁かれるよ、という土台ができたのは良い事なので、あとは、現在政権与党側に居座ってる某宗教団体がやっぱり何か悪さをやった時に、きちんと警察・検察が機能できるか、そこだけが気がかりですね。官憲なんて所詮権力の犬だからなぁ。。余り期待できんね。やっぱ、政権から引きずり降ろすしかないと思いますね。
◎ 2000.05/11 - それにしてもＧＷ中に起きた17歳の２つの事件。一つは愛知県、もう一つは佐賀県の17歳が起こした事件だけど、どっちも死人が出てるから笑い事じゃないね。（バスジャックに関しては、わし、死人が出てなきゃお笑いネタにするつもりだったんだけど。）しかも殺されたのはどちらも60代の女性。まあいずれも犯人とは一面識もない人な訳で、お気の毒としか言いようが無いですね。こういう事件はある意味ウィルス的なところがあって、同じような時期に全国的（或いは全世界的）に頻発する可能性もある（こういうのをシンクロニシティとか言ったように思いますが）んで、当分はちょっと注意が必要かな。（←注意がって、どう注意すりゃ良いのさ、って言われてもよー分からんですが。（苦笑））それにしても愛知県、最近とみに凶悪な未成年犯罪が多いね。今回の豊川市の主婦刺殺事件もそう、３月に発覚した名古屋市・扇台中学の連中による5400万円恐喝事件もそう、去年の話になるけど、西尾市の女子高生ストーカー殺人事件もそう。どれもこれも人を殺すのに何の躊躇いもないところが恐ろしい。5400万円恐喝事件にしても、結果的に死人は出てないが、実は犯人グループは被害者少年を口封じに殺害することも話し合ったってんだから、実質殺人に近い訳だしね。少年法の改正云々はこの雑談部屋では書きませんが、どうしてこういう子供達が現れるようになったのかは真剣に考えなきゃいかんでしょうね。特に子を持つ親は。ぼくの友達や親類には教師やってるのも多いんで、今回の事件の事なんかもメールやらで意見交わしたりしてるけど、おおかた意見として一致するのは、「父親に威厳・迫力が無くなった頃から、親の責任感も薄くなってきた。父親の存在感を回復しなきゃ。」「今の親は学校に責任転嫁しすぎ。躾というものは、学校でもやれることはやるが、まずは家庭で行うべき事。」「教師の質が落ちた、とか言ってマスコミは騒ぐが、親の質が落ちた事実は何故取り上げない？チンピラ高校生の親は大概チンピラだという事実を、一回取材に来い！」といったところですかね。まあ教師側の意見ばっかりなんで、話半分で聞く必要はあるだろうが、ぼくも大抵の部分に賛成できますもん。
◎ 2000.05/24（2000.06/19補足加筆） - まぁあちこちで議論を巻き起こしてる森首相の「天皇中心の神の国」発言なんですが、この人本当に自分の立場というものを弁えてないと言うか、ハッキリ言えば単なる阿呆ですね。（笑）自民党の幹部連中どもも、必死でかばいだてしてはいますが、本音を言えば「軽率な失言ばっかしやがって、阿呆たれが。何で俺があんな馬鹿の尻拭いせにゃならんのだくそったれ」とか思ってる人も以外と多いのではないですかね。（特に加藤派とか山崎派なんかの非主流派。）まあそれにしても、モリ君以外にも、つい先頃中山建設相が吉野川可動堰問題での住民側との話し合いに関して「逮捕歴のある人と話し合う気はない（注）」とか発言して批判されてますし、全くこいつらの不見識は何とかならんですかね。と言うか選挙でこういうクサレ外道どもを軒並み落選させてしまえば良いだけの話なんですが。日本でも今落選運動が行われてます（URLはこちらとかこちらなど）が、ここにリストアップされてる連中（のうち引退表明した人を除いて）は「選挙妨害だ」とかほざいてるみたいです。何を言ってんだか、てめーらこそ日本社会に寄生虫の如く巣くい、国家社会の「改革妨害」してるＡ級戦犯じゃねーか。人に言われる前にさっさと引退しろ！って言いたいね。まあそれにしても、小渕さんが投票日までまだかなりある時期に死んでしまったんで、同情票をかき集める作戦もあまり効かないでしょうね。（日本人は冷めやすいからさぁ。（苦笑））せめて死ぬなら投票日の１週間前にしてほしかった、と多くの自民党関係者は思ってる事でしょう。（2000.06/19補足 - 投票日の10日ほど前に皇太后が逝去しましたし、約１週間前の本日（6/19）、竹下元首相も死去しましたが、こんなもん、自民党の得票増に殆ど結びつかないでしょうしね。（笑）少なくとも全国レベルでは。）
（注）住民代表の中に、かつての安保闘争の頃に警官隊と衝突して公務執行妨害で逮捕された経歴のある人が居る事を指して言った発言らしいんですが、何を言ってんだかこのバカオヤジは。60年安保や70年安保の頃に学生だった（またはそれに近い）人たちの中には逮捕されたことのある人なんか凄く沢山居る訳だし、国会議員の中にも結構居るらしいじゃないの。（多分主に共産系や社民系に多いんでしょうが。）それに逮捕歴云々を言うなら、現首相のモリ君なんか、早稲田の学生だったときに「赤線一斉摘発」で逮捕されたことがあるそうじゃないですか。（要は今で言う「淫行条例違反」での逮捕みたいなもんですわね。同じ逮捕歴でも、こっちのほうがよっぽど恥ずかしい逮捕歴なんじゃないのか。（爆笑））その意味から考えれば、ナカヤマ君は上司であるモリ君と「話をする価値がない、話をする必要もない」という事を言っておられる訳ですね。（爆笑）うん、それはそれで正しい見識だとは思うよ。