城館日記

2002年


4月

24日 水曜日

午前1時41分 まだ生きてます

 実は、こっそりと FreeBSD によるウェブサーバを立ち上げています。アドレスは全然公開していないのでアクセスログは自分だけかと思いきや、CodeRed かその亜種と思われるアクセスが殺到しています。サーバを外部にさらすようになってからどうも通信速度が遅いと思ってエラーログを調べてみると、IIS サーバに対する攻撃ばかりが並んでいました。とりあえずルーターのフィルター機能を使ってブロックしてみたところ、以前のような軽さが戻りました。とりあえずウイルスにやられていると思われるサーバの IP アドレスをリストアップします。ここにあるサーバの管理をしている方、急いでパッチを当てたりアンチウイルスソフトのインストールをしてください。迷惑をこうむっている人は他にもいると思います。

  • 61.189.144.60
  • 61.27.95.194
  • 61.37.123.171
  • 61.156.248.75
  • 61.79.109.243
  • 61.186.206.6
  • 61.76.62.224
  • 61.171.87.227
  • 61.170.129.158
  • 61.180.72.34

21日 日曜日

午前4時47分 作業続行中(リアルタイム)

 比較的順調に作業を続行しています。Emacs の環境も大分整い、やっと本来の目的であるウェブサーバ関係の構築に取り掛かりました。散々苦戦した挙句、オリジナルのソースアーカイブを取ってきてコンパイルとインストールを自力で行う羽目になった MySQL もあっさり成功です。インストール直後にログインしようとしたらエラーが出ましたが、単にサーバが起動していないだけでした。前回もこれが原因だったのかもしれません。もっと早く気が付いていれば、あんなに苦労することはなかったのかもしれません。まあ、いい経験にはなりましたが。

 さて、packages で楽にインストールできるのはここまでです。メンテナンスをブラウザからするためのツールの導入です。システム全体用に Webmin を、MySQL 用に phpMyAdmin をインストールするのですが、Webmin は packages がまだ用意されていませんし、phpMyAdmin のほうは古くて日本語表示できないらしいのです。両方とも、ダウンロードして解凍してインストールと言う作業が必要になります。作業自体は別にどうでもいいのですが、いざと言うときのためにアーカイブを残しておくために空き容量が減ってしまうのと、小さなファイルが多いので処理に時間がかかるのです。何度もやっているとさすがに嫌になります。

 愚痴になってますね。使えるだけでもありがたいですから、感謝しつつ作業することにします。Webmin のダウンロードがもう一息です。

 両方のダウンロードが終了しました。インストールに取り掛かりたいところですが、夜が明けそうなので寝るとします。続きはまた明日。


20日 土曜日

午後7時53分 Emacs も起動

 無事起動しました。一緒にインストールした、Canna で日本語が入力できるようになる yc.el も使えています。PHP の入力支援ツールである php-mode.el も追加してみようと思います。

 というわけで、Emacs が起動できない場合は、X Window System が使える環境が必要であると考えたほうがよさそうです。コンソールでしか使わないのに必要だとは、知らなければなかなか思いつかないです。

午後6時51分 XFree86 起動

 散々やってもうまくいかず、やけになってまたもや追加インストールしてしまいました。とりあえず X ユーザを選択しておき、一旦上のメニューに戻ってからカスタムで余分なものを削っていきました。インストールが終わって再びやってみると、何のエラーもなく起動に成功しました。

 もしかすると、日本語フォントか開発者用ライブラリが必要だったのかもしれません。メニューからのインストールなので、繋がりが良くわかりません。知識のある人はこういうときはソースを見て調べてしまうのかもしれませんが、私にはまだ無理です。半端な知識でやってると、色々悩みます。カスタムインストールで確実に動く環境を一発で作れないうちはまだまだですね。

 で、XFree86 が起動したので、改めて Emacs に挑戦です。あ、ちょうどダウンロードが終わったようです。インストールしてる音がします。さて、どうなるか。

午前5時11分 Emacs への夢

 再インストールついでに、テキストエディタを Mule から Emacs20 に変更することを思いつきました。Mule は Emacs19 を多言語対応させたものなので、基本的にはそんなに違いはありません。しかし、元の Emacs はしばらく前に 21 が出ましたし、多言語対応も取り込まれました。また、次第に互換性がなくなってきているため、Emacs-lisp によるユーティリティなどの動作対応から Mule が外されてきています。実際、いくつか使えなくて諦めたものがあります。

 比較的大丈夫であろう packages でのインストールを行いました。しかも、必要なものがあれば一緒にインストールしてくれると言うありがたい機能を持つ、/stand/sysinstall を使いました。まず失敗はないだろうと思っていました。ところが、いざ実行してみようとすると動いてくれません。/usr/libexec/ld-elf.so.1: Shared object "libXaw.so.6" not found とメッセージが出るだけで起動しません。検索してみると、結構多い症状のようで、悩んだ人は多くいたようです。解決した人はほとんどいないようで、私も結局その中に入ることになりました。Mule にあと戻りです。

 あ、X window system の XFree86 が起動しません。何か関連があるのかもしれませんので、もう少し突き詰めてみたいと思います。


19日 金曜日

午後7時58分 へこんだ話

 FreeBSD(98) にも大分慣れてきたので、思い切って再インストールをしました。まったく不要だったものをインストールしないようにしたら、空き容量が 40MB も増加。喜びつつバックアップしておいたファイルを戻すべく FD をマウント。

 エラーが出ました。間違いがないか注意しながらもう一度。

 またエラーです。原因不明です。何度やってもエラーが出て認識してくれません。これが読めないとバックアップが消えてしまうので焦りつつ何度もやってみましたがやはり駄目です。念のため別のディスクでやってみるとうまくいきます。

 ここでよくよく思い出してみると、バックアップするときに本来とは違うファイル形式で書き込んでしまった可能性があることに気が付きました。もともと OpenBSD のインストールディスクとしてフォーマットしたので、ファイル形式は当然 FAT ではありません。しかし、ファイル形式を指定するところで msdos とした気がします。ということは、全然違う形式に FAT で書き込んでしまったということに。バックアップはなかったことになり、久しぶりにへこんだ気分を味わうことになりました。

 と、ここで終わる予定だったのですが、諦めて忘れてた再起動をすると起動しません。上のほうに緑のブロックが並び、起動が途中で止まっています。足りないファイルがあったのかと思い追加インストールをしたのですが、それを中断してしまったのが悪かったようです。ファイルの書き込み途中ではなかったとはいえ油断してました。中断してはいけなかったようです。変なメッセージも出てましたし・・・。

 というわけで、今また再インストールしています。実は昨日やったばかりだったりします。さらにへこみました。次は潰れるかも・・・・。


9日 火曜日

午前2時18分 コーディングスタイル

 FreeBSD を再開したので、昔買っていた *BSD(FreeBSD・OpenBSD・NetBSD などの、BSD から派生した OS をこう書くらしいです)の雑誌を読み返しているのですが、時々見慣れないコーディングスタイルのサンプルコードを見かけます。


int
func(foo, bar)
    int foo;
    char bar;
{
    略
}

 わからなかったのは3・4行目です。関数 func の引数の型をあとから指定していますし、その位置も妙です。数日間悩んでいたのですが、別のことを調べていたときに偶然情報を見つけました。しかもまったく同じ疑問に対する回答です。

 回答によると、これは ANSI C 以前の書き方で、型の指定が当時できなかったためにこのようになったそうです。ということは、この形式で書いてあるコードは相当古いか、書いた人が古いスタイルをやめられないのでしょうか。

午前1時49分 地球は狂ってる

 このごろ平均気温がやたらに高いです。昼間になると平然と25度を超えてます。つまり夏日なわけで、4月なのに夏です。今もパソコンを使っている性もあって暑く、窓全開です。ストーブをしまって扇風機を出しちゃいました。

 逆に、朝起きたら銀世界だったと言う噂もあったりして、何だかわけがわかりません。年々気温が上昇しているような気がするのですが、これが温暖化というものなのでしょうか。少なくともまともではないです。


8日 月曜日

午後7時3分 感謝

 リンク集を星界関係とその他に分け、新たにオンラインソフトという分類を追加しました。単に自分のパソコン以外からでも使えるようにしたかったと言うのがきっかけなのですが、思ったよりもたくさん使っていることが判明しました。作者の方々に感謝。